2024-03-02
結婚10年を迎える夫婦に訪れた離婚危機。離婚すべきか、我慢すべきか、そもそも離婚して生活できるのか―。さまざまな思いが交差するお話です。
昔の教え子と不倫している夫を持つ景子さん。ある日、景子さんが大学の仲間たちを家に呼んだのですが、その目的は「夫が不倫をしていることについての、第三者を交えた話し合い」。そして、景子さんは「不倫してるよね?」と夫に切り出し、夫は驚愕した様子で……。
「不倫なんてしてない」としらばっくれる夫に、証拠として、不倫旅行中の写真を出した景子さん。明らかな証拠の登場に観念するかと思いきや、夫は「俺は知らねぇ!捏造写真だ!」とまさかの反論!言い合いになる2人の様子に、大学の仲間も「見苦しい」「捏造はありえない。妻が探偵を雇ったと考えるのが妥当」と夫を諭しますが、夫は「100万くらいかかるかもしれない探偵費用をパートの妻に払えるわけがない!」「俺の金を使って調べたのなら、それこそあり得ねーだろ!」と自分がしたことを棚に上げた発言をするのでした。
明らかな証拠を突き付けられても、自身の不貞について、反省するどころか、認めようすらしない夫。それどころか、捏造だの、パートの妻には探偵なんて雇えるはずないだの、妻をバカにしているとしか思えない発言を繰り返します。もう開いた口がふさがりませんね。こんな夫、あなたならどうしますか?
>>次の話
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