【業務スーパー】めちゃ使えて、うま過ぎて震える!マニアの即リピ決定品

育ち盛りな高校2年生と小学3年生の2児の母であり、もはや業務スーパーに頼らないと食費が破綻するフードジャーナリストが本気で認めた“業スーアイテム”だけをご紹介! 今回はつい最近鉄板リスト入りした「冷凍辛子めんたいこ」を紹介します。

今年、初めて買ってみてから、その使い勝手の良さに驚いた冷凍「辛子めんたいこ」。製造をあの「やまや」さんが手がけているので、おいしくないわけがないんです!

滑らかなペーストなので異素材とも合わせやすい

冷凍の「辛子めんたいこ」は450gとたっぷり入って698円(税抜き)。税込みだと750円以上するため、業務スーパーのなかではかなりの高額商品! 私も最初は買うのにちょっとちゅうちょしました(笑)。「量もあるし、これでおいしくなかったらどうしよう……」。でも、製造元を見ると福岡の“やまやコミュニケーションズ”とあり、「これはイケる!」と確信! 何しろあの“やまやの明太子”の“やまや”です。プライドにかけてもまずい明太子商品など絶対に売らないはず! 予感的中! しっかりと辛みのある、激うまめんたいこペーストでした。

解凍すると、とても滑らかなめんたいこペーストに。それだけに異素材とも合わせやすいんです。

例えば、めんたい卵焼き。卵にこの「辛子めんたいこ」、そして冷えてもふんわりするようにマヨネーズを入れて混ぜます。滑らかなので卵やマヨネーズともすぐに混ざり合い、あとは焼くだけ。しかも「辛子めんたいこ」に相当の塩気とうまみがあるので、余計な調味いらず。

このめんたい卵焼き、朝ごはんはもちろん、お弁当のおかずとしても使えます。

「辛子めんたいこ」さえあれば、めんたいマヨネーズもあっという間に自分で作れます! 小皿で「辛子めんたいこ」とマヨネーズを合わせるだけ。これを食パンに塗り、ピザ用チーズを散らせば“めんたいピザマヨトースト”のできあがり。

仕上げにのりやねぎを散らしてもおいしいですよ。朝ごはんや軽食にどうぞ。フランスパンに挟んでちょっと焼けば、おうちで簡単に“めんたいフランス”もできちゃいます。

あの名店のオマージュごはんもできちゃう!

突然ですが、私、ラーメンの「一風堂」が好きです。ラーメンはもちろんですが、サイドメニューの「明太子ごはん」が好きで、この「辛子めんたいこ」を買ったときから家で再現してみたい!という野望がありました。

しかも、どうせ家でやるならちょっと豪華に!ということで、野沢菜と白ごまもトッピング(元祖はのりとたくあん、明太子です)。食べるときは豪快に混ぜて食べてみてください。うまいっ!!! 温泉卵をのせてもいいですし、このまま緑茶やほうじ茶をかけてお茶漬けにしても良し。単品で食べてもいいですが、男性ならラーメンのお供としてもおすすめです。

そして、こちらもよく作るオマージュレシピ。いろいろなうどん屋さんで、めんたいクリームうどんって出していますよね。うちも子どもたちが大好きで、家で再現できないものかと思っていました。今までは市販のパスタソースの「明太子」を使って作っていましたが、「辛子めんたいこ」を買うようになってからはこれ一辺倒。電子レンジだけでできちゃうので簡単ですよ。

【めんたいクリームうどん】●材料冷凍うどん…1玉豆乳(または牛乳)…200ml白だし…大さじ1「辛子めんたいこ」…大さじ1刻みねぎや刻みのりなど…適宜

●作り方�@ 耐熱の大鉢に豆乳、白だし、「辛子めんたいこ」を入れてよく混ぜ合わせる。電子レンジで温かくなるまで加熱する。�A 冷凍うどんを電子レンジで解凍する。�B �@に�Aを入れて混ぜ合わせる。�C あれば刻みねぎ、刻みのり、ごま、青じそなどをトッピングする。

暑い日などは、たれの材料(豆乳、白だし、「辛子めんたいこ」)を混ぜ合わせたら氷を入れて冷やし、そこに解凍したあと水で〆たうどんを入れて“冷やし”で食べてもおいしいです。

インスタントラーメンも豪華に!

昔、九州出身のママ友に「とんこつラーメンには高菜・紅しょうがは必ず入れてね。めんたいこを入れてもおいしいよ」と聞き、東京出身の私は驚いたものでした。

今でこそ、インスタントのとんこつラーメン「うまかっちゃん」も東京で買えるようになりましたが、昔はとんこつラーメンそのものが東京ではあまり見かけなかったのです。だから、とんこつラーメンの食べ方など知らず、ねぎとハム、メンマ、なるとを入れて食べていました(笑)。

でも、それを教えてもらって以来、とんこつラーメンに高菜と紅しょうがは欠かしません。めんたいこは自分でほぐすのが面倒でスルーしていましたが、「辛子めんたいこ」があればラクチン! おうちで“九州の味”を楽しめます。インスタントラーメンもトッピングを増やすだけでぜいたくになります。

いかがでしたか? 「辛子めんたいこ」。うまみが付いた塩代わりに使えるので、ピーマンやじゃがいもを炒めるだけでもおいしいですよ。使い勝手がいいので、ぜひ見つけたら買ってみては?

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著者:中田ぷう業務スーパーやカルディ、コストコなどに詳しいフードジャーナリスト。著書に子どものごはん作りの闘いを描いた「闘う!母ごはん」(光文社)がある。育ち盛りな高校2年生と小学3年生のママ。