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「う、産まれた…?」次に目覚めたときに聞こえた泣き声に安堵し…【体験談】

2022-10-05

1人目を回旋異常から帝王切開に切り替えて出産しました。無事産声を聞き麻酔で眠らされましたが、目が覚めるとまだ手術中で少しずつ痛みが……。なんと麻酔が切れかかっていたのです。そんな経験から第二子を望んでいたものの不安が大きかった私。でも覚悟を決めて妊娠、出産に臨みました。

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麻酔が効きにくい経験から…

第一子の帝王切開での出産時、麻酔が切れかかった経験から、第二子を出産するために入院した際に麻酔科の先生に相談したところ、通常の麻酔に加え効かない場合に追加できるよう背中に管を入れることに。

「麻酔が効きづらいのかもしれませんね。痛かったときは遠慮なく言ってください」と言われ、少し安心して手術日を迎えることができました。

麻酔が切れた痛みとの闘い

そして帝王切開当日。麻酔の効きを確認し、いざおなかにメスを入れられ、「あ、大丈夫かも」と思った矢先に痛みが……。

「先生痛いです……」「じゃあ追加しましょう」と、予定どおり麻酔薬が追加されたものの、“痛みが消えては戻る”の繰り返し。

何回追加されたかはわからないまま手術は進み、急に思わず肩を左右に動かして押さえつけられるほどの激痛が! 段々耳が遠くなって、周りの音がエコーになっていき、これはまずいと思った私は、先生になんとか「先生、意識失いそうです……」と伝えました。

「笑気麻酔をかけたので眠っていいですよ」。あぁ、それなら大丈夫か……と意識を失いかけたそのとき、遠くのほうから「赤ちゃん産まれますよー!おめでとうございます!」との声が……。

「ん? 産まれたの?? でも無理ー…… 」と、意識がなくなりました。

無意識に流れた涙

次に目覚めたのは、名前を呼ばれながら肩を何度も叩かれたとき。気づくと赤ちゃんは元気な声で泣きながら、横の奥のほうで処置を受けていました。

そしてその泣き声を聞き、自然と涙が流れました。 産声を聞けなかったことは残念でしたが、助産師さんによると「おなかから頭が出た瞬間泣いてたよー!」とのこと。上の子とまったく同じで笑えました。

何回も麻酔を追加したおかげで、なかなか麻酔が切れなかった私は、術後の出血がひどく一時的に血圧が急降下。コロナ禍で手術が終わり次第、病院から連絡が入るのを駐車場で待っていた夫は、予定の時間が過ぎても連絡がなくハラハラだったようで、手の痺れが取れた私からの取り急ぎのメールのほうが先で驚いたそう。

経膣分娩、帝王切開といろんな出産はあるけれど、そのどれもが命がけで、すべてが奇跡なんだと思える経験をさせてもらいました。

監修/助産師 REIKO

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著者:みく2歳、0歳の二児の母。出産前は幼稚園教諭だったが、今は専業主婦。

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提供元:ベビーカレンダー

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