2023-04-25
つらい妊娠中の「つわり」。もしゃもぅさんは、入院が必要と言われるほど重度のつわり(=重症妊娠悪阻/じゅうしょうにんしんおそ)になってしまい、痛みや苦しみを人一倍に感じていました。大学病院で検査をした結果、ケトンが最大値になっていたことが判明し、即入院することになったもしゃもぅさん。主治医や看護師さんからおこなうことリストを告げられますが、その内容はあまりにも大変なものでした……。いつ退院できるかわからない状況に、仕事のことが不安になっていました。
急きょ入院することになったため、会社にも報告しなければいけなかったもしゃもぅさん。
派遣社員という仕事柄、派遣元と派遣先の両方に連絡が必要で、まずは派遣元に一報を入れることに。すると電話口から「大丈夫ですよ。こちらの方で派遣先にも連絡を入れておきます」と機転のきいた返答が!
収入面も心配していましたが、入院した場合は傷病手当が適応されるということを知り、もしゃもぅさんは安心します。
しかし、緊張の糸が解けたのか、彼女は再び嘔吐に悩まされてしまいます……。
傷病手当金が受けられると聞いて、ひと安心していたもしゃもぅさん。会社関連の話も一旦は落ち着き、一時は安堵の表情を見せていましたが、再度嘔吐の症状が出てしまいます。
「点滴をしているのに、なんで良くならないの!?」
そんな不安を抱えていたところに、入院準備のため家に帰っていた夫が病室に戻ってきました。
「頼まれていたポーチは机の上で、水は冷蔵庫、歯ブラシとかはリュックの中に入ってるから」
「じゃあ、帰るわ!」
夫のテキパキした救援に、いつも以上の頼もしさを感じていたもしゃもぅさん。しかし、あまりにも早い夫の帰宅宣言に、「え、早ッ」と心の中でツッコむものの、これはきっと「自分が臭いと思ってさっさと部屋を出ようとしてくれているんだ」と察します。
しかし、夫の本音は違ったのです……!
「もう我慢の限界! ちょっと近くの中華屋に行ってくる!」
においに敏感に反応してしまう妻のことを想い、しばらくの間、大好きなニンニクを食べるのを我慢していたようです。
一見、無責任にも思える旦那さんの言動ですが、お互いにオープンに本音を共有し合うことで夫婦の信頼関係が築けているのかもしれないですね。旦那さんの存在はとても頼もしく、もしゃもぅさんは安心して治療に専念できそうですね。一刻も早い回復を願うばかりです。
監修/助産師 松田玲子
もしゃもぅさんの投稿はブログでも更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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