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梅パワーで初夏〜梅雨時期を健やかに!梅干し、梅シロップなど食べ方や、栄養は?

2023-06-13

梅パワーで初夏〜梅雨時期を健やかに!梅干し、梅シロップなど食べ方や、栄養は?

梅雨が近づくと、じめじめとした雨模様の日や、夏日のようにまぶしい太陽の光が降り注ぐ日が交互にやってきます。気候や気温の変化は体の調子を狂わせがち…
そんな時こそ、疲れを溜め込まない「梅パワー」を取り入れることがおすすめです。

旬を楽しむ「梅仕事」

この時期の風物詩のひとつ「梅」。
コロンと丸い青梅がスーパーに並びはじめると、今年もいよいよ、この季節がやってきた…!と、静かに喜んでしまう筆者です。
毎年子どもたちと一緒に、夏に向けて青梅で梅シロップを仕込みます。最近は氷砂糖で作る定番に加え、ストックしている西表島の黒糖で作る2種類の梅シロップを仕込むのがお決まりの我が家。
爽やかな風味の梅シロップ、コクのある黒糖梅シロップ、どちらも疲れた体に染みわたり、疲れを溜め込まない体作りをサポートしてくれます。

青梅で手軽に作れる「梅シロップ」

<作り方>
1.さっと洗い、ヘタを取った青梅の水分をふき取る
2.竹串で数か所穴をあける
3.煮沸消毒した保存瓶に、氷砂糖(黒糖でもOK)と交互に重ね入れる。
※分量は、梅:氷砂糖=1:1が目安
4.密封して毎日やさしくゆすって、エキスが出てくるのを待つ
※梅からエキスが出てしわしわになり、砂糖がほぼ溶けてきたらOK!
<梅シロップの楽しみ方>
・水やソーダで割って、梅ジュースに
・オリーブオイルと合わせて爽やかなドレッシングに
・魚の煮付けの隠し味に

手軽に今すぐ取り入れるなら梅干し

5〜6月が旬の青梅は、残念ながらそのまま生で食べることはできません。手軽に梅パワーを取り入れるなら、何といっても「梅干し」ですよね。
白いごはんによく合う梅干しは、おにぎりの具材の定番。お弁当に入れれば、殺菌効果も期待できるんですよ。
<梅干しの食べ方アイデア>

・白いごはんのお供に
・冷麺にトッピング
・梅肉をたたいてキュウリなどと和え物に
・あたたかい日本茶に加えて

疲労回復に嬉しい梅の栄養

様々な楽しみ方ができる、梅。効能面では「梅はその日の難逃れ」ともいわれるように、健康をサポートする働きが期待されてきました。
青梅の生食は毒性がありNGですが、ご紹介したような梅シロップや梅干しで取り入れれば安心です。
【クエン酸】
疲労物質の乳酸の代謝をサポートし、疲労回復効果が期待されている。エネルギー代謝が高まることで、疲れ知らずの体作りに貢献。
【殺菌効果】
梅のクエン酸には、高い抗菌作用も。お弁当に入れることで、食中毒予防にもなります。
我が家の子どもたちは二人とも運動系の習い事をしているので、暑くなるこれからの時期は梅シロップや梅干しが欠かせません。バテてしまう前に、しっかり水分・栄養補給をし、疲れを取り除くことが大切です。

【まとめ】梅の栄養で、初夏を乗り越えよう

いかがでしたか?
梅シロップや梅干しなどで、手軽に栄養を取り入れることができる旬の梅。
皆さんも是非、季節の変わり目の体調維持や疲労回復のためにも、日々の食事に上手に取り入れてみて下さいね!

國塩 亜矢子( フードコーディネーター)
【保有資格】
・女子栄養大学認定・食生活指導士1級
・べジフルビューティーアドバイザー
・調味料ソムリエ
・キッズキッチンインストラクター
【著書】
・決定版!節約・冷凍レシピ(宝島社)
【プロフィール】
フードコーディネーター・インナービューティー料理研究家。「インナービューティー」を軸とした自宅での少人数制レッスン、メディアでのコラム執筆、レシピ開発等の仕事を通じ、「正しい食のあり方」×「美」についてのエッセンスを伝えている。
出産後は離乳食レシピや妊活・マタニティ・授乳ママレシピの開発にも積極的に取り組み、女性のライフステージごとに関わる「食」の大切さを幅広く発信中。

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提供元:カラダクリアー|身体の内と外から「ホンキノカラダ」をつくる

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