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神戸「塩屋〜舞子」で明石海峡を愛でる電車旅

2021.09.27

神戸で海の観光スポットと言えば神戸港が真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、海を堪能するなら絶対に外せないエリアがあります。「山陽電車本線」が走る塩屋〜舞子は、神戸一の旅情あふれる景色がつづく海の街です。
車窓に明石海峡を望む海をめぐる旅。山陽電車の駅を中心に、神戸へ来たなら足を運びたい! 海を愛でるスポットを紹介します。

山と海の間を駆け抜ける神戸イチの海路線「塩屋〜舞子」

写真:潮 佳澄

神戸の人に道を聞くと山側・海側で方角を教えられるくらい、山と海の間に街が広がる兵庫県神戸市。
三宮から普通電車で20分ほど。神戸らしい山と海が迫る景色を楽しめるエリアがあります。塩屋〜舞子は山陽電車本線とJR神戸線が平行して東西に海沿いを走る旅情感たっぷりの海路線。
山陽電車「舞子公園駅」JR「舞子駅」が明石海峡大橋の最寄り駅なので、神戸・三宮観光から足をのばして訪れたいエリアです。舞子から東は山陽電車が山側の高い位置、JRが海のすぐ横を走っています。見晴らしがいい山陽電車本線では、明石海峡大橋に近づいていく景色が望めるのが特徴です。

写真:潮 佳澄

明石海峡大橋までの移動ルート・・・と侮ってはいけません! 塩屋〜舞子はふらっと電車を降りたくなるフォトスポットが多くあります。山陽塩屋駅を降りてすぐ、海と空へ繋がるような国道沿いの道は思わず途中下車して歩きたくなります。塩屋の街は山と海が近く、カメラでどう切り取るのか考えながら歩く楽しみもあります。

写真:潮 佳澄

山と海が迫る独特な地形は昔から変わることなく街とともに在りつづけた景色でもあります。塩屋は明治21年ごろから、外国人居住地として洋館が建ち並び、別荘や邸宅が多くあった景勝地。旧グッゲンハイム邸やジェームス邸といった洋館がのこされていて、今も街の人に愛される景観の一部です。

海を見渡す展望台のような駅。山陽電車「滝の茶屋駅」「東垂水駅」

写真:潮 佳澄

山陽塩屋駅から山側を走る山陽電車本線。滝の茶屋駅は、海が見えることで有名な高台の駅です。大阪湾から明石海峡、淡路島まで遮るもののない景色が広がります。

写真:潮 佳澄

ホームを降りると目の前に海が広がる駅を目的地に訪れる人も多くいます。
潮風に吹かれながらのんびり海を眺めていると船の多さに気づくかもしれません。東側の大阪湾から西側の播磨灘へと抜ける明石海峡は、日本一交通量が多い海峡。大型船から漁船まで、大小さまざまな船がひっきりなしに行き交っています。海を行く船をずっと眺めていたい・・・と思ったら、隣駅にあるぴったりのビュースポットを目指しましょう。
<滝の茶屋駅の基本情報>
住所:兵庫県神戸市垂水区城が山1丁目1-1
アクセス:神戸三宮駅から約30分
電話番号:078-913-2880(山陽電車ご案内センター(明石)/8:30〜20:00)

写真:潮 佳澄

東垂水駅を降りてすぐにある「東垂水展望公園」。小さな公園ですが、海に向かうベンチが並び、時間を忘れてのんびり過ごせる場所です。道路の狭い住宅街にあるため車でのアクセスはできません。電車を利用する人だけが知る静かで落ち着いた展望スポットです。
<東垂水駅の基本情報>
住所:兵庫県神戸市垂水区平磯2丁目1-1
アクセス:神戸三宮駅から約30分
電話番号:078-913-2880(山陽電車ご案内センター(明石)/8:30〜20:00)
※東垂水駅は無人駅です

