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絶景・温泉・グルメも!本州最北の「下北半島」の見所まとめ

2021-08-03

本州最北の地「下北半島」。マグロで有名な大間崎や、全国的に有名な山岳霊場・恐山を有し、独特の風情を持っています。また山と海に囲まれ、雄大な景色が多く、半島のいたるところで温泉が湧き出ているのも魅力です。今回は、そんな下北半島で、外せない見所をまとめてご紹介!メジャーからマイナーまで見所が盛り沢山なので、ぜひレンタカーを借りるなどして1泊2日以上で巡ってみてください!

海から山まで!下北半島の「絶景」に浸ろう

写真:土庄 雄平

下北半島へ足を運ぶ際、まず見逃せないのが、この地ならではの絶景。海から山まで、手つかずの自然が残る下北半島では、とてもユニークな風景が点在しています。
例えば、最東端に当たる「尻屋崎」。海が囲う雄大な草原で、悠々自適に暮らす寒立馬の姿が見られます。寒い冬でも乗り越えてしまう持久力から、このように名付けられました。
<尻屋崎の基本情報>
住所:青森県下北郡東通村大字尻屋八峠
アクセス:むつ市街から車で1時間

写真:土庄 雄平

また西の沿岸に位置する「仏ヶ浦」も、下北半島の象徴的な自然景観の一つ。風雨や荒々しい波によって侵食された奇岩は迫力があり、その周囲は宝石のような透明度の高い海で満たされています。
実際に極楽浄土に例えられているのも納得できるような、どこか違う世界を思わせてくれるでしょう。
<仏ヶ浦の基本情報>
住所:青森県佐井村大字長後縫道石地内
電話番号:0175-38-2244(仏ヶ浦海上観光)
アクセス:大間から佐井港まで車で30分、佐井港から仏ヶ浦遊覧船で40分
※仏ヶ浦遊覧船のネット予約は関連MEMOをご参照。電話予約も可

写真:土庄 雄平

最後に、欠かせないのが「恐山」。これは正式には、山の名前であり、カルデラ湖である宇曽利山湖畔に存在する、日本三大霊場の一つ恐山菩提寺を指すことが多いです。
火山が作り出す荒涼な世界と、神聖でどこか寂しげな情緒。境内の各所に置かれた風車飾りが印象的です。
<恐山菩提寺の基本情報>
住所:青森県むつ市田名部宇曽利山3-2
拝観時間:6時〜18時
入山料:高校生以上 500円 小・中学生 200円
電話番号:0175-22-3825
アクセス:むつ市街から車で約30分

あちらこちらに秘湯!旅の疲れをお湯で癒す

写真:土庄 雄平

前段でも述べたように、随所に温泉の湧く下北半島。実は、恐山菩提寺の境内の中にも、無料で入れる温泉があります。中でも、イチオシなのが「花染の湯」。
境内の外れにあり、お客さんが少ないため、お湯を満喫できます。泉質は少し白濁した硫黄泉。つるつるとして気持ちが良いです。立地も相まって、心からパワーチャージした気分になるはず!
<花染の湯の基本情報>
住所:青森県むつ市田名部
拝観時間:6時〜18時
入山料:高校生以上 500円 小・中学生 200円
電話番号:0175-22-3825
アクセス:恐山菩提寺の境内

写真:土庄 雄平

また恐山から車で30分ほど、下北半島の奥地にある薬研(やげん)温泉。中でも、「夫婦かっぱの湯」は、最高の露天風呂になっています。
コンコンと湧いてくるヒスイ色をしたお湯と、緑美しい渓流の風景。都会の喧騒を忘れさせてくれる素晴らしい時間です。なお、夏にはアブが多いのでご注意を!
<奥薬研温泉夫婦かっぱの湯の基本情報>
住所:青森県むつ市大畑町赤滝山国有林1
営業時間:9時〜17時(5〜8月は18時まで)
定休日:12月29日〜1月3日、1月〜4月末までの毎週火曜
料金:230円
アクセス:むつ市街から車で約1時間

写真:土庄 雄平

そして最後は、知る人ぞ知る「桑畑温泉 湯ん湯ん」。むつから大間へ向かう道の途中、高台に位置しています。そのため、露天風呂からはこのオーシャンビュー!
津軽海峡越しに、北海道南部の函館・恵山の山並みを望むことができます。お湯は少し暑いですが、この開放感も相まって気持ちよさ倍増です。
<桑原温泉 湯ん湯んの基本情報>
住所:青森県下北郡風間浦村大字易国間湯ノ上1-1
営業:11時〜19時30分
定休日:水曜休み(祝日の場合は翌日)
電話番号:0175-32-6045
料金:400円
アクセス:大間から車で15分
※11月下旬〜4月上旬は露天無し

