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北伊のクールマイヨール「ホテル・クルー」滞在でアクティブに!

2021-08-05

ヨーロッパ最高峰のモンブラン南東麓にあるクールマイヨールは、伊アルプス有数の山岳リゾート地。冬はスキー、夏は登山や避暑で人気が高く、アルプスらしい建物が建ち並び、雄大な山並みを背景にリラックスできる空気で包まれています。
この地方の中心となるバスターミナルの裏手に位置する「ホテル・クルー」は、客室や朝食ルームからモンブランの雄姿を見ながら居心地よく過ごせ、バスでのお出かけにも最高の立地です。

山岳風景の素晴らしいクールマイヨールの町並み

写真:Hiroko Oji

北イタリアのヴァッレ・ダオスタ州にある山岳リゾート地「クールマイヨール」は、ヨーロッパ最高峰モンブランの南東麓にあり、冬はスキー、夏は登山や避暑を楽しむ人々で賑わう町です。青空の下、町を取り囲むゴツゴツした岩山と岩肌に残る雪の眩しい眺望が心を弾ませてくれます。

写真:Hiroko Oji

この町にはスイス・ジュネーヴやイタリア・ヴェネチアやアオスタなどからのバスが発着するバスターミナルがあり、近隣のヴェニ谷やフェレ谷、ラ・トゥイールなどへも路線バスが出ています。
バスターミナルの建物内には観光案内所、無料トイレ、売店、チケット売り場などが入っています。バスチケットはここで購入しておくのがベターですが、時間がない場合は、直接運転手さんからも購入可能です。

写真:Hiroko Oji

風情ある石畳の通り沿いにはアルプスらしい石造りや木造の家屋が建ち並び、色とりどりのお花が溢れる華やかな町並みが広がり、ホテルやカフェ・レストラン、お土産物店やスポーツ店、ミニスーパーなどが軒を並べています。

バスターミナル裏手に位置するホテル・クルー

写真:Hiroko Oji

このクールマイヨールで宿泊するなら、メインバスターミナルの裏手にある「ホテル・クルー」がお薦めです。
バスターミナルに向かって右手裏に続く坂道を上ると、スーツケースを転がしながらでも1〜2分で到着します。バス利用でお出かけするには最高の立地!周辺にはスーパーやレストラン、お土産物屋さんなども充実しています。

写真:Hiroko Oji

1966年に建てられた家族経営の三ツ星ホテル・クルーには、芝生のお庭があり、片隅では朝食にも提供される自家製野菜やハーブも栽培中。ベンチに座りながらモンブラン山系の眺めを楽しめます。

写真:Hiroko Oji

手際よくフレンドリーに手続きをしてくれるフロント周りには寛げるロビーや無料のインターネットポイントを備えたテレビルーム、ビリヤードやお子様向けゲームを備えたゲームルームがあります。また、小さなフィットネスエリアには、サウナとトルコ式バスも備えられています。
ロビーには無料のコーヒー・紅茶・クッキーなども置かれていて、お部屋にも持ち込み可能。ちょっと一休みするのにありがたいサービスです。

居心地よく眺望も楽しめる客室

写真:Hiroko Oji

客室はシンプルな造りですが、モダンで木の温かみのあるシングル、ダブル、トリプルまたはファミリールームがあり、落ち着いて滞在できる雰囲気です。
各部屋にはテレビ、電話、室内金庫、ミニバー、エアコン、スリッパ、たくさんのハンガーのあるクローゼット、無料Wi-Fiなど、不自由なく過ごせる設備が備わっており、コンセントも使いやすい位置に設置されています

写真:Hiroko Oji

バスルームはシャワーオンリーの部屋が多いですが、明るく清潔感があり、水圧・湯温調節・水捌けなど良好で使い勝手がいいです。タオルヒーターやドライヤーも完備されています。

写真:Hiroko Oji

客室やバスルームからは広い庭を見渡せ、奥には雪の残る山並みが控えています。お部屋で寛ぎながら過ごすひと時もいいものです。

心のこもった美味しい朝食でエネルギーチャージ

写真:Hiroko Oji

ホテル・クルーでの朝食タイムは7:30〜10:00。ビュッフェスタイルで提供されるのは、数種類のハム&チーズ、トマトやキュウリ、フルーツサラダ、ヨーグルト、シリアル類、イタリアらしく多種類のケーキやクッキー類などが並びます。

写真:Hiroko Oji

ホットメニューもシンプルではありますが、スクランブルエッグにベーコン、クレープなどもあって、朝からしっかりエネルギーチャージ!

