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「暇なの?」幼稚園の帰り道に立ち話をしてくるママ友。帰宅後の実情を知って申し訳ない気持ちに

2023-04-07

私は現在4児の母で、年長と年少と1歳の娘、3歳の息子がいます。長女の幼稚園の送迎のときに出会ったママ友は、とにかく出会うと必ず立ち話をする人で、子どもが待っていてもおかまいなしです。そのため第一印象はあまり良くありませんでした。しかし、だんだんとママ友の実情がわかってきたのです……。

ママ友との出会い

私とママ友の出会いは、長女が年中になったときです。ママ友は引っ越しをしてきて、年中の娘を幼稚園に転入させたところでした。帰る方向が一緒で、長女を幼稚園に送ったときに初めて出会い一緒に帰ることになりました。初対面だし、分かれ道のところですぐにバイバイするだろうなと思っていると、ママ友の足はおしゃべりとともに自然と止まりました。

当時3歳の次女1歳の長男を連れていたのですが、私も止まることに。たわいのない話が続き、その間に私の子どもたちがぐずりだしてしまいました。けれど、そのママ友はお構いなしに話を続け、私は立ち止まりを食らってしまったのです。そのため、ママ友の第一印象は良くありませんでした。

帰宅後のママ友は実は…

それから毎日、幼稚園までの道のりが同じで、行く時間帯も同じなので一緒に幼稚園までの往復を歩くことに。そして毎日送っていった帰り、分かれ道で立ち話を始めるママ友。それは「立ち話ばっかり……。暇なの?」 と思ってしまうほどでした。しかし、最初はママ友との立ち話がストレスだったのですが、日を重ねるとママ友の事情もわかってきたのです。

ママ友は実のお父さんを介護していて、帰宅したら介護と家事に追われているようでした。私はてっきり、家に帰ったら自分の時間を楽しんでいる人だと思っていたので申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

「あれ?このママ…」

それから何回か一緒に帰宅していると、子どもの様子を見て話を切り上げてくれたり、小さかった息子と遊んでくれたりするようになりました。そしてだんたんと、「あれ? このママ、距離感がちゃんとわかっている人だ」 と思うようになっていったのです。ママ友は、きれいなおさがりの服やおもちゃなどもたくさんくれたり、相談にのってくれたりと、ただただ良い人ということがわかってきました。

ママ友から直接聞いたわけではないですが、今思えば出会った日のママ友は引っ越してきたばかりで話相手がいなかったし、気晴らしの時間が欲しかったんだろうなと思います。

私は、第一印象がよくないとそのイメージをだらだら引きずってしまいがちです。けれど今回の体験で、付き合ってその人をよく知っていくうちに、ギャップにほっこりすることがあるのだなと実感しました。これからは人を第一印象で判断せず、長い目で人との関わりを大切にしたいなと思います。

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著者:松谷 えりな3歳の息子と、年長・年少・1歳の娘たちの4児のママ。教員免許保持。子ども4人と夫、ペットのわんちゃん1匹と暮らしており、趣味は子どもたちといろいろな公園へ遊びに行くこと。

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提供元:ベビーカレンダー

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