ホーム 旅行&おでかけ > 600年続く伝説の湯!山口・長門湯本温泉「恩湯」がモダンな美空間に

600年続く伝説の湯!山口・長門湯本温泉「恩湯」がモダンな美空間に

2021.09.01

「元湯」と言われ、マニアに愛され続ける、山口県最古の長門湯本温泉の泉源「恩湯(おんとう)」。かつては、風格ある寺院風の木造建築でしたが、2020年3月、モダンで清潔感あふれる日帰り温泉としてリニューアルオープンしました。
リニューアル後は、鮮度最強の源泉かけ流しの湯を、男性だけでなく女性も楽しめるように!ぬる湯好きのみなさま、一度体験したらクセになる、極上湯の「沼」にハマってみてください。

生まれ変わった長門湯本温泉のシンボル「恩湯」

写真:安藤 美紀

JR新山口駅から車で1時間ちょっと。山口県の北部、日本海に面した長門市にある長門湯本温泉は、毛利藩のお殿様も湯治に訪れた歴史ある温泉街です。
かつては活況だった長門湯本温泉ですが、時代の流れとともに衰退していくことに……。そんな温泉街を再生させよう!と星野リゾートと長門市がタッグを組み「温泉街をまるごとリノベーション」するプロジェクトがスタート。2020年3月、「星野リゾート 界 長門」の開業に合わせて、「恩湯」もリニューアルオープンしました。
「恩湯」があるのは、長門湯本温泉の中心部。おだやかに流れる音信(おとずれ)川に架かる「千代橋」のたもとにあります。

写真:安藤 美紀

以前は地元の人に愛される市営公衆浴場でしたが、建て替えを機に民営化。温泉街のまちづくりに携わっていた地元旅館の若旦那2人が「恩湯をなんとか守っていきたい!」という思いで、運営会社を立ち上げました。
建築設計を担当したのは、香川「仏生寺温泉」のリニューアルで大きな話題を集めた、建築家・岡昇平さん。「恩湯」も岡さんらしいモダンな外観で、三方には大きなガラス窓があり、陽の光がたっぷり入るのがポイント。外を歩いている人も、ガラス越しに中をのぞいてみたくなる、おしゃれな作りです。

写真:安藤 美紀

「恩湯」のリニューアルに合わせて設置された、ポストも注目です。日本では珍しいグレー。配色のバランスが、センスの良さを感じますよね。

「恩湯」の利用方法は?

写真:安藤 美紀

さあ、いよいよ「恩湯」の中へ。料金は平日大人700円。土・日・祝日は100円アップの大人800円。年末年始などの特定日は大人900円です。タオルやスキンケアセットなども販売されているから、手ぶらでOK。

写真:恩湯

脱衣所で服を脱ぎ、お風呂場へ。最初に現れるのは、高級感あふれる黒いシックな洗い場です。直線を活かした洗練されたデザインで、非日常空間へ来た“ワクワク”のスイッチが入ります。

湯船が小さいのは、源泉100%へのこだわり

写真:安藤 美紀

浴槽は小ぢんまりしたサイズながらも、神秘的なオーラが全開!
ゴツゴツした岩盤と浴槽の堺に、よく神社の鳥居などで見かける「紙垂」がぶら下がり、ここが神聖な場であることを感じさせてくれます。

写真:安藤 美紀

奥に鎮座しているのは、住吉大明神(すみよしだいみょうじん)の石像。室町時代の1427年、大寧寺の定庵禅師が住吉大明神のおつげにより泉源を授かった、という伝説にちなんだもので、今もなお大切に祀られています。
ちなみに、「恩湯」という名前も、霊験あらたかな「湯」を授かった、住吉大明神への「報恩」から名付けられたんですよ。湯に浸かると、まるで住吉大明神に見守られているよう!

写真:安藤 美紀

また「恩湯」は岩盤から湧き出す温泉に加えて、足元湧出のピュアな温泉も楽しめる、源泉かけ流しの素晴らしい湯!湯船をみると、時折ぷくりぷくりと湯玉が上がります。
泉質は、pH9.9のアルカリ性単純温泉。ツル&ヌルっとした肌ざわりで、ぬるめの約39度をオーバーフローのかけ流しで楽しめます。熱湯好きには物足りないかもしれませんが、ぬる湯好きには何時間でも入っていられる気持ち良さ!
ちょっと湯船が小さいかな…?と思うかもしれませんが、これは、無理に大きな湯船を作って加水するのではなく、源泉かけ流しにできるギリギリのサイズで湯船を設計しているから。つまり、源泉100%の名湯を楽しんでもらいたい!というこだわりの証なんです。

気持ちの良い空間でのんびりリフレッシュ

写真:安藤 美紀

じんわり温まった後は、ガラス張りの休憩所でゆったり体を休ませましょう。

山口県産のほうじ茶にこだわったソフトクリーム

写真:安藤 美紀

休憩所に立ち寄ったら、ぜひ食べたいのが、こちらのソフトクリームです。種類は、バニラ・ほうじ茶・ミックスの3種類(各350円)。
ほうじ茶味は、山口県産・小野茶パウダーをブレンドしたもの。ふくよかなほうじ茶の香りが感じられて、すっきり味のバニラとも相性抜群。しかも「恩湯」でないと食べられません。
生まれたてのピュアな源泉、神聖な空気をまとったおしゃれな建物、おいしいスイーツ…。想像以上にハマってしまう「恩湯」で、のんびり至福のひとときを過ごしてみてください。

恩湯の基本情報

住所:山口県長門市深川湯本2265
営業時間:10:00 〜 22:00
電話番号:0837-25-4100
定休日:毎月第三火曜(祝日の場合は変更あり)
2021年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
恩湯(外部リンク)
https://onto.jp/

【トラベルjp・ナビゲーター】
安藤 美紀

関連記事

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

シェア

あなたにおすすめの記事

P R

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