2023-07-30
寒いねさんの生後3週間の息子が肥厚性幽門狭窄症(ひこうせいゆうもんきょうさくしょう)になって手術したときのお話です。ある日、いつもと違った茶色い吐き戻しをしたことがきっかけで、救急センターに駆け込みます。検査の結果、原因が判明。今後の成長のことも考えてなるべく早く手術を受けるのが好ましいということで、大学病院へ転院して手術をすることに決めました。
なつくんの手術が急きょ決まり、慌ただしく送り出した寒いねさん。夫とともに待った手術中の2時間は、とてもとても長く感じました。そして、無事に手術は成功。本当に少しずつですが、ミルクを飲む許可も下りました! このまま順調に退院できると思っていたのですが……?!
※「かんちょう」の漢字に誤りがあります。正しくは「浣腸」です。
手術を終えたなつくんは、少しずつ育児用ミルクを飲めるようになり、4日後には点滴も外れてずいぶん身軽になりました。あとは体重が順調に増えてくれたらすぐに退院できると思っていたのですが、そう簡単な話ではありません。寒いねさんにとってつらい日々のスタートとなってしまいました。
なつくんは日中よく寝る代わりに夜のぐずりが激しく、寒いねさんは慢性的な寝不足に陥っていました。それでもまだ具体的な退院日は決まらず、何をしても泣き止まないなつくんを見て、何かが切れてしまった夜。「勝手に泣いとき!!」と、イライラが止められず乱暴にベッドにおろしてしまい、自己嫌悪に……。
そして、泣き声で同じ部屋の子に迷惑をかけられないと思い、夜中になつくんを抱っこしながら病棟を歩いて回る日々が続きました。誰かに頼るなんて、考える余裕はありません……。
寒いねさんのように、自分自身の疲労がたまっている中、育児が思うようにいかないときは、わが子であってもイライラしてしまうことはありますよね。つらいときは赤ちゃんのお世話を誰かに代わってもらったり、気持ちを吐き出したりして、ママの心身を少しでも休められるといいですね。育児がつらいときは、ひとりで抱えず、家族や助産師さんなどに相談しましょう。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
寒いねさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪
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