NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のロケ地!長崎県五島市・福江島の魅力あふれる自然スポットを巡ろう

五島市は、九州の最西端、長崎県の西方海上約100キロメートルに位置していて、10の有人島と53の無人島で構成されています。2018年に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産をはじめとした多くの歴史・文化遺産があることでも有名。
実は自然を満喫できるスポットもたくさんあるんですよ!今回は、五島列島の玄関口である福江島の自然スポットをご紹介していきましょう。

飛行機でも船でも!福江島へのアクセス

福江島は、五島列島においては一番西側にある島で、五島市に属しています。旅行者が、福江島を訪れるには、長崎空港もしくは福岡空港から飛行機で五島福江空港に入るか、長崎港もしくは博多港から船舶で福江港に入るといった、2通りのアクセス方法があり、予算やスケジュールに合わせて選びましょう。

五島市は2022年10月から放映が開始されたNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』のロケ地にもなりました。周辺の景色と海に浮かぶ島々を眺めると「五島列島にやってきた!」と感じるでしょう。

市民が集う五島のシンボル「鬼岳」

鬼岳は、全山が芝生に覆われた美しい臼状火山(標高315m)。周囲を含めて登録されている西海国立公園を代表するスポットとして、市民の憩いの場となっています。また毎年5月には、勇ましい「ばらもん凧」が鬼岳の空を滑空することでも有名。

この「ばらもん凧」は、五島の伝統工芸品であり、我が子の健やかな成長を願う親の気持ちが込められています。NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』では、五島が舞台の一つとなっていて、この「ばらもん凧」がストーリーの中でも重要な役割を持つのですよ。
＜鬼岳の基本情報＞
アクセス:福江港から車で約15分

日本の渚百選・快水浴場百選「高浜」

高浜は「日本の渚百選」「快水浴場百選」にも選ばれている全国的にも有名なビーチで、白銀色に輝く砂浜は日本でも有数の美しさを誇る砂浜。周囲を山々の深い緑に包まれ、目の前に広がる海は、波打ち際から沖合まで水色〜青色〜藍色のグラデーションとなって、訪れる人を魅了します。
また、背後を走る国道384号線は、「日本の道百選」にも選定されていて、絶景が続くドライブコースなのでおすすめ!
＜高浜の基本情報＞
アクセス:福江港から車で約40分

圧巻の大パノラマ「大瀬崎」

大瀬崎は福江港から車で1時間ほどの距離にある断崖。ここは東シナ海に面した福江島の最果てであり、九州の最西端に位置することでも有名です。断崖の上に建てられた灯台、周辺の小高い木々、そして背後に広がる広大な海が織りなす景観は圧巻。
そして、大瀬崎は2022年1月に認定された「五島列島ジオパーク(下五島エリア)」においては最大の見どころの一つでもあります。

また、水平線の向こうに夕陽が沈む頃になると、大海原は黄金色に輝き、とても幻想的な光景に包まれます。
＜大瀬崎の基本情報＞
アクセス:福江港から車で1時間ほど

幻の椿「玉之浦」は冬になると見られる!

五島列島は、日本有数の「椿の島」。多くのヤブツバキが自生していて、古くから椿油が生産されてきました。また、濃紅地に純白の縁取りが美しい「玉之浦椿」は、その名のとおり、福江島の玉之浦町で発見されたヤブツバキの突然変異種で、世界的にも貴重な花です。
毎年2月頃には、島では椿にちなんだ一大イベント「五島椿まつり」が開催されていて、椿色に染まった冬の五島列島を楽しむことができますよ。

五島の大自然を満喫して、身も心もリフレッシュしよう!

季節の移ろいを感じながら、ゆっくりと流れる「五島時間」。ここには、どこか懐かしい風景があり、あたたかな島の人々がいます。日常の暮らしに疲れたら、ちょっとだけひと休み。この島の自然に包まれながら、身も心も癒されてみてはいかがでしょうか?
2022年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
五島市観光ポータルサイト 五島の島たび
https://goto.nagasaki-tabinet.com/

【トラベルjp・ナビゲーター】
Go To 五島!(長崎県五島市東京事務所)公式アカウント