ホーム コラム > <料理をしない母は毒親ですか?>「どれだけ帰っていないだろう」恋人の元に走り見捨てられた過去が

<料理をしない母は毒親ですか?>「どれだけ帰っていないだろう」恋人の元に走り見捨てられた過去が

2023-03-23

小学生の娘とサラリーマンの夫を持ち、スポーツクラブで受付スタッフをしながら生活しているあみさん。育児も家事も得意ではないけれど、家族のために作る料理だけは唯一頑張ろうと決めています。料理はあみさんにとって、母との悲しい記憶と人が生きるための力の源という二つの側面を持っていました。娘には自分と同じつらい思いはさせたくないと、料理を教えることにしたあみさん。初めて一緒に作ったカレーは、時間はかかったものの娘の苦手な野菜も克服できる魔法のカレーとなったのでした。

仕事終わりの疲れや悩みが重なると、料理をするしんどさはさらに増していきます。

ふとした瞬間に呼び起される、母との悲しい思い出…

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仕事終わりの疲れと、短大時代の友人・ミウコからの仕事の誘いについての悩みを抱えてしんどさが増すあみさん。改めて、娘がいなければ毎日料理をするなんてことしないだろうな、と感じます。

気分転換に買い物をしてもあみさんの気分は晴れず、やる気も起きません。

そんなとき、地元・札幌の地震のニュースを目にし、高校時代の記憶が呼び起されます。

当時、母親はほとんど帰ってこず、新しい彼氏の家で暮らしている状態。その中で、少ない夕食代を切り詰め貯金に励むあみさんの姿がありました。

まれに母親は、その彼氏と家へ帰ってきます。

逃げるように東京の短大に進学したあみさんへ、ある日、母親から届いた例の彼氏と結婚するというメール。それ以来帰っていないのでした。

あみさんにとって料理には、悲しい記憶と今を生き抜くための力という二つの側面がある分、思い入れがとても強いもの。母親との悲しい記憶のほうが大きく、些細なことをきっかけに、母親と暮らしていたころの記憶がよみがえります。

こうして思い出すたびに、悲しみやさみしさは当時抱いたものよりも大きくなっていくのでしょう。

楽しい記憶だけが残ればいいのに、悲しい記憶ほど、繰り返し思い出し頭に残っているということはありませんか?あみさんには今の幸せな暮らしの中で心が癒えていくことを願うばかりですね。

あみさんの連載は、以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。

作画:松本麻希

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提供元:ベビーカレンダー

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