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桜島を望む温泉旅館「界 霧島」で絶景に心震える子連れ旅

2023-09-08

全国に22施設を展開する星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」。その17番目の施設として2021年にオープンした桜島を見渡す壮大な自然に包まれた温泉旅館が「界 霧島」です。
ピクチャーウィンドウから望む絶景が魅力の客室や、スロープカーで行く温泉。薩摩の食文化を味わう会席料理に、天孫降臨を物語る舞を楽しむご当地楽。親子お揃いの作務衣で過ごす「界 霧島」の見どころたっぷりの子連れ旅をご紹介します。

神話が息づく高千穂峡に佇む「界 霧島」

写真:界 霧島

星野リゾートの温泉旅館「界 霧島」があるのは、天孫降臨の神話が残る高千穂峡の中腹。まるで宙に浮いているかのような造りで、滞在を通して様々な場所から開放的な絶景を楽しめるのが魅力です。コンセプトは「桜島をはるかに見渡し、湯浴み小屋でうるおう宿」。

写真:ひいろ あいこ

ロビーから続くトラベルライブラリーは、ドリンクと共にゆったりと本を読める特別な場所。ご当地の歴史や文化にまつわる本、旅に出たくなるような本がセレクトされています。
霧島ならではの神話にまつわる本も多くあるので、到着後早めに子どもと一緒に読むことをおすすめします。この土地にまつわる神話を知ることでより興味深い滞在となることでしょう。

写真:ひいろ あいこ

トラベルライブラリーには、コーヒーのほか、霧島茶のサービスも。本を片手にお茶の飲み比べを楽しんでみてください。

全室桜島ビュー!絶景を望む客室

写真:ひいろ あいこ

「界 霧島」の客室は、全てが地域らしさ溢れるご当地部屋「薩摩シラス大地の間」。
お部屋に入ると、息を呑むほど美しい絶景に心が震えます。
大きなピクチャーウィンドウから見えるのは、広大な霧島高原の大自然。晴れた日には桜島までくっきりと眺めることができます。特別なお部屋だけでなく、どのお部屋からもこの絶景を望めるというのだから驚きですよね。

写真:ひいろ あいこ

家族で泊まるなら各フロアの角部屋に位置する60平米、4名定員のお部屋がおすすめ。
窓に対峙するように置かれた「界」オリジナルの寝具「ふわくもスリープ」は、寝心地も抜群です。
ベッドボードは、霧島連山をイメージしデザインされた“シラス”壁。“シラス”は、鹿児島県の大地の恵み、火山噴出物のことで、湿性に富み、消臭と空気の浄化作用に優れています。

写真:ひいろ あいこ

ルームキーについているのは、鹿児島の伝統工芸品「薩摩ボタン」のキーホルダー。
「薩摩ボタン」は一旦途絶えたものの、平成になってまた復活したため“幻のボタン”とも呼ばれています。一つひとつ手作りされた貴重なものでとても繊細。
こういった細やかなところでも地域の文化や工芸品を感じられるのも「界」ブランドの魅力です。

スロープカーで行く!パノマラビューの絶景温泉

写真:ひいろ あいこ

「界 霧島」の客室から湯浴み小屋への移動はスロープカーを使います。大きなガラス張りのスロープカーに乗り、絶景を楽しみながらの移動は非日常感たっぷり!
子どもたちにとってもスロープカーで行く温泉は特別なもの。お風呂嫌いな子でもきっと何度でも行きたくなってしまうはずです。

写真:界 霧島

広大なすすき野原に佇む湯浴み小屋には、熱湯とぬる湯の内風呂2つと、露天風呂の3つの湯船があります。
特筆すべきはやはり何と言っても露天風呂からの眺め。何も遮るものなく目の前に広がる大自然は開放感抜群!青い空と大自然を眺め、高原の心地よい風を感じながらの入浴は身体が緩んでいくのを感じます。

写真:ひいろ あいこ

温泉で温まった後は、すすき野原を望む湯上がり処でいっぷく。鹿児島ならではのお茶やアイスキャンディーのサービスがあります。

薩摩食文化を楽しむ豪華会席

写真:界 霧島

夕食でも鹿児島の食材をたっぷりと使ったご当地感溢れるお食事が楽しめるのも「界霧島」ならでは。子どもと一緒に薩摩食文化に触れながらお食事を楽しみましょう。
お食事処は、個室や半個室のため、小さな子連れ家族でも周りの目を気にせずに安心してお食事できます。

写真:ひいろ あいこ

鹿児島名物「あくまき」をアレンジした先付けから始まる、旬の食材を楽しむ和会席。八寸とお造り、酢の物が盛り付けられた「宝楽盛り」の器には、薩摩藩主の島津家の家紋「丸に十字」があしらわれています。
台の物はかつお出汁で食べる黒豚のしゃぶしゃぶ。風味豊かなかつお出汁が運ばれ、テーブルで食べる直前にさらにたっぷりの“追いかつお”を投入します。飲み干してしまいたくなるほど美味しい出汁で、黒豚を堪能した後は、細麺のお蕎麦で締めくくり。

写真:ひいろ あいこ

年齢に応じた子ども用のお食事が用意されているのも、家族旅としておすすめしたいポイントのひとつです。未就学児の子どもには、豆・ごま・わかめなどの伝統的な食材を用いたバランスの良いお食事が三段重に。小学生の子どもには、茶碗蒸しやお造りをはじめとした和食膳。
子ども椅子や紙エプロン、キッズカトラリーの用意もあるのでストレスなく家族みんなでお食事時間を楽しめます。

滞在を彩る数々のアクティビティ

写真:ひいろ あいこ

最後に「界 霧島」の滞在を彩るアクティビティをご紹介します。チェックイン前にプランを考えて、より彩りのある滞在を楽しんでください。
まず子どもと一緒に体験したいのが、シラスを使った「ジオテラリウム作り」。3色の色鮮やかなシラスと本物のコケを使って瓶の中に自分だけのオリジナルの霧島の大地を作ります。
シラスを入れて霧吹きで水をかけて固めて。ビンの中に出来上がる色鮮やかな世界を想像しながら没頭する親子時間も素敵ですよね。

写真:ひいろ あいこ

温泉にゆったりと浸かった後は、「湯上がりビール」や「湯上がり焼酎」で至福のひとときを。
予約をしておけば、受け取り後はお部屋はもちろん、湯上り処や、ロビーなど好きな場所で楽しめます。おすすめは日没時のビューテラス。桜島まで続く壮大な景色と暮れゆく太陽を眺めながらの一杯は特別な時間となることでしょう。

写真:界 霧島

一日の締めくくりは、「界」が誇る各地の伝統や文化を楽しむためのおもてなし「ご当地楽」。「天孫降臨神話」にゆかりの深い霧島では、神々に扮したスタッフの方が、太鼓や神楽鈴を使い「天孫降臨」の物語を表現した躍動感ある演舞を見せてくれます。
太鼓と舞で表現される舞台は大迫力ですっかりと見入ってしまいます。会場も少し暗くなりますので、お子さんには事前にこれから登場するのは悪者でなく神様であることなどを説明しておくと安心して観ることができると思います。

「界 霧島」で神話と絶景に浸る子連れ旅を

本格的な温泉旅館ですが、子連れでも気後れせずに過ごせる様々なおもてなしが揃う「界 霧島」。
家族お揃いの作務衣を着て過ごす家族時間はきっと特別な思い出となることでしょう。天孫降臨神話の世界と絶景に浸る子連れ旅を!
2023年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【トラベルjp・ナビゲーター】
ひいろ あいこ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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