2023-05-20
息子が生後2カ月のとき、夫に息子を任せて初めて外出しました。帰宅後に目に入ったのは、泣いている赤ちゃんをそっちのけでゲームに没頭している夫! 赤ちゃんが泣いていた原因は、夫ならできると思い込んでいた、あのお世話でした。
出産して2カ月が過ぎたころの出来事です。慣れない新生児育児に疲れ、私のストレスは溜まる一方。ひとりになりたい一心で、思い切って夫に息子のお世話を頼み、カフェに行くことにしました。私は落ち着いた雰囲気のカフェでひとり時間を満喫。快く送り出してくれた夫に感謝しながら、そのひとときを楽しみました。
夫へお土産のお菓子を買って、1時間ほどで帰宅する私。家に帰ると、リビングには泣いている息子をほったらかして、ゲームに没頭する夫の姿が。急いで息子を抱き上げると、どうやらう●ちをしていたよう。「泣いているのに、なんでおむつを替えてないの?」と聞くと、「う●ちのおむつ交換はしたことないから無理だよ〜」と悪びれる様子もなく答える夫。しかも、息子はびっしょりと汗をかいていて着替えも必要な状態だったのです。「どれに着替えさせたらいいかわからないし」とヘラヘラ笑う夫に私は怒りが爆発!「そのくらい自分で考えてできないの!?」「風邪ひいたらどうするの!」と持っていたお土産を夫に投げつけました。怒りと悲しさとで「1時間ですら頑張れないの?」と泣き叫ぶ私に、夫はびっくりした様子で黙っていました。
その後、冷静になった私は、う●ちのおむつの替え方や着替えがどこに置いてあるのか、どういったときに着替えが必要でどの服に着替えさせればいいのかまで細かく説明。「泣き叫ぶ息子を見て何かあったのかと、すごく心配になったんだよ!」と私の気持ちを伝えると、うつむきながら「ごめん、これからは自分もできるようにする」と夫も反省し、私の気持ちも理解してくれました。当たり前にしくれると思っていたことすらできない夫にはがっかりしましたが、どんなことでも期待せずに、してほしいことは細かく伝えることが大切だと実感した出来事でした。
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作画/Pappayappa
著者:小林結佳息子と夫の3人暮らし。30代で出産したが、子育てがつらすぎて2人目を産むことを諦めたアラフォー。地方出身の転勤族。カフェに行くことが大好き。
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