「担当さん大好き」緊急入院で気が重いのが仕事。妊婦さんを感激させた派遣会社の神対応＜激烈つわり＞

つらい妊娠中の「つわり」。もしゃもぅさんは、入院が必要と言われるほど重度のつわり(=重症妊娠悪阻/じゅうしょうにんしんおそ)になってしまい、痛みや苦しみを人一倍に感じていました。大学病院で検査をした結果、ケトンが最大値になっていたことが判明し、即入院することになったもしゃもぅさん。主治医や看護師さんからおこなうことリストを告げられますが、その内容はあまりにも大変なものでした……。いつ退院できるかわからない状況に、仕事のことが不安になっていました。

もしゃもぅさんの仕事は、派遣保育士。派遣元と派遣先の両方に入院報告をする必要がありました。

まずは派遣元に連絡をすることに。すると、入院のタイミングからほどなくして派遣先との契約が終了することを告げられます。派遣先との契約が終了となれば……。「中途解約」という最悪の可能性が頭によぎってしまい、不安に陥っていました。

当面無職で失業手当コースに!?

派遣元に事情を説明し、治療に専念することになったもしゃもぅさん。

でもこのままでは派遣元との契約が切れてしまう……と、慣れない入院生活ということもあり、ネガティブな思考に陥ってしまいます。

「一年目からやり直し? そうなると、有給も0? もしかして育休も給付金ももらえない? というか当面無職で失業手当コースに?」

しかし、派遣元からは予想外の言葉が!

「こちらと契約が切れることはありません」

「入院されるとの事なので、傷病手当が適応されます」

ともしゃもぅさんにとってうれしい言葉が返ってきたのです。

派遣元の対応にもしゃもぅさんは安心した表情を浮かべていました。

産婦人科の先生曰く、妊娠悪阻と診断された場合は病気として扱われ、保険も適用されるのだそうです。入院費やこれからの子育てなどを考えると、収入は悩みの1つですよね。その不安が解消されて良よかったです。治療に専念できそうですね。

監修/助産師 松田玲子

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