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もう行った?「万座毛」の新施設 観光も買い物もさらに充実

2023-04-23

東シナ海が前面に広がる、琉球石灰岩の崖地「万座毛」。この沖縄県恩納村にある岬は、以前から観光地として人気の場所です。
その万座毛に新しい施設がオープンして、さらに観光や買い物の充実度があがっています。広い売り場に、見晴らしの良いテラス。万座毛に行ったことがない方だけでなく、久しぶりに沖縄を旅するという方も、この景勝地に足を運んでみてください。

新しく整備された景勝地「万座毛」

写真:万葉 りえ

以前から景勝地として人気スポットとなっていた万座毛ですが、店などの様子はちょっと前の時代のままになっていました。それが変わったのが2020年の秋。「万座毛周辺活性化施設」としてご覧の建物がオープンしたのです。

記念撮影スポットでは足元までしっかりと

写真:万葉 りえ

敷地内には写真スポットも誕生しています。通称「象の鼻」といわれる崖の突端はもちろん後で撮影するとして、まずはここで記念撮影。旅した場所が一目瞭然です。
ここでは床部分にも注目してみてください。入れられているのは沖縄の織物・ミンサー織などに織り込まれる4つと5つの文様です。これは「いつ(五)の世(四)も末永く」という想いを秘めたもの。ですから撮影の際は、足元部分も忘れずに。

写真:万葉 りえ

チケット購入をして万座毛展望エリアへと進んでいけば、岬を一周するように一方通行の順路が整備されています。海の近くに進むと風が急に強く吹いてくる日もあるので、帽子や日傘をお持ちの方はこの辺りから注意して歩くようにしてください。

足元には天然記念物の植物群

写真:万葉 りえ

順路に沿って進めば、あの有名な「象の鼻」の風景が目前に出てきます。
「毛」というのは原っぱという意味で、こちら側も向こう側も上部は本当に平らな原っぱ。しかし高さ約20メートルの琉球石灰岩の切り立った崖には、荒波がぶつかります。
自然が造った崖の造形とそれを包み込むように輝く碧い海との対比。昼間の風景も素敵ですが、夏季は閉館時間が遅めになっているので、夕日を狙って行くのもお勧めです。

写真:万葉 りえ

琉球石灰岩の表面は水分を保持する力が弱く、また強い潮風が吹きつけるので植物が育つには厳しい環境です。ですから、ここで生育している植物は限られた種だけ。
崖の方に目が行きますが、この辺りは「万座毛石灰岩植物群落」という沖縄県指定の天然記念物にもなっています。他では見ない植物もあるので、近くの緑にも目をやってみてください。
順路にそって岬をぐるっと周っていけば、厳しい環境に根を張っている植物ごしにトベラ岩(夫婦岩)や万座ビーチホテルが見えてきます。

2階の地元名店グルメには「海ぶどう丼」発祥の店も

写真:万葉 りえ

見学後は施設内を楽しむ方も多いでしょう。
1階はくつろぎの空間で、お土産品に向く品々が大変充実しています。沖縄らしい食品にシーサーや琉球ガラスをはじめとした工芸品。また、恩納村産の海産物や、恩納酒造所の限定商品などはお土産にしやすいサイズも揃います。
そして2階は地元グルメの空間です。サーダーアンダギーやぜんざいなどの沖縄スイーツだけでなく、お食事メニューもしっかり対応。手前に写っている「元祖 海ぶどう」は、グルメ番組の取材を受けている海ぶどう丼発祥の店。お昼時なら恩納村漁協組合ブランドの海ぶどうを味わってみてください。

3階は山と海のパノラマビュー

写真:万葉 りえ

2階にはテラス席もあり、気候が良い時はこちらで食事をとるのもお勧めです。また海側にもテラスがあり、そこから岬や海を望むことも。
そして3階は、さらに開けたパノラマビューが楽しめる展望台になっています。恩納岳側を見たり、琉球の王だった尚敬王が称賛した万座毛の風景を見たり。
駐車場使用料や施設利用料はいりません(万座毛展望エリアのみ有料)。琉球の時代からの景勝地「万座毛」で、旅のひと時をお過ごしください。

万座毛の基本情報

住所:沖縄県国頭郡恩納村字恩納2767
電話番号:098-966-8080
アクセス:沖縄自動車道 屋嘉ICより10分
駐車場:無料
施設利用料:無料
万座毛展望エリア:一人100円(大人・小人同額)
2023年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
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【トラベルjp・ナビゲーター】
万葉 りえ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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