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ハーブティーや漢方薬の効果に個人差があるのは何故?ハーブ・漢方で始める腸活のすすめ

2022-08-18

ハーブティーや漢方薬の効果に個人差があるのは何故?ハーブ・漢方で始める腸活のすすめ

自然療法ともいわれているハーブや漢方はどうして人により効いたり効きにくかったりするのでしょう。
今腸活という言葉がブームになっています。腸の中ではどんなことが行われていて、どんなことをすればいい状態が維持できるのか、美肌にも関係する腸活の効果を一つずつ説明していきます。

お薬も漢方もハーブも、もとは同じ植物が多い

たとえば咳止めなどに入っている「カマズレン」という成分は、ハーブのカモミールジャーマンを蒸留した際に含まれてくるもので、抗炎症などが期待できる成分です。胃薬などに含まれることがある「メントール」はハーブのペパーミントに含まれていますね。
普段からお薬代わりに漢方やハーブティーなどで代用している方もいらっしゃいます。では、服用する習慣がある人とない人ではどうして効果に差が出てしまうのでしょうか。

腸の中にある資化菌という酵素の有無がカギ

漢方やハーブなどには「配糖体」というものが存在しています。これは水溶性成分なのでそのままでは腸の中に吸収することができません。
配糖体の糖を外すことで吸収されるようになっているのです。この糖を切断し、活用しているのが「資化菌」です。これによってようやく有効成分を腸内で吸収することができるのです。
「資化菌」は普段から漢方やハーブなどを摂取している人ほど多く存在しているといわれており、なにかのトラブルで漢方を服用しても割と早めに改善が期待できるというわけです。

乳酸菌やビフィズス菌を増やすことはとても大切

新生児のころの大腸の中には95パーセント以上のビフィズス菌が存在していますが、年齢が上がるにつれてどんどん減少していきます。一生懸命摂取しても、乳酸菌やビフィズス菌は胃の中を通過し腸に到達する時点でかなり減少し、数日で排出されてしまいます。
また抗生物質などの常用でも善玉菌は減少するといわれています。悪玉菌が多いと腸内の有害物質が増えて免疫力が下がりがちになってしまいます。善玉菌の減少を放置しているとお肌にも悪影響ですので、積極的に善玉菌を増やす腸活をする必要がありそうです。

普段から植物を活用して健やかな毎日を

自分の体内でどんなことが起こっているのか、体のどこに不調が表れているのか、観察してみましょう。たとえばむくみ一つとっても原因は様々ですね。血流が滞っている、冷えがある、 運動不足、腎機能が弱っている、など。また、タンパク質不足でもむくみが起こります。
漢方やハーブは、冷え、血流、水分排泄など目的によってさまざまな植物がありますので、からだの声を聴いて、たまにはハーブでリラックスタイムを送ってみませんか?

北村 ユミ子( アロマセラピスト)
【プロフィール】
IFA国際アロマセラピスト認定校校長として、アロマセラピストの養成とともに、自身もアロマセラピストとして活動中。数年間かけて手がけた本当にお肌によいと感じるオリジナルの化粧品は卒業生たちに高い支持を得ています。
【所得資格】
・英国IFA国際アロマセラピスト
・英国IFA国際アロマセラピスト主任講師
・AEAJ認定アロマセラピスト
・AEAJ認定アロマセラピーインストラクター
・ISA認定アロマセラピスト ISA認定講師
・日本心理学会 認定心理士

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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