2023-09-12
バツイチで三姉妹の子持ちママのリコさんは、同じくバツイチのケチ男と籍を入れずに暮らして事実婚状態でした。しかし、マッチングで出会ったミホと浮気したケチ男は、リコさんへ一方的に別れを告げ、家を出て行きました。ところが、同棲して数週間でミホが嫌になったケチ男は、ミホと別れて同棲は解消。リコさんはミホへ慰謝料を請求することを決意。しかし、ミホに資産と言えるものがなく、会社の権利はすべて元旦那になっていること、跡取りも元旦那になっていることがわかりました。それでもミホと戦う決心が揺るがないリコさんは、慰謝料請求を進めるよう弁護士にお願いして……?
ミホへ慰謝料を請求するため、内容証明を送ると、
「私、親の代から経営者だからぁ!」
ミホが弁護士の元に電話をかけてきて、いつものように経営者マウントをとり、顧問弁護士をつけて徹底的に争う姿勢だと主張してきました。
一方リコさんの弁護士は、冷静に不貞行為をおこなった証言の録音があると主張。ミホの反論は通用せず、不貞行為とみなされることを告げました。
そして予定を合わせ、弁護士とリコさんはミホと電話で話すことになったのですが……?
弁護士と一緒にリコさんがミホと電話で話し合う当日を迎えました。
ミホへ内容証明で送った慰謝料の金額は300万。
しかし……
「ごめんなさいね〜。払いたくても払えないのヨォ」
と言うミホ。
そんなミホにリコさんは……
「えぇ? 資産がない? 親の代から経営者なのに?」
と、突然煽り始めました。
ミホはやり手の経営者だと持ち上げたあと、すぐに「貯金もないんですかぁ」と言い、自分には貯金があると自慢しました。
「お金ありそうに見せかけてる経営者ってことなんですね。そんな人からはお金取れないですよね」
リコさんは慰謝料を取れなかったとしても、頬骨のプライドをズタズタにしたかったのです。
すると…
「な、何よ。バカにしてんの? あるわよお金。払えるわよ」
ミホは慰謝料を支払うと言ってきたのです……!
不倫されて傷つけられた心は、リコさんの言うように何千万、何億円もらっても癒えることはりません。でも、それすらも払ってもらえないのは悔しすぎます……。ミホの資産がなく、まったく払ってもらえない可能性もありました。それでもプライドが高いミホの性格を利用して、慰謝料を払えると言わせたリコさん。リコさんの人生の風向きがようやく変わってきましたね!
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