写真:Hiroko Oji

朝食ルームからの眺めも眺望が楽しめます。素晴らしい岩山を背景に美味しい朝食をいただくと、一日の活動も充実するはず。

ホテル・クルーからのお出かけ先は?

写真:Hiroko Oji

クールマイヨールの町外れからはゴンドラやロープウェイで山上へ簡単にアクセスできるのが嬉しいポイント。
一番近いのはバスターミナルから徒歩10分ほどで行けるドローネ(Dolonne)地区へのゴンドラ乗り場。ここからゴンドラとチェアリフトを乗り継ぎ標高1958メートルの山頂駅に着いたら30分ほどのハイキングで到着するのが、小さな湖シェクルイ湖です。ひっそりとした草原の中に佇むエメラルドグリーンの湖で、湖面に映る逆さモンブランが素晴らしい眺めのエリアです。
ここで一息ついたらさらに先にあるミアージュ湖までハイキングを続け、ヴェニ谷から出るバスに乗ってクールマイヨールへ戻るのも良し。リフトの山頂駅に戻り、山頂にマリア像のたつモン・チェティフ目指してトレッキングを目指すのも良し。体力と時間に合わせてお楽しみくださいね。

写真:Hiroko Oji

また、ヨーロッパ最高峰のモンブランをすぐ近くから眺められるのが「エルブロンネル展望台」。展望台へはまずバスターミナルから出る循環バスに乗りポンタル・ダントレーブという標高1300メートルの地点にある麓駅へ。最新式回転ロープウェイ「スカイウェイ・モンテ・ビアンコ」に乗り、2区間を15分ほどで到着するのが標高3466メートルにあるエルブロンネル展望台なのです。
展望台には直径14メートルの円形展望テラスが設置されていて、まさに360度のパノラマが楽しめます。モンブランをはじめ、4000メートル級の山々と夏でも残る白い雪原は見事な眺望です。さらにフランスのシャモニーまで雄大な氷河上をロープウェイで移動することもできますよ。

写真:Hiroko Oji

スイスとの国境周辺でのハイキングを楽しむならフェレの谷へ向かうとよいでしょう。クールマイヨールから出る路線バスで40分もせずに到着するのはアルプ・ヌーヴァという最終のバス停。
スイス国境のフェレ峠へは北へ向かい、歩くこと40分ほどで到着するエレナ小屋を経由してさらに高度を上げていきます。「ツールド・モン・ブラン」の一部を歩くことにもなり、お花畑と岩山の眺めを楽しみながら1時間ほどで標高2537メートルのフェレ峠に到着します。
ここがイタリアとスイスの国境地点。モン・ブランを左端に、グランド・ジョラス、右端にはモン・ドランというギザギザ頭の岩並みが続き、その間から流れ出す氷河が大迫力!同じ目の高さに眺めることができます。ここで一休みして、もと来たコースを戻るもよし、さらにイタリア領内やスイス領へハイキングを続けてもよし。お好みに応じてコースが選べます。

楽しみ方をいろいろ選択して満喫できる「ホテル・クルー」

クールマイヨールでは、イタリア国内はもちろんのことフランスやスイスへの日帰り観光も含めて様々な滞在が楽しめます。ロープウェイやリフトを使えばだれでも気軽に標高の高い山岳風景を楽しめ、大自然に恵まれた環境の中でハイキングやトレッキング、ウインタースポーツを楽しめる大人気のリゾート地です。
この地で居心地よくしかも移動に便利なバスターミナルを最大限利用するには「ホテル・クルー」はお薦めです。フレンドリーで親切なスタッフも手助けしてくれるはず。色々コンタクトを取ってくださいね。
2021年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ホテル・クルー(英語)(外部リンク)
http://www.hotelcroux.it/homepage.asp?l=3
ヴァッレ・ダオスタ州観光局(日本語)(外部リンク)
http://valledaosta.jp/index.html
スカイウェイ・モンテ・ビアンコ(英語)(外部リンク)
http://www.montebianco.com/en
まるで鏡のよう!北イタリア・シェクルイ湖畔で逆さモンブラン
https://www.travel.co.jp/guide/article/34034/
北伊の最新式回転ロープウェイでモンブラン間近へ!エルブロンネル展望台
https://www.travel.co.jp/guide/article/34174/

【トラベルjp・ナビゲーター】
Hiroko Oji

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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