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奈良屈指のパワースポット!寅と毘沙門天の「信貴山朝護孫子寺」

2021.09.14

奈良県生駒郡平群町の標高437mの信貴山中腹にある朝護孫子寺は、信貴山真言宗の総本山です。本尊は毘沙門天王で、一般には「信貴山の毘沙門さん」として親しまれています。また「寅年・寅日・寅の刻」に聖徳太子の前に毘沙門天王が現れたという伝承から寅を祀る寺院としても知られています。山腹の広い境内に、本堂をはじめ数十棟の堂宇が建ち並ぶ奈良県屈指のパワースポットで、様々な御利益をいただいてみませんか?

巨大な「張り子の寅」がお出迎え!朝護孫子寺の縁起とは

写真:モノホシ ダン

朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)の縁起は、今から約1400年前に、聖徳太子が物部守屋の討伐のため、この山に立ち寄って戦勝祈願をしたところ、天空に毘沙門天王が現れて必勝の秘法を授けられた、というところから始まります。
戦いに見事勝利した太子は、自ら刻んだ毘沙門天王を本尊として伽藍を建て、信ずべき山、貴ぶべき山「信貴山」と名付けました。また毘沙門天王が出現した日が、寅年・寅日・寅の刻であったため、寅が信仰されるようになりました。
のちの910年(延喜10年)、醍醐天皇の病気回復を毘沙門天王に祈願するとすぐに全快したことから「朝護孫子寺」の勅号を賜り、以来、信貴山朝護孫子寺と称しています。写真は、境内に入ってすぐのところにある巨大な張り子の寅、全長6mの「世界一大福寅」です。

写真:モノホシ ダン

世界一の福寅の先には、何処に行ってもまさに“寅”だらけ、さまざまな寅を見ることができます。寅は、信者の方から奉納されたものが多く、古い寅は今から約400〜500年前のものと伝わっています。
ところで、信貴山の縁起もん「張り子の虎」は、御守りとしても授与されています。ユラユラと首を振る姿から「よく首が回る」、いわゆる「何事にも不自由しない、願いを招く」との御利益があるといわれ、勇ましい仕草は「魔除け」にも通じるとされています。
また、信貴山では古来より“三寅(みとら)の福”といって、寅が三つ揃うと大変縁起が良く、御利益がアップすると言われています。

写真:モノホシ ダン

境内には、聖徳太子が創建したと伝えられる寺院だけに、鎧に身を固め戦いに赴く馬上姿の聖徳太子像があります。「和を以て貴しとなす」で知られる太子の十七条憲法の言葉からは少しかけ離れた武人っぽいイメージです。

寅とともにゆかりの深い百足(むかで)探しも楽しい

写真:モノホシ ダン

朝護孫子寺の本堂は、急な石段を上った先にあります。ここには大きな桜の木があり、桜の季節には見事な眺めになります。秋は美しい紅葉に彩られます。

写真:モノホシ ダン

「本堂」は、1958年(昭和33年)に再建されたがっしりとした舞台造りの建物。普段公開されている毘沙門天王像は、前立て本尊で、この像の後ろに「奥秘仏」が納められています。奥秘仏は、12年に一度の寅年の大法会期に限り御開帳されます。
本堂真下は、真っ暗な廻廊を歩いて心願成就を祈る「戒壇巡り」が体験出来ます。
<戒壇巡りの基本情報>
体験料:200円
受付時間:9:00〜17:00

写真:モノホシ ダン

ところで本堂の扁額には、毘沙門天王の使いとされる百足(むかで)が描かれています。これは、おあし(お金)を沢山いただけるという意味に由来しています。信貴山内では、いたるところに寅だけでなく、百足の絵や像を見ることができます。

本堂の舞台から見渡す大和平野や境内の絶景

写真:モノホシ ダン

本堂の舞台から見渡す大和平野の眺めは絶景です。また東側に開けているため、ご来光を拝むこともできます。

写真:モノホシ ダン

境内の眺めでは、「玉蔵院」の三重塔と日本一大地蔵尊が目を引きます。また逆に玉蔵院からは、威風堂々とした本堂の眺めが見事です。本堂からは10分ほど歩かなくてはなりませんが、ぜひ玉蔵院にも足を延ばして両方の絶景を楽しんでください。

