「実はあのときはね…」息子がケガした事件の真実に涙!園長が明かした衝撃の結末とは?＜笑うママ友＞

アイさんは息子・レントくんの幼稚園の入園式で笑顔が素敵なママ友・ショウコさんに出会います。しかしアイさんは、ショウコさんに対しての違和感や不信感が重なり、距離を置くように。そんなある日、お遊戯会で、ショウコさんの息子・タクマくんがレントくんを突き飛ばし、けがをさせたのです。このことを園に任せたものの、何も動きがなく諦めかけていたアイさん。さらにママ友から見せられたショウコさんのありえない行動の映像を持って園に訴えますが、まったく取り合ってもらえませんでした。業を煮やしたアイさんは自ら問題に決着をつけることに。タクマくんのパパに電話をしたアイさん。そこで、アイさんが異常なほどに危機管理能力がないことを打ち明けられます。さらに、後日呼び出された園長からは、ショウコさんが元々この幼稚園に通っていたこと、両親から身を守る術として、笑顔しかできなくなったことなどを明かされました。

やっとあの日の真実にたどり着けた…!

園長からショウコさんのつらい過去と、いつも笑顔の理由を打ち明けられた私。さらに園長は、あのお遊戯会での真実についても話してくれました。

実はお遊戯会でのタクマくんの行動は、ショウコさんの命令ではなく、タクマくんが自らの決断でおこなった行動だったのです。全身の傷をレントくんに見られてしまい、大好きなママと離されてしまうと思ったタクマくんは、レントくんがいなくなれば体のことがバレないと思ったのではないか……とのこと。そしてお遊戯会であの事件が起きたのでした。

アイさんはようやく真実にたどり着けて、ショウコさんへの怒りも消えました。あれからショウコさんは、自分の意志で精神病院へ入院することにしたそうです。

月日は流れ、レントくんも小学生になりましたが、アイさんはショウコさんと一切会っていません。それでもアイさんは、いつかショウコさんと普通の友だちになれればと思っているのでした。

本当に素敵だと思っていたママ友であったからこそ、裏切られた気がしていたアイさん。お遊戯会での真実にようやくたどり着くことができ、あのときのできごとが腑に落ちたと同時に、ショウコさんへの思いがさらに強くなったことでしょう。

なかなかママ友同士で自分の生い立ちにまで深く踏み込むことはできないものですが、もっと早くショウコさんのことを理解できていれば、違った付き合い方をできたかもしれませんね。

どうかショウコさんがまたタクマくんと笑顔で過ごせるようになっていればと、私たちも願うばかりですね。

ShareStoryさんのマンガは以下のサイトからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね!