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大人ブランコでやんばるの空へ!やんばるパイナップルの丘 安波

2023-04-16

やんばるの空へ…?。そう思った方もいるでしょう。正確に申し上げれば、やんばるの空へと跳ぶような感じで乗れるということ。それも“大人限定”のブランコに!
そのブランコあるのは沖縄本島北部。世界遺産になったやんばるに2022年にできた道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」です。パイナップル畑を見ながらドライブし、ブランコに乗ったら、その前に広がるのは、豊かなやんばるの深い森と空です。

世界自然遺産に登録された「やんばる」

写真:万葉 りえ

日本では数少ない自然分野での世界遺産登録となった、沖縄本島北部の「やんばる」。
漢字で「山原」と書いてやんばると読むほど、山々が連なり森が広がっているこの地域。世界遺産登録となってその価値を再確認した方も多いのでしょう。写真はマングローブがある慶佐次川でのカヌー体験の様子ですが、日本最大級の亜熱帯照葉樹林を見たり体験したりするために北部を訪れる人々が増えてきました。

写真:万葉 りえ

東村、大宜味(おおぎみ)村、国頭(くにがみ)村にわたって広がるやんばるの森。ご紹介する「やんばるパイナップルの丘 安波」は、本島の一番北側にある国頭村の太平洋側(東側)に2022年に誕生した道の駅です。
先程カヌーの様子を見ていただいた国立公園になっている慶佐次湾辺りからドライブしてくるのもいいでしょう。

やんばるの森にむかって漕ぐブランコ

写真:万葉 りえ

この施設も多くの道の駅と同じように物産売り場やレストランなどがあり、それに加えてやんばるの木材を使える工作室も併設しています。そんな特色もありますが、まずは大人ブランコの場所へご案内しましょう。
物産売り場の奥にある別エリア。ここに入るには、自然を保護するための支援金(大人300円)をお願いしています。物品販売のレジで受け付けているので、手首につける支援の印をもらったらそのエリアへ進んでいきましょう。

写真:万葉 りえ

屋上へと上がれば、そこにあるのは大人用のブランコ2基。ブランコに乗れば、目の前には空とやんばるの深い森。そして遠くには海も望めます。ブランコをこぎだせば、長い間忘れていた風が頬をなでていく感覚がちょっと懐かしいかもしれません。
ずいぶん久しぶりなので乗れるかな?と思っても、不思議なもので、乗ってみれば体は自然にブランコをこぎ始めます。ただし、子どもの時と違って頑張りすぎないように。でも、気持ちは子供の時のように、空や風を感じながら無心に。

沖縄の固有種に出会えるか?森の中の観察棟

写真:万葉 りえ

大人のブランコを楽しんだら、次は自然観察棟へ行ってみましょう。今度はメインの建物から下って、緑が深くなっているほうへと進みます。ここはもうヤンバルクイナをはじめとして、「琉球○○」などの名が付けられた沖縄の固有種もすむ森の一部です。

写真:万葉 りえ

観察棟に入れば、茂みや小川があるほうには大きなガラス窓。ソファもあるので座ってゆっくりと生き物がくるのを待ったり、水の中で動くものを観察したりすることができます。
また、近くの木に巣箱がかけられているので、そこをねぐらにする生き物に出会えるかもしれません。

地元色がたっぷりの物品販売コーナー。パイナップル関係も

写真:万葉 りえ

この場所だからこそ味わえるやんばるの自然。それを身近にできる場所をご案内しましたが、物品販売のコーナーでもこの道の駅は地元色が濃い品ぞろえです。
東村から国頭村にかけてはパイナップルの生産が盛んな地域。7月から10月にかけての収穫期は生のパイナップルが出回ります。またパイナップルを使った加工品もお勧め。
その一つが、この写真の右端に写っている地元の菓子店の焼き菓子です。フレーバーを選べますが、人気はやはりパイナップル風味。パッケージにはヤンバルクイナのイラストが入ります。お土産にも、ドライブのおやつにもどうぞ。
また、ここ国頭で三線を製造している方の説明と作品も展示されています。都会のカルチャーセンターなどでも人気の三線教室。興味がある方、もうすでに習っている方。国頭生まれの三線をならしてみませんか。

ぐるっと国頭村を楽しんでみよう

写真:万葉 りえ

道の駅「やんばるパイナップルの丘 安波」をご紹介してきましたが、こちらは同じ国頭村でも西側にある道の駅です。「ゆいゆい国頭」には東村、大宜味村、国頭村の観光案内所が併設されているので、やんばるの情報が沢山ほしい方はこちらを利用してから周るのもよいかもしれません。
沖縄本島最北端の「辺戸岬」に、やんばるの生き物について知れる「ウフギー自然館(環境省施設)」など、他にもお勧めの場所があるやんばる。太平洋側からでも、東シナ海側からでも、ぜひ道の駅を利用しながらやんばるの貴重さや雄大さを体感してください。
<ゆいゆい国頭の基本情報>
住所:沖縄県国頭郡国頭村字奥間1605
電話番号:0980-41-5555
アクセス:バス67番辺土名線 奥間ビーチ入口バス停から徒歩1分

やんばるパイナップルの丘 安波の基本情報

住所:沖縄県国頭郡国頭村安波1089番地7
電話番号:0980-43-5115
営業時間:10:00〜17:00(年中無休)
2023年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
やんばるパイナップルの丘安波(外部リンク)
https://pineapple-hills.jp/
世界遺産決定!沖縄「ウフギー自然館」で貴重なやんばるの秘密を探る
https://www.travel.co.jp/guide/article/46161/

【トラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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