写真:モノホシ ダン

本堂では力強い「毘沙門天」の文字が入った御朱印をいただけます。毘沙門天王は、持国天、増長天、広目天と共に四天王の一尊に数えられる武神です。
いっぽう七福神の中では「福随一」といわれ、商売繁盛、金銭如意、福徳開運、出世自在、家内安全など諸願成就の福の神として有名で、全国から篤く信仰されています。

四大国宝絵巻の一つ『信貴山縁起絵巻』のある「霊宝館」

写真:モノホシ ダン

本堂から降りてくると「経蔵堂」があり、すぐ脇には平安時代に描かれた国宝『信貴山縁起絵巻』のレプリカが展示してある「霊宝館」があります。
この絵巻物は、信貴山の中興の祖、命蓮(みょうれん)上人に関する物語を描いたもので、四大国宝絵巻の一つにも数えられている有名な絵巻です。
軽妙的確な描写で、風景や人物の躍動感や表情をうまくとらえ、かつ劇的な表現を用いたのはこの絵巻が最初であり、その構成の巧みさはとても斬新です。参拝の記念にご覧になってはいかがでしょうか。
<霊宝館の基本情報>
拝観料:大人300円、小人200円
拝観時間:9:00〜17:00(最終入館16:30)

写真:モノホシ ダン

ぜひお参りしたい朝護孫子寺の塔頭では、まず「成福院」が挙げられます。ここにお祀りされているのが融通尊です。
普段「融通がつく」とか「融通がきいた」などの言葉を耳にしますが、これはこの融通尊が由来とされています。成福院融通殿には、商売・金運・健康などの融通が利くようにとたくさんの参拝者が訪れます。
授与品では、とくに願い事を書いて奉納する「融通ひょうたん」が有名です。“ひょうたんから駒”のごとく、思いがけない良い御利益をいただいてください。

写真:モノホシ ダン

さらに、本堂の舞台からもよく見える塔頭寺院の「玉蔵院」は、根來寺を開創した覚鑁(かくばん)上人が、鎌倉時代に信貴山で毘沙門天王から如意宝珠を与えられたことに由来します。
院内には、護摩祈祷が行われる「浴油堂」、安産・子育てに霊験あらたかな高さ14.5mの「日本一大地蔵」のほか、“融通さん”と呼ばれる如意融通尊をお祀りした「融通堂」などがあります。

登録有形文化財の開運橋で「バンジージャンプ」もおすすめ

写真:モノホシ ダン

ほかに信貴山朝護孫子寺の門前にある大門池には、国の登録有形文化財の「開運橋」が架かっています。全長106mの鋼製橋で、1931年(昭和6年)12月に完成しました。橋の形式は「トレッスル橋脚」を用いた「上路カンチレバー橋」という形式で、同じ工法の橋としては現存する日本最古の橋です。

写真:モノホシ ダン

なお開運橋では、関西では珍しい「バンジージャンプ」を楽しむこともできます。登録有形文化財にも指定された歴史のある吊橋からエキサイティングな30mのダイブに挑戦してみてはいかがでしょうか。
<開運バンジーの基本情報>
住所:奈良県生駒郡三郷町信貴山西1190-20
営業時間:9:00〜17:00(最終受付16:30)
定休日:水・木曜日
料金:10000円(2回目以降 同日6000円)
電話番号:0278-72-8133

写真:モノホシ ダン

秋の開運橋からは、見事な紅葉を眺められます。春は湖畔を覆うような桜が観られます。高台に見えるのは「信貴山観光ホテル」。信貴山一面が見晴らせる絶景ホテルです。
館内のレストランや喫茶を利用すると、日帰り入浴も楽しめます。信貴山を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

信貴山朝護孫子寺の基本情報

住所:奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
電話番号:0745-72-2277
拝観時間:9:00〜17:00
アクセス:JR・近鉄「王寺駅」北口から奈良交通バス信貴山門ゆきで約22分、信貴大橋バス停下車、徒歩約5分
車利用の場合は、専用有料駐車場利用
2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
信貴山朝護孫子寺(外部リンク)
http://www.sigisan.or.jp/
開運バンジー(外部リンク)
https://www.bungyjapan.com/kaiun/
信貴山観光ホテル(外部リンク)
https://www.shigisan.co.jp/

【トラベルjp・ナビゲーター】
モノホシ ダン

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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