バージニア州シャーロッツビルで世界遺産めぐり!周辺スポットも

シャーロッツビルの見どころは世界遺産である「シャーロッツビルのモンティチェロとバージニア大学」だけではありません。アメリカ南部の郷土料理、広大な自然を一望できる絶景マーケット、地元で人気のベーカリーカフェなど盛り沢山。今回は世界遺産と合わせて楽しみたい周辺スポットをご紹介します。(PR)

世界遺産トーマス・ジェファーソンの邸宅は必見

バージニア州、シャーロッツビルにある「モンティチェロ(Thomas Jefferson’s Monticello)」。こちらはアメリカ第3代大統領を務めたトーマス・ジェファーソンが生涯を過ごした邸宅です。そして世界遺産に登録されている建物で、唯一の個人邸宅でもあります。
モンティチェロは、イタリア語で「小さい山」という意味です。邸宅はその名の通り小高い丘の頂上で、20平方キロメートルある農園の中心にあります。それを囲むように庭園、菜園、池、ワインセラー、かつてプランテーションとして栄えた緑地が広がっています。
モンティチェロは40年もの歳月をかけて完成しました。17世紀イギリスで流行したパッラーディオ建築をモチーフに、別荘建築様式を融合させたトーマス・ジェファーソン独自の設計です。その美しい外観はアメリカ合衆国硬貨5セントの裏面に刻印されています。

邸宅内の見学はガイド付きのツアーがおすすめです。丘の上にある邸宅までは、無料の送迎シャトルバスが随時運行しています。
館内ツアーでは、建築家としてのジェファーソンの才能や知恵を、詳しい説明を受けながら体験できます。
ジェファーソンの斬新な思考力を垣間見られるのが、彼が実際使っていた寝室です。壁の一部がベットになっており、どちらの部屋にも行けるように設計されています。他にも、館内は住みやすくするための工夫が随所に感じられます。

館内ツアーが始まるまでの時間を使って訪れたいのがお土産屋さんです。ここでしか買えない、ジャム、ピーナッツ菓子、調味料や、トーマス・ジェファーソンのグッズなど、珍しいお土産が手に入ります。
＜モンティチェロの基本情報＞
住所:931 Thomas Jefferson Parkway Charlottesville, VA
電話番号:+1-434-984-9800

“全米で最も美しい大学”に輝いた「バージニア大学」

バージニア大学はジェファーソンが1817年に創立した、長い歴史と伝統のある大学です。彼は生前、墓に「バージニア大学の父」と刻むことを頼むほど、この大学に誇りを感じていました。
その思いは今日まで受け継がれており、世界有数のエリート名門大学の一つとして、数多くの偉人を輩出し続けています。また、バージニア大学は教育レベルが最高峰というだけでなく、建築物としても“美しい大学全米No.1”に輝いています。
大学は芝生のエリアを中心に、学生および教授の住居や教室が囲む形となっています。そして、中心となる建物は「ロタンダ」と呼ばれ、古代ローマのパンテオン神殿をモデルにしたものです。

バージニア大学内にある重厚感のある教会では、世界中から世界遺産である教会で挙式がしたいと憧れるカップルが集まってきます。
近くには高級リゾートの「ケスウィックホール」などがあり、披露宴やハネムーンなどと合わせて楽しめるのも人気の理由です。

中に入ると、正面の窓に輝くステンドグラスが美しいです。繊細なステンドグラスはサイドの窓にもいくつもあり、外の光を浴びて、静寂さと気品のある空間の中で、一際目を引きます。
バージニア大学とダウンタウンモールを巡行する、無料トローリーがあるので、ぜひ活用してみて。
＜バージニア大学の基本情報＞
住所:1717 University Ave, Charlottesville, VA 22904
電話番号:+1-4349-247-969

絶景&ショッピングなら「Carter Mountain Orchard」

「Carter Mountain Orchard」はダウンタウンから車で数分。限られた時間でいろいろ体験したい観光客にはありがたい、絶景とショッピングがどちらも満喫できる果樹園です。リンゴやブドウ畑などを楽しみながら山道を上がった高台にあります。
シャーロッツビルの街並みや四季折々の景色を一望できます。とても開放感があり思わず深呼吸をしたくなるような、空気も綺麗な場所です。特に春のリンゴの花が果樹園をいっぱいにする景色は素晴らしいです。
鮮やかな青のパラソルの下で、ホームメイドのワインも楽しめます。

