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サウナ付客室も!津和野唯一の温泉宿「ゆとりろ津和野」

2023-04-02

江戸時代、山々に囲まれた盆地に発展した島根の城下町津和野。現代も姿をほとんど変えることなく、静かでレトロな街並みが観光客を迎えています。
津和野唯一の温泉宿「ゆとりろ津和野」が2023年3月にリニューアルオープン。
地元の茶園「秀翠園」プロデュースのドリンクコーナーやオリジナルブレンドコーヒーを自由に楽しめるラウンジ、利き酒スタンド、プライベートロウリュ付客室など、魅力溢れる温泉宿を紹介します。

築40年以上の温泉宿を再生した「ゆとりろ津和野」

写真:U KOARA

JR山口線津和野駅から徒歩5分、レトロな郵便ポストが目印の温泉宿がゆとりろ津和野。築40年以上の建物をリノベーションし、津和野らしさはそのまま、時代に合った現代の宿として再生しました。
イメージカラーは石州瓦。この土地ではほとんどの家屋の屋根に赤い石州瓦を使用しています。外壁も同系色に塗り直し、温かみが感じられる宿に変身しました。

写真:U KOARA

ゆとりろ津和野は津和野唯一の温泉宿。炭酸水素塩泉、保温・保湿効果の高い塩化物泉の自家源泉で湯上りもぽかぽかです。
山々に囲まれた津和野の露天風呂、朝は鳥のさえずりを聞きながら、晴れた日の夜には星空を眺めながら温泉につかりましょう。

写真:U KOARA

タブレットでスマートチェックインを済ませ、ロビー&ラウンジで一休み。電源付の大きなテーブルはワーケーション利用にもおすすめです。

オリジナルガイドブックが作れるラウンジ

写真:U KOARA

ロビーの左奥は、地元の茶園「秀翠園」プロデュースのドリンクコーナー。水屋をイメージした小さなスペースには秀翠園オリジナルのお茶が5種類並びます。まずは名物「まめ茶」をどうぞ。
セルフサービスのウェルカムスイーツは津和野名物「源氏巻」。あんこを薄いカステラ生地で巻いた縁起の良いお菓子です。津和野は小さな町ですが、源氏巻屋さんが9軒もあるほど愛されている郷土菓子。お茶やお菓子は、鯉が見えるラウンジでいただいても、客室でゆっくりと味わってもいいですね。
源氏巻用の豆皿や秀翠園のお茶はロビーのショップで購入できます。

写真:U KOARA

ロビーの壁に掛けられているカードは津和野百景図をイメージしたもの。おすすめの飲食店、観光スポットが紹介されています。好きなものを組み合わせてあなただけのオリジナルガイドブックを作りましょう。
津和野百景図とは江戸時代の名所や食文化、生活などを描いたもの。江戸時代と今を行き来しているような体験ができるのもこちらの宿の魅力の1つです。

写真:U KOARA

利き酒スタンドでは、好きなお猪口を選び12種類の日本酒の利き酒ができます(有料)。お猪口を選ぶ楽しみ、お酒を選ぶ楽しみ。こういったサービスが旅先の宿選びのポイントになります。

フィンランドサウナ付客室も!ゆとりろ津和野の客室

写真:U KOARA

客室タイプは7つ。ビジネスユースに使える洋室、スタンダードな和室、露天風呂や半露天風呂付和洋室、そして1室限定プライベートロウリュ(フィンランド式サウナ)付の客室も。間取りも違うので、客室選びに迷いそうです。
こちらは、半露天風呂付きの和洋室(定員4名)。セミダブルのベッド2台が並ぶ、無駄のないシンプルなレイアウトです。
客室アメニティやティーセットは最小限のエコフレンドリーな宿。必要なものがあれば1階ロビーからもっていきましょう。

写真:U KOARA

客室の露天風呂、半露天風呂は自家源泉。好きな時間に温泉を独り占めできる最高の客室です。シャワーブース付で快適に利用できます。

写真:U KOARA

1室限定ロウリュ(フィンランド式サウナ)付の客室もゆとりろ津和野のイチオシポイント。プライベートでロウリュ体験ができる特別な部屋です。
露天風呂と水風呂を完備、フィンランドを感じられるアロマオイルも用意されています。サウナーなら1度は訪れたい客室です。

津和野百景図を味わう創作会席料理

写真:U KOARA

食事は1階のレストランagansaiで。"あがんさい”とは津和野の方言で「召し上がれ」の意味。カウンター席もあるモダンカジュアルなレストランです。

写真:U KOARA

こちらのディナーに使用されているのは、津和野百景図に登場する食材。テーブルに置かれたカードをめくれば、どの図に纏わる食材か確認ができます。
例えば食前酒の梅酒(津和野町酒造 初陣の梅酒)は、百景図十『候家庭園の梅園』から。食を通してこの土地や歴史、文化、四季を知ることができます。江戸時代につながる夕食です。

写真:U KOARA

料理は郷土料理を現代風にアレンジしたもので、幅広い年齢層の方が楽しめる内容です。
メインは、オープンキッチンでシェフが仕上げる鉄板焼き。鹿肉、猪肉、和牛の三種のお肉の食べ比べができます。
※メニューは3か月ごとに変わります。

島根の郷土料理が並ぶ朝食

写真:U KOARA

朝、目覚めのコーヒーは1階ラウンジでいただきます。時間ごとに種類が変わるコーヒー。朝は深煎りの津和野ブレンドを提供しています。
オリジナルのコーヒーはドリップバッグで販売もしています。津和野らしいかわいいイラストのパッケージでお土産におすすめ。

写真:U KOARA

朝食はごはんのお供がいっぱい。浜田名産「赤天」、雲南じゃこ海苔、雲南の焼き鯖。炊き立てが最高な釜炊きごはんは江津産コシヒカリ。
島根の旬の食材で作る郷土料理を、少しずついろいろ味わえる嬉しい内容です。
※季節により内容は変更します。

写真:U KOARA

こちらは津和野の郷土料理「うずめ飯」。質素倹約こそが美徳とされていたその昔、ごはんの下におかずをうずめて隠したことが発祥とされています。
温かいお出汁をかけ、津和野産ワサビをすりおろしていただくうずめ飯は、津和野観光協会主催の早朝トレッキングツアー参加だけが食べられる朝ごはん。こちらもagansaiのキッチンで作っています。津和野城跡に腰かけて、津和野の町を見下ろしながらいただくお弁当スタイルのうずめ飯、絶品でしょう。
宿の朝食とうずめ飯、どちらも魅力的ですね。

山陰旅のメイン宿にしたい「ゆとりろ津和野」

時間がゆっくり流れる静かな津和野は、山口県や石見地方とあわせて旅行される方が多い町です。旅のメイン宿にしたくなるゆとりろ津和野、温泉と料理とおもてなしにに癒されてください。
取材協力:ゆとりろ津和野/津和野観光協会
2023年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ゆとりろ津和野公式サイト(外部リンク)
https://yutorelo-tsuwano.com/
津和野観光協会(外部リンク)
https://tsuwano-kanko.net/

【トラベルjp・ナビゲーター】
U KOARA

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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