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古代にタイムスリップ!「Hotel & Spa Blausee」でスイスの自然公園を満喫

2024-08-08

国全体が自然美に恵まれたスイス。その中でもベルナーアルプス西端に位置する静かなリゾート地のカンデルシュテークには「アルプスの宝石」と称えられるエッシネン湖があり、さらにその近郊にある「ブラウゼー」も宝石に匹敵するほど魅力のある湖です。
今回ご紹介するのはブラウゼーに面したホテル「Hotel & Spa Blausee」!自然美に囲まれ、ひっそり佇む隠れた自然公園内でリラックスできるホテルです。

ブラウゼー自然公園のホテル「Hotel & Spa Blausee」

写真:Hiroko Oji

「アルプスの宝石」とも称えられるエッシネン湖は、スイスのベルナーアルプス西端に位置する静かなリゾート地のカンデルシュテークからゴンドラに乗って到着する山頂駅からわずかなハイキングで楽しめる湖。多数の湖に恵まれたスイスの中でも神秘的という言葉がぴったりくる湖で、周りを雪の残る断崖に囲まれ、静かな湖畔では断崖から流れ落ちる滝の水音が心に響き渡る、素晴らしい環境の場所です。
このカンデルシュテークからバスに乗ること15分ほどのロケーションにある「ブラウゼー」もエッシネン湖に引けを取らないほど大自然の中に佇む美しい湖!この湖に面して建つのが今回ご紹介するホテル「Hotel & Spa Blausee」。ブラウゼー自然公園内に位置し、とてもリラックスできるホテルです。

写真:Hiroko Oji

鉄道駅のフルティゲンまたはカンデルシュテークからバスに乗り換え、停留所「Blausee BE」で下車したら、ブラウゼー自然公園は目の前!
公園入口のチケット売り場で園内のホテルに宿泊することを伝えると、写真のような電気自動車でお迎えが来てくれます。まるで古代の森林の中かと思えるような上下する小道の中をホテルまで移動。歩いても10分くらいの道のりなのですが、大きな荷物がある場合は上下する坂道が少々つらいかも。フロントに到着したらチェックインもスムーズ。すぐにお部屋に案内してくれます。

写真:Hiroko Oji

ホテルが面する青く澄みきった湖水の中をのぞくとニジマスが泳ぎ回り、湖畔には苔むした岩や節くれだった木々が!奥には雪解け水が音を立てて流れる川があり、これも長年の年月を伝える遊歩道が設置された森林が広がっています。
園内を歩いているとどこからか妖精が現れるんじゃないかという錯覚さえ覚え、まるで古代の世界へと彷徨い込んだかのような感覚に浸れる自然公園内です。

シンプルでも居心地よい滞在ができる客室

写真:Hiroko Oji

「Hotel & Spa Blausee」は1878年に建てられた小さなホテル。全部で39台のベッドを備えた21の客室があり、館内にはエレベーターはなくすべて階段でアクセスします。階段なので荷物運びが大変と思った方?どうぞご安心ください!荷物運びはスタッフにお任せください、と笑顔で対応してくれます。
本館のシングル、ダブル、ジュニアスイートという15の客室はそれぞれ異なる内装で、湖または山の景色を望め、バルコニー付きのお部屋からは湖の景色を望めます。また別館となるフォレストハウス3棟は独立しておりシャレータイプとなっています。宿泊客はスパと駐車場、Wi-Fi、アラカルトの朝食を含む自然公園を無料で利用できます。

写真:Hiroko Oji

室内にはテレビは設置されていません。あくまでも自然の中での居心地を楽しむのです。室内はシンプルですが、寝心地良くふかふかの軽い掛布団のベッド、デスクセット、ドライヤーや水枕などが用意された大きなクローゼットが備わっています。

