「神すぎる…」歓迎会中、突然の生理に!同僚の気づかいに思わず涙

私は、今の会社に入社して2年目です。入社したときからコロナ禍でなかなか飲み会が開けず、少しずつ落ち着いてきた今年に歓迎会を開いてもらうことになりました。ワクワクして歓迎会を楽しんでいたのですが、生理がきてしまって、私の気持ちは一気にブルーに。さらに……。

生理予定日じゃなかったのに…!

職場で歓迎会を開いてもらうことになった私は、とてもワクワクした気持ちで会場へ。楽しくお酒を飲みながら職場の人たちと話していましたが、次第になんだかおなかが痛み出してきました。「もしかして……」と嫌な予感がし、すぐさまトイレに駆け込み確認するとなんと生理がきてしまっていました。

「生理予定日は1週間後のはずなのに、なぜ今……」と気持ちは一気にブルーに。さらにそこであることに気づきます。生理がくると思っていなかったので、ナプキンを持ってきていなかったのです。重大なことに気づいてしまった私は、どうすればいいのかと焦ったまま、ひとまずトイレから出て席に戻りました。

ピンチを救ってくれた同僚

席に戻ると、女性の同僚から「遅かったね、大丈夫?」と声をかけてもらいました。そこで、私はその同僚に事情をこっそり話すことに。すると、彼女はナプキンを持ってきていたようで、私にナプキンを1つ譲ってくれたのです。

トイレでナプキンをつけることができて安心した私。その後、ラストオーダーの時間になり、会計を済まして歓迎会は終わりましたが、「行ける人は二次会に行こう」という話になりました。

生理がきたばかりということもあり、二次会に行けるか不安でしたが、歓迎会にきていた全員が二次会に行くということもあり、なんとなく断りにくい雰囲気に……。

二次会ではあまり飲み過ぎないように、無理をしないようにしようと心に決めて向かうことにしました。

一難去ってまた一難。さらなるピンチ到来!

一次会で生理になったことに気づき、そこから少しブルーな気持ちのまま二次会へ。ですが、二次会でもさらなるピンチが待っていたのです。

2軒目についてから1時間ほど経ったときから少しずつ頭が痛くなってきました。そこで「帰宅する」としっかり言えばよかったのですが、周りの雰囲気もあり言い出せなくて……。頭痛はひどくなる一方だったそのとき、また同僚が水を差し出してくれました。

同僚は私の顔色が悪いことに気づき、お水を頼んでくれていたようです。幸い、その後すぐにお開きになったので、帰路につくことができましたが、何度もこの同僚に助けられ、心が救われた気持ちになりました。同僚からの助け舟に泣きそうになったのを今でも覚えています。

想像していなかった突然の生理で焦っていた際、私に寄り添ってくれた同僚の心づかいにとても感謝の気持ちでいっぱいになりました。生理中はアルコールが回りすぎるということを知り、改めて生理の際はお酒を飲み過ぎないことが大事だと実感。そして、いつ生理がきてもいいようにナプキンも常に持ち歩くようになりました。

※生理中はアルコールを分解する力が低下しているので、アルコールがまわりやすくなります。また、経血が排出されることで貧血や脱水にもなりやすい状態です。その状態で、アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度が上がって、頭痛やめまいなどを引きおこす恐れもあります。さらにアルコール摂取によって、血行が良くなり出血量が増えます。代謝が悪くむくみやすかったり、精神的に不安定になったりする時期でもあるので、飲み過ぎには注意しましょう。

著者/浦田むに作画/加藤みちか監修/助産師 松田玲子

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