ホーム 旅行&おでかけ > 星野リゾート「界 箱根」で見つける美味しく奥深い箱根

星野リゾート「界 箱根」で見つける美味しく奥深い箱根

2021-09-14

星野リゾートの温泉旅館「界 箱根」は、箱根湯本駅から車で10分ほど。旅と健康、そしてリラックスをテーマに、身体と心を癒してくれる緑豊かな温泉大浴場をはじめ、発酵食品や地元食材を織り交ぜた健康志向の美味しい料理。寄木細工に代表される箱根の伝統などなど、「界 箱根」ならではの体験が待っています。

箱根カルチャーに彩られた宿

写真:湯川 カオル子

「界 箱根」の玄関ロビーには、須雲川沿いの豊な緑が窓いっぱいに広がります。その窓際はトラベルライブラリーになっていて、旅や温泉、日本の文化などの書籍が置かれ、精緻な作りこみに驚かされる箱根寄木細工が飾られます。
さらに疲労回復や免疫力向上に効果がある生姜を使ったゼリーや生姜湯を用意。健康と地域の伝統をアクティビティとして採り入れます。

写真:界 箱根

標高差のある箱根には多彩な樹木が育つことから、その色のちがいを活かした寄木細工が盛んになり、江戸期には旅人の手土産として人気を博しました。館内にはそんな寄木細工がいたる所に飾られるほか、食器として実際に使われます。

写真:湯川 カオル子

「界 箱根」では、地元の民芸品作りを客室でできる「おこもりグッズ体験」を用意。作るものは時期によって異なりますが、「寄木コースター作り(1,320円)」や、畳むと上下が蓋になる江戸時代のコンパクト照明「小田原提灯の絵付け体験(1,800円)」などを用意します。

大人も子供も美味しい時間

写真:湯川 カオル子

朝晩の食事以外にも“おいしいもの”が用意されるのが「界」のお楽しみ。6月から10月の期間限定で、界オリジナルのクラフトビール「至福の湯上りビール」と「至福の湯上りノンアル」を用意。軽い口あたりで、湯上りにぴったりの200mlの小瓶です。
ビールに合わせた「界 箱根」のご当地おつまみは、酒盗と練り梅、神奈川生まれの柑橘果物「湘南ゴールド」を使った「湘南ゴールドソルト」。1セット1,200円です。

写真:湯川 カオル子

慶応元年(1865年)に創業し、2018年、38年ぶりに酒造りを復活させた「瀬戸酒造店」。その日本酒飲みくらべセットは、箱根寄木のお猪口で運ばれます。ワサビ漬け、漬物、塩からとセットで2,000円。客室で楽しめます。

写真:湯川 カオル子

高低差が527mある箱根登山鉄道は、長い期間あじさいの花を楽しめることから「あじさい電車」とも呼ばれます。
そこで、7月10日〜8月31日までの期間限定で、地域ごとの味を楽しめる「界のご当地かき氷」は、「あじさいかき氷」を用意。青いシロップと細かなゼリーののった、ユニークな食感に注目です。そのうえ無料とはうれしいですね!

大浴場で楽しむ箱根の渓流

写真:湯川 カオル子

大浴場は内湯と露天風呂が一体化した作りです(写真は女湯)。須雲川源泉の温泉はpH8.5の弱アルカリ性-ナトリウム-塩化物泉。脚の疲れがスゥっと抜けるいいお湯です。湯面に須雲川の緑が写り込む絵画のような風景は最高の気分です。

写真:湯川 カオル子

湯船の先端に行くと、風光明媚な須雲川の流れ。紅葉の季節もまた絶景。夜はライトアップされます。

景色や寄木細工を満喫する客室も

写真:湯川 カオル子

「界 箱根」には寄木細工を楽しめる特別室のご当地部屋「箱根寄木の間」のほか、須雲川の緑を満喫できる縁台を設けた「せせらぎ縁台付き和室」を用意。さらにベッドを備えた和室など、全32室からなるお宿です。
写真の「箱根寄木の間 露天風呂付き洋室」は、なかなか予約が取れない人気の客室です。露天風呂のあるテラスも広々としています。

写真:湯川 カオル子

「箱根寄木の間 露天風呂付き洋室」では、寄木細工の家具や畳敷きのくつろげるリビングを用意。箱根の工芸品や窓外の自然を満喫できるお部屋です。

写真:湯川 カオル子

リビングとセパレートされた「箱根寄木の間 露天風呂付き洋室」のベッドルーム。ベッドマットは小上がりの上にセッティング。
そのベッドマットは界オリジナルの「ふわくもスリープ」。身体をしっかりホールドしつつ、柔らかな寝心地が得られます。

夕食のおススメは「明治の牛鍋」

写真:湯川 カオル子

夕食は会席料理。写真は八寸やお造りなど、見た目にも美しい「宝楽盛り」です。お造りの入った小箱は寄木細工が使われます。
小皿にはウニの乗った養老豆腐や海老とトマトの琥珀寄せなど、多彩な味を楽しめます。お造りは赤い梅肉のたれと、界オリジナルの合わせ醤油でいただきます。

写真:湯川 カオル子

夕食のおススメは、「特別会席」で食べられる「界 箱根」特製「明治の牛鍋」です。昔のお肉には臭みがあって、当時は噌仕立てで食べていたことから、現代に再現した鍋料理です。
角切りのお肉はとても柔らかく、まったりとしたお味噌の味も、牛肉の旨味を邪魔しない絶妙さ。温泉卵をからめていただくと、忘れられなくなる味です。

写真:湯川 カオル子

朝食に健康的な品々が並ぶのも、「界」ブランドの温泉旅館ならでは。米麹を使った栄養価満点の甘酒や、塩麹に漬けたアジの干物など発酵食品を織り交ぜ、土鍋風の小鉢に入った「力はんぺん」にはすりおろした長芋を使います。どれも優しい味ながら、旅先での体調をさり気なくサポートするパワーフードといったメニュー。富士山の器に乗った小田原の蒲鉾など、地元の味も楽しめます。

「界 箱根」でリラックスステイ

緑豊かな須雲川の渓流は、秋は紅葉、冬は雪景色と、来るたびごとに異なる表情を楽しめます。美味しくて身体に優しい料理をはじめ、ワークショップやご当地楽では箱根の文化や歴史にも触れられます。身も心も、お腹の中まで充実する星野リゾートの「界 箱根」。リラックスステイに出かけてみてはいかがでしょう。
取材協力:界 箱根
2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
界 箱根(外部リンク)
https://kai-ryokan.jp/hakone/

【トラベルjp・ナビゲーター】
湯川 カオル子

関連記事

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

Facebook

あなたにおすすめの記事

P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