港と親しみやすい商店街がある「山陽垂水」

写真:潮 佳澄

東垂水駅から歩道橋を渡ってすぐの海側には「平磯海づり公園」があります。明石海峡を一望しながら釣りができ、トイレや売店の施設が整備されていて、ファミリーにも人気な釣り場です。
釣りが楽しめる垂水の平磯。実は、昔から明石海峡の難所と呼ばれた場所でもあります。潮流が激しい上に暗礁が広がっていて、船が難破してしまうのが悩みのタネでした。

写真:潮 佳澄

そんな海の難所を守りつづけている小さな灯りがあります。
海づり公園の沖合にある黄色い「平磯灯標」は明治26年に暗礁上に建てられ、今も働いている現役の灯標です。現存する日本最古のコンクリート灯標で、イギリスの作家、サマセット・モームが『コスモポリタン』(Cosmopolitans 1924年)に掲載した一篇「困ったときの友」(A Friend in Need)に出てくる信号浮標のモデルになったとも言われています。
海づり公園の外側にある遊歩道からも平磯灯標は見えるので、海沿いを散歩しながらぜひ立ち寄ってみて。
<平磯海づり公園の基本情報>
住所:兵庫県神戸市垂水区平磯1丁目1-66
電話番号:078-753-3973
アクセス:
東垂水駅下車、南へ徒歩約3分。
陽電車・山陽垂水駅下車、東へ徒歩約12分
施設情報:季節によって開園時間が異なります。売店で貸竿セットあり

写真:潮 佳澄

東垂水駅から隣の山陽垂水駅までは歩いても15分ほど。駅の近くには商店街・漁港があります。
山陽垂水駅から歩いて3分ほどにある「垂水センター街」は淡路産の野菜がある八百屋さんや魚屋、個人の商店があり、港のある町を感じられる商店街。まち歩きをするなら、日祝はお休みのお店が多いので土曜日がおすすめです。
<山陽垂水駅の基本情報>
住所:兵庫県神戸市垂水区神田町1-37
アクセス:滝の茶屋駅から約3分 ※JR垂水駅と隣接

明石海峡大橋が迫る「舞子公園駅」

写真:潮 佳澄

旅の終着になる舞子公園駅。駅を降りてすぐに明石海峡大橋がドーン!とそびえます。展望カフェレストランや橋の科学館、砂浜が広がるアジュール舞子など、見どころが多くあります。

写真:潮 佳澄

山陽電車を使って乗り降りをするにはお得な1日乗車券を活用するのがおすすめ。区間の種類が豊富なので公式ホームページをチェックしてみてくださいね。
<舞子公園駅の基本情報>
住所:神戸市垂水区舞子台2丁目1-1
アクセス:山陽垂水駅から約3分 ※JR舞子駅と隣接
電話番号:078-913-2880(山陽電車ご案内センター(明石)/8:30〜20:00)

車窓いっぱいの海が広がる

写真:潮 佳澄

明石海峡を見渡す山陽電車本線を紹介しましたが、往復でルートを変える楽しみ方もあります。海の近いJR神戸線では車窓いっぱいに海のパノラマを眺められます。

潮風の吹く思い出がのこる海の旅

各駅で写真撮影を目的にするなら、日出・日没・月の出の方角をぜひチェックして。初夏には夕日に染まる海、秋ごろには海上に昇る月、冬には海からの日出、と季節ごとに変わる表情がありますよ。
車窓に流れる海を眺めていると穏やかな気持ちがあふれてきます。海を滑る船、一定のリズムで連なる線路の音、停車駅でふいに鼻をくすぐる潮の匂い、海を感じる電車は青春の思い出をたどるように淡く記憶にのこる体験が多くあります。
ただひたすらに海を愛でる旅に出かけてみてはいかが。
2021年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
山陽電車(外部リンク)
http://www.sanyo-railway.co.jp/index.html
Feel Kobe 神戸公式観光サイト(外部リンク)
https://www.feel-kobe.jp/
神戸市立 平磯海づり公園(外部リンク)
http://www.umiduri.com/

【トラベルjp・ナビゲーター】
潮 佳澄

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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