写真:Hiroko Oji

各部屋にはありませんが、廊下の一角にはコーヒーメーカーと果物が用意されていて、好きな時に自分でコーヒーや紅茶がいただけます。うれしいサービスですね。

コンパクトにまとまったバスルーム

写真:Hiroko Oji

バスルームはシャワーのみですが、すぐに熱いお湯がたっぷり出て水捌けも良好。使い勝手よくコンパクトにまとまっています。

写真:Hiroko Oji

スパの施設も整っているホテルですので、お部屋には持ち運び用の籠に入ったバスローブとスリッパが用意されています。
本館を出てすぐ後ろにあるスパ用の屋内エリアには、サウナ、サナリウム、スチーム洞窟、ブラウゼーの景色を楽しめるリラクゼーションルームと屋外プールがあり、11:00〜22:00の間なら好きな時に利用できます。

写真:Hiroko Oji

室内のバスアメニティはボトルシャンプーとボディローション、コットンと綿棒のバニティセットのみ。ほかに必要なものがある方は、スパエリアでの利用、もしくはご自分での用意が必要です。

アラカルト形式での朝食は湖の真ん前で!

写真:Hiroko Oji

朝食は8:00〜10:30、大自然に抱かれた湖を目の前にしていただける朝食は格別なものになります。
11:30〜17:00はランチタイムに、18:30〜20:30はディナータイムとして、宿泊客でなくても利用できるレストランです。

写真:Hiroko Oji

朝食はビュッフェ形式ではなく、アラカルトメニューが各テーブルに置かれており好きなものをオーダーできるようになっています。
いろいろなものを食べられるように工夫されていて、それぞれ小ぶりの盛り付けなのですが、見た目にも美しくホットメニューもコールドメニューも用意されています。養殖場もある施設ですのでマス料理はここならではの調理法のものがいくつかあり、卵料理は4種類、パンケーキも提供されます。

写真:Hiroko Oji

追加メニューも遠慮なくオーダーでき、スタッフさんも笑顔で持ってきてくれます。
もし、この時間帯より早く出発しなければならない場合は、前日に申し出ておけば、ランチパックとして用意してくれ、チェックアウトの時に冷蔵庫から出して渡してくれます。中身はハム&チーズがたっぷり挟まれた大きなバケットサンド、バナナやプラムなどフルーツ4種類、タルトケーキ、水のペットボトルなどで、持ちやすい紙袋にセットされています。

大自然の敷地内にあるいろいろな施設も楽しめます!

写真:Hiroko Oji

ホテル本館の背後にある遊歩道へ入っていくと、そこはマスの養殖場となっています。
いくつかの池の中ではおびただしいほどのニジマスが養殖されていて、水車が回っているそばにたくさん集まっている姿はなかなかの迫力を感じます。

写真:Hiroko Oji

また山道を登っていくと奥にあるのがアルパカ牧場。数頭のアルパカが飼育されていて、無心に食事する様子が微笑ましいばかり。ときには愛嬌を振りまいて近寄ってくる子もいます。

写真:Hiroko Oji

湖畔の一角では、バーベキューが楽しめるようになっていて、家族連れやグループで利用する人たちでにぎわっています。
このほかにも子供たちがいろいろな遊具で遊べるプレイグランドや、川を渡ってハイキングに出かけられるコースも用意されていますので、楽しみ方は幾通りもあります。大自然に抱かれたホテルならではの過ごし方で大いにリラックスできるので、山岳リゾートとはまた違ったスイスを堪能してくださいね。

大自然が堪能できるホテル「Hotel & Spa Blausee」

ブラウゼーへはフルティゲンまたはカンデルシュテーク駅行きの電車に乗り、そこでバスに乗り換えます。15分から20分ほどで到着する停留所は「Blausee BE」。停留所から自然公園の入り口まで徒歩1〜2分。この入り口で公園内のホテルに宿泊することを伝えると電気自動車でお迎えに来てくれるのでとても助かります。
周りは大自然真っただ中!美しい湖に古代のような森林、お魚や動物の姿にも癒されること間違いなしのホテルステイが楽しめます。山岳リゾートだけでないスイスをここ「Hotel & Spa Blausee」で体感してみてくださいね。
2024年8月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
ブラウゼー(外部リンク)
https://www.blausee.ch/de/kontakt-anreise/
スイス国鉄時刻検索(外部リンク)
https://www.sbb.ch/en

【トラベルjp・ナビゲーター】
Hiroko Oji

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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