2023-06-18
小学5年生のころ、私は宿泊学習に行きました。休み時間に友人とトイレに行ったのですが、個室に入ろうとしたとき、友人が突然悲鳴を上げたのです。個室の中をのぞくと、まさかの光景が!?
小学校5年生のとき、私は1泊2日の宿泊学習に行きました。授業を終えて、私は友人のYちゃんと一緒にトイレへ行くことに。そして、「じゃあね〜」とそれぞれ自分の個室に入ろうとした瞬間、Yちゃんが「ぎゃーーー!!!」と悲鳴を上げたのです。
びっくりしてYちゃんのほうを見ると、Yちゃんは顔面蒼白で個室の前に立ちつくしていました。「どうしたの!?」と個室の中をのぞき込むと、なんと洋式トイレの便座が赤く染まっていて……。
思わず私も「うわーっ!」と悲鳴を上げてしまいました。「誰かが血を吐いたの!?」と恐ろしい想像が頭の中を駆け巡りましたが、よく見てみると、便座に付いた血はトイレットペーパーで拭いて伸びたような状態になっていました。
そのとき、Yちゃんから「これって血を吐いたんじゃなくて……生理じゃない?」という言葉が。
便座に経血をつけてしまった子は、経血をつけてしまったことにパニックになり、トイレットペーパーで拭き取ろうとしたけれど完全にきれいにできないまま退室してしまったのではないか、と私たちは考えました。
このとき、周りには生理が始まっている女子がいましたが、私とYちゃんはまだ初潮を迎えていませんでした。
生理について「血が出るんだな〜」「ナプキンを使うんだな〜」というぼんやりとした知識はあったのですが、実際にこのような場面に遭遇したのは初めてでした。しかし、私たちは冷静に女性の先生に「トイレの便座が血で汚れていました。多分誰かの生理の血だと思います」と報告することができたのです。
そして、先生が対応してくれたおかげで事態を大きくすることなく解決することができました。
私とYちゃんは、初めて血のついた便座に遭遇して最初はとても驚きました。しかし「これは経血なんじゃないか?」と、冷静に対応することができて本当によかったです。この出来事があってから「人を驚かせないためにも、生理がきたら、トイレを汚していないかしっかり確認してから出よう」と心に決めました。
著者/ココロナナコイラスト/まっふ監修/助産師 松田玲子
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