「まさか浮気相手の子どもだったなんて」両親が13年間秘密にしていたこと ＜娘が目にしたものは＞

母と担任の先生の不貞現場を目撃してしまったすみれさん。2人の浮気は5年前から続いていて、妹・咲の父親は先生であることがわかりました。母を責めていたすみれさんでしたが、母よりも先に父が浮気をしていて、隠し子までいることが発覚。両親の隠しごとを探るために、すみれさんは母の古いスマホの電源を入れてみたのですが……。

母のスマホに保存された写真を見ていたすみれさん。すみれさんが生まれる直前まで遡ったところで手が止まります。そこに写っていたのは、妊娠していない母の姿。本当であれば臨月で大きなおなかをしているはずの母がなぜ……? すみれさんはスマホを手に、母の元に向かいました。

父が最後まで隠していたこととは……

一時は自分は先生の子どもではないかと勘ぐったすみれさんでしたが、事態は信じがたい展開に……。血が繋がっていないのは父ではなく母だったのです。

父がすみれさんに話せずにいたのも、これで納得できました。

元カノとの浮気、浮気相手の妊娠、元カノの死、そして離婚の申し出。母にとっては、つらく苦しい日々だったに違いありません。

すみれさんにとって“悪”でしかなかった母。憎い浮気相手の子どもだったすみれさんを、自分の子どもとしてここまで育ててくれたことに複雑な気持ちを抱くのでした。

自分が浮気の末できた子どもだと言う事実は、胸を深くえぐられるほどのショックだったことでしょう。あんなに知りたかった真実ですが、「知らないほうが幸せなこともある」という母の言葉が身にしみたのではないでしょうか。

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