マーケットでは手作りクラフト、雑貨、地元のワイン、蜂蜜、そして採りたてのフルーツなどが販売されています。秋にはハロウィン用の、大小さまざまなかぼちゃが沢山並びます。

マーケットには、どの季節に訪れても美味しいフルーツやスイーツなどが並びます。初夏は桃やネクタリン、秋になるとリンゴやホームメードアップルパイなどが人気です。
お土産には、こちらの果樹園で採れたフルーツを使って作ったホームメードジャム、ここでしか買えないワインなどがおすすめです。
＜Carter Mountain Orchardの基本情報＞
住所:1435 Carters Mountain Trail, Charlottesville, VA 22902
電話番号:+1-434-977-1833

18世紀から続くアメリカ南部料理の店「Michie Tavern」

「Michie Tavern」は1784年に創業されたアメリカ南部料理が楽しめる店。店内に入ると18世紀にタイムスリップしたかのように、当時の衣装を身に纏ったお店の人が、にこやかに出迎えてくれます。
こちらは「モンティチェロ」から約1kmと、とても近くにあります。午前中に見学し、お腹を空かせたところで、ジェファーソンの生きた時代のお料理を食べながら、その余韻に浸るというのはいかがでしょう。

お料理はビュッフェスタイルとなっており、アメリカ南部の郷土料理を心ゆくまで堪能できます。
メニューはフライドチキン、ベイクドチキン、ポークバーベキュー、コールスロー、グリンビーンズ、ホームメイドガスパチョなど、盛りだくさんです。

レジの横に陳列しているこちらは、お店の看板メニューである「フライドチキン」が自宅でも再現できるフライドチキンの素です。アメリカ土産にはピッタリかもしれません。
＜Michie Tavernの基本情報＞
住所:683 Thomas Jefferson Pkwy, Charlottesville, VA 22902
電話番号:+1-434-977-1234

地元で人気のベーカリー「MarieBette Cafe & Bakery」

全米で最も住みやすい街にも選ばれたことのある、シャーロッツビル。地元の人で活気に溢れるカフェベーカリーに行くと、この街に住んでいる感覚を味わえます。
こちらは、国際料理センター(旧フランス料理研究所)で出会った二人の料理人の思いがぎゅっと詰まったお店「MarieBette Cafe & Bakery」です。パンだけでなく、店内では料理も食べられます。

店内に入ると焼き上がったパンの香りが食欲をそそります。クロワッサンからフランスパン、各種ペストリー、そしてオーダーしてから作るバゲッドサンドなど、種類が豊富なのが魅力です。

こちらのお店は食材は地産地消にこだわり、地元の農場や農園のものを使っています。また、ゆっくりと時間をかけ発酵させることでパンの味に深みが出て、噛むほどに美味しさが感じられます。
＜MarieBette Cafe & Bakeryの基本情報＞
住所:700 Rose Hill Dr, Charlottesville, VA 22903
電話番号:+1-434-529-6118

沢山の体験をしたい人におすすめな街「シャーロッツビル」

アメリカ旅行する時に、考えなければならないのは移動時間です。限られた時間の中で、やりたいことは沢山あるはず。世界遺産、絶景、郷土料理、地元で人気のカフェなど、魅力的なスポットがキュッと詰まっているのが「シャーロッツビル」です。
シャーロッツビルのその他の見どころについては、「ホテル重視派も楽しめる!バージニア州シャーロッツビルの見どころ」でもご紹介しています。そちらもぜひ、ご覧ください。
2022年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:バージニア州観光局

■関連MEMO
バージニア観光局(外部リンク)
https://www.Virginia.org
シャーロッツビル観光局(外部リンク)
https://www.visitcharlottesville.org
Thomas Jefferson’s Monticello(外部リンク)
https://www.monticello.org/
Michie Tavern(外部リンク)
https://www.michietavern.com/
MarieBette Cafe & Bakery(外部リンク)
http://www.mariebette.com

【トラベルjp・ナビゲーター】
COCOMI C