どこを走っても絵になる。「絶景道」を走り尽くそう

写真:土庄 雄平

鉄道もむつ市街までしか走っておらず、陸の孤島と言える「下北半島」。車での移動が多くなると思いますが、その道中ではぜひ、道の風景を楽しんでみてください。
まず一番定番なのが、国道279号線「むつはまなすライン」。むつ市大畑から大間までの約25kmは、津軽海峡を見渡す気持ちの良いシーサイドロードです。吸い込まれるような青さにきっと目を奪われるはず!
<むつはまなすライン>
住所:青森県むつ市市本〜下北郡大間町細間 国道279号線
アクセス:むつ市街からすぐ、大間からすぐ

写真:土庄 雄平

前段で紹介した「尻屋崎」にも、実は絶景道として名高い道があります。それが「尻屋崎道路」です。区間はとても短いですが、どこか最果て感があり、極上の直線道路がポイント!
冬に寒立馬が放牧される場所=アタカの岬は、どこか馬が横たわっているようにも見えます。青空と海がとにかく気持ちいい道路です。
<尻屋崎道路の基本情報>
住所:青森県下北郡東通村大字尻屋八峠
アクセス:むつ市街から車で1時間

写真:土庄 雄平

むつ市街から半島の西側を回って大間に接続する国道338号線。この道は通称「海峡ライン」と呼ばれ、仏ヶ浦の裏手を走る断崖区間が有名です。
しかし、あえてオススメしたいのは、見過ごされがちな南側の平坦区間。ゆったりとした海辺の道では、磯の香りが鼻を満たし、爽やかな風を感じられます。特に何かあるわけではないものの、素朴な情緒がたまりません。
<海峡ラインの基本情報>
住所:青森県むつ市市本〜下北郡大間町大間
アクセス:むつ市街からすぐ、大間からすぐ

マグロだけじゃない!個性的な下北半島グルメ

写真:土庄 雄平

下北半島を訪れたからには、グルメも見逃せません!王道はやはり、津軽海峡で水揚げされた本マグロ料理。大間周辺の民宿やお食事処でいただけます。
中でもオススメしたいのが「マリンハウスくどう」。宿泊者の夕食は、これでもか!というほどボリュームのある海鮮三昧となっています。筋のない赤身の綺麗な本マグロは、口の中でとろける絶品です。
<マリンハウスくどうの基本情報>
住所:青森県下北郡大間町大字大間字大間平17-736
営業時間:17時30分〜20分(宿泊のチェックインは16時〜)
電話番号:0175-37-2479
アクセス:むつ市街から車で約2時間

写真:土庄 雄平

それ以外に、知る人ぞ知る下北半島グルメが、むつ市街「美味蛮小屋」の「アランドロンカレー」です。圧巻のビジュアルの正体は、チーズ入りの特大ハンバーグ!
肉汁とともに溶け出したチーズをカレーに絡め、ハンバーグとともに大きな一口でいただけば、濃厚な旨みがたっぷり感じられます。地元民も行きつけの老舗の名物メニューです。
<美味蛮小屋の基本情報>
住所:青森県むつ市大湊新町16-2
営業時間:10時〜20時
定休日:火曜日
電話番号:0175-29-3347
アクセス:大湊駅より徒歩約3分

写真:土庄 雄平

最後は、下北半島の南側に位置する「磯っ子食堂」。一見、民家にも見えるお店で、昔ながらのラーメンを味わえます。ラーメンを提供する食堂が多いのも、青森県の特徴です。
いろんなラーメンがありますが、オススメは野菜たっぷりの味噌!炒めた野菜も香ばしく、スープによく合い、なんだかホッとする味です。ラーメンマニアには、焼き干しの醤油系も気になるのではないでしょうか?
<磯っ子食堂の基本情報>
住所:青森県むつ市脇野沢小沢18
営業時間:11時〜18時30分
定休日:日曜日
電話番号:0175-44-3430
アクセス:むつ市街から車で約45分

個性豊かな「下北半島」を楽しみ尽くす!

自然から歴史、温泉からグルメまで魅力の多い、本州最北端の地。今回はそんな「下北半島」の見所について、まとめて紹介しました。
一言で言えば、どこか北海道のようで、でもやっぱり東北。この間をとってくるような世界観が、多くの旅人の心を惹きつけています。
遠いですが、行った分だけ、必ず素晴らしい時間が待っている。そんな「下北半島」へぜひ足を運んでみませんか?
2021年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
尻屋崎(外部リンク)
https://www.aptinet.jp/Detail_display_00000049.html
仏ヶ浦の遊覧船(外部リンク)
https://hotokegaura.jp/
霊場恐山菩提寺(外部リンク)
https://osorezan.or.jp/?page_id=48
美味蛮小屋(外部リンク)
https://www.facebook.com/umagoyaban
マリンハウスくどう(外部リンク)
https://marinetest2479.wixsite.com/marinehousekudou

【トラベルjp・ナビゲーター】
土庄 雄平

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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