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なんだ?!滝の上を電車が走ってる!那須烏山「竜門の滝」

2023-04-18

まるでナイアガラの瀑布のような、迫力の滝「竜門の滝」は、栃木県の東、那須烏山市にあります。この滝、知る人ぞ知る有名な撮影スポットでもあるのです。なんと滝の上を電車が走ります。滝と電車のコラボを撮影する為だけに、訪れるファンもいるほど。また伝説や民話が多い街で「竜門の滝」にも昔話が残っています。毎年7月に開催される「山あげ祭り」がユネスコの無形文化遺産に登録され、ますます盛り上がりをみせています。

「竜門の滝」の超ド迫力と豪快なミストシャワーに圧倒される!

写真:那須 マッキー

「竜門の滝」は那須烏山市を流れる「江川」にかかる滝で、JR烏山線の滝駅から徒歩で7〜8分にあります。滝の規模は、高さが約20m、滝幅はなんと65mもある巨大なもので、初めて訪れた方は、一様に口をそろえ、まるで「ナイアガラの滝」みたいとおっしゃいます。滝駅という名前も、この滝名から由来しています。
滝の前に立つと、両手を広げて胸いっぱい、滝の持つ力強さとマイナスイオンを、吸い込みたくなる気持ちがわかります。

写真:那須 マッキー

那須烏山市の直ぐ近くにある、茨城県大子町の日本三大名瀑のひとつ「袋田の滝」は、滝の横幅が73mですから、65mの「竜門の滝」はこの地方では、2番目の大きさがあります。

まるでナイアガラの滝みたい!

写真:那須 マッキー

滝へ降りて行く遊歩道途中の観瀑台付近から視ると、その凄い迫力は、まるで「ナイアガラの滝」を見るような気分になれます。熱い日差しの照りつける真夏でも、涼を感じることができます。大勢のファミリーが飲み物やお弁当持参で訪れ、川遊びを楽しんでいます。

写真:那須 マッキー

いろいろな伝説や逸話の多い、那須烏山市ですが、この「竜門の滝」にも言い伝えが残っています。昔この滝の滝壺には正体不明の怪物が住むといわれていました。滝近くにある「太平寺」の53代住職が、その姿を確かめたいと21日間一心不乱に祈り続けたところ、空が真っ暗になり、滝壺の中から巨大な大蛇が現れたといいます。
この滝の中段には男釜(おがま)、女釜(めがま)と呼ばれる2つの縦穴があり、この男釜に住むという「龍」の伝説が滝名の由来となっています。

えっ!えっ!なにっ!滝の上を電車が走ってる!

写真:那須 マッキー

龍門の滝直ぐ前には、河の中を横断できる遊歩道があり、滝のすぐそばまで近づく事ができます。豪快な滝を眺めていると、時間により不思議な光景に出くわします。なんと、滝の上を電車が横切ります。実は滝の直ぐ上をJR烏山線が走っているのです。タイミングが良ければ滝と電車のコラボレーションが視られます。滝と電車を一緒に撮影できる、面白いスポットにもなっています。

「竜門の滝」の伝説と民話の全てがわかる「竜門ふるさと民芸館」

写真:那須 マッキー

竜門の滝の降り口には、那須烏山市の伝説や民話などを紹介する「竜門ふるさと民芸館」があります。館内には「竜門の鳴き竜」や「竜神洞」、民話をアニメで紹介するコーナーがあります。
(開館 9:00〜16:00 火曜日休館、無料で入館できます。)

写真:那須 マッキー

ふるさと民芸館での見どころは「竜神洞」で、手を合わせると強面で喋り出す「ハイテク龍」などがあり、竜神の前で手を合わせると、いきなり竜神が質問をしてきます。わざわざ足をはこんだ訳はなんだ〜願いはなんじゃ、それでは「この竜神の力で幸福を授けよう〜○○○さらばじゃ」と、かなり手の込んだ仕掛けがあります。お子さん連れの方にも、とっても楽しい施設になっています。
雨の日や大水の時でも濡れずに、ふるさと民芸館の展望階から安心して滝を眺めることができます。しかも入場無料なんてお得ですよね。

写真:那須 マッキー

竜神ふるさと民芸館では、那須烏山市の観光案内施設でもありますので、市内の良い処や名勝地、祭りなどの紹介もわかりやすく案内しています。ユネスコ無形文化遺産に選定された「山あげ祭り」などがビデオを含め、詳しく紹介されています。「山あげ祭り」は毎年7月の第4・金・土・日に全町をあげて開催される、勇壮なお祭りです。

「竜門の滝」のまとめとして

いかがでしたか?那須烏山市の「竜門の滝」真夏の涼が欲しいシーズンはもちろんのこと、秋の紅葉も大変美しい名所です。7月町中が祭り一色になる「山あげまつり」の時期もお奨めです。

【トラベルjp・ナビゲーター】
那須 マッキー

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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