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「自分を褒めて」子育てに悩むこと自体が愛情。人の言葉に傷つき、救われた<支援級に移籍するまで>

2023-11-02

もっつんさんの長男・タクくんは、小学校に入学してしばらく経つと、「教室から脱走する」「昼休みのあと帰ってこない」などの問題行動が目立つようになりました。学校のほか、学童や登校班でもトラブルを起こすタクくんに頭を悩ませていたもっつんさんは、スクールカウンセラーに相談してみることに。臨床心理士として非常勤大学教授もしている花雲(かうん)先生による発達検査の結果、「的確な指示は理解できるものの、論理的思考が苦手」という凸凹があることが明らかになりました。そして、タクくんにとってより過ごしやすい環境を整えるためにも、学習補助の支援員をつけたり、特別支援クラスを検討したりすることを提案されたのです。その後、担任の先生や支援クラスの先生と面談をしたり、支援クラスの見学をしたりするうちに理解が深まったもっつんさんは、「ここならタクも授業に集中できそう」と思えるように。

今後、適切な支援を受けるため発達障害の診断を受ける決意をしたもっつんさんは、花雲先生の紹介状を持って、タクくんと一緒に大きい病院へ。すると、待ち受けていたのはとんでもない医師でした。

その男性医師は、「発達障害なんて昔はなかった。先進国にだけあることで、甘え」「この子はIQがあるから、怒られても許してもらえるとわかっているんだ」などと心無い発言を連発。

さらに、子どもの叱り方の例と称して、何度ももっつんさんの肩を叩き、怒鳴り、これまでの接し方を否定したのです。

この出来事を夫に話すと、「そんな診察ありえない! 絶対に行っちゃダメだ!!」「妻を泣かせるような医者に、大事な息子を任せられない!!」と、病院に行かない決断を下してくれました。

そんな中、1年生の3学期が始まり……。

人の言葉に傷つき、人のやさしさに癒やされ

#支援級に移籍するまで 40
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※訂正:(誤)速く→(正)早く

#支援級に移籍するまで 40

夫の勧めもあり、もっつんさんは病院での出来事をメモに残し、花雲先生や市役所の社会福祉課に相談。トラウマになるほどのつらい経験だったものの、多方面からのサポートでなんとかまた前向きに動こうという気持ちになっていったそうです。

そして、「頑張っている自分を褒めてください」という花雲先生からの言葉に救われたもっつんさん。育児で悩んでいることそのものが、子どもへの愛情だと認識できたのでした。

夫や花雲先生だけでなく、市役所の方など、自分とわが子を気遣ってくれる人がいることを実感できたおかげで、もっつんさんも安心できたのでしょうね。

こうして、少しずつ元気を取り戻したもっつんさんは、タクくんの未来のために、また病院へ行こうと決心しました。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

もっつんさんは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

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提供元:ベビーカレンダー

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