2024-09-07
沖縄県那覇市の中心部、久茂地にある「たきもの屋 薫る風」は、沖縄では珍しいお香専門店です。県内外のお香やお線香が陳列する中に、沖縄の天然素材が使われたお店オリジナルのお香があり、沖縄旅行のお土産として特にオススメ。
香司(こうし)の資格を持つ店長が常駐しているので、会話しながら自分の好みに合った香りや使い方のアドバイスを受けることができます。旅の思い出に沖縄の香りを持ち帰るのはいかがですか。
たきもの屋 薫る風は、沖縄県那覇市のオフィス街である久茂地にお店を構えるお香専門店。飲食店が入るビルの3階にありますが、場所を知らないと「このビルにお香のお店があるの?」と不安になりそうですが、お店の前にたどり着くと、店名が書かれた看板に、かわいらしいドアが。隠れ家のような佇まいです。
お店のドアを開けて店内に入ると、ふんわりと優しい良い香りが出迎えてくれます。
店頭に立つのは、たきもの屋 薫る風のオーナー西田美生(にしだみよい)さん。お香の調香師と言われる香司の資格を持つ西田さんは、天然素材を使用したお店オリジナルのお香やお線香を制作し、販売をしています。
店内に並ぶお香やお線香などの中で、ひときわ目を惹くのが紅型デザインのパッケージのお香は、沖縄の地名が付けられた「沖縄のお香」の「首里」、「壺屋」、「波之上」の3種類があります。
沖縄の新しいお土産の開発をと、沖縄の素材を使用したお香は、それぞれの土地の空気が感じられるような香りに仕上げられていて、「沖縄の土地を香りとして持ち帰る」イメージとなっています。
たとえば「沖縄のお香 壺屋」は、那覇市の観光地にもなっている壺屋やちむん通りの地名、壺屋の名前が付けられています。これは沖縄の伝統工芸のひとつ焼き物(やちむん)の土の香りをウコンや丁子などで表現されたウコンブレンドのお香。お香を焚くと壺屋やちむん通りを観光した時のことが思い出されそうです。
沖縄旅行の楽しみの一つで挙げられるのは沖縄の海。その海を香りで表現した「沖縄のお香 波之上」はラベンダーと、カラキと呼ばれる沖縄ニッケイを使用し、海が感じられるお香となっています。沖縄の地名が付けられたお店のオリジナルのお香は、沖縄旅行のお土産としてオススメです。
たきもの屋 薫る風を訪れるのは、地元の人と観光客と両方ですが、リピーターも多く訪れます。リピーターが多いのは、香司の西田さんがお客様とお話をしながら、香りを選ぶのをアドバイスしてくれるから。訪れる方の中には、ストレスを抱えている方が少なくなく、お話を伺いながら、その時に合ったお香を選んだり、家族で香りを楽しむ目的で選んでいる方には、香りが個性的なものではなく、穏やかな香りのものを勧めたりしています。
また、たきもの屋 薫る風では、予約制で手作りお香袋体験ができます。カラキや白檀などの天然素材を使って、自分だけのお香袋を作ることができます。体験時間はおよそ45分。西田さんのアドバイスを受けながら自分好みのお香袋を制作し、ホテルの部屋で香りを楽しんだり、持ち帰って旅の思い出としたりと体験後も楽しむことができます。
西田さんとの楽しい会話とやさしい香りのする空間で、沖縄の香りをお土産に選んでみてはいかがでしょうか。
住所:沖縄県那覇市久茂地1-8-7 カネトモ産業ビル3F
営業時間:12:00〜18:00
定休日:水・木・日曜日
電話番号:098-863-7395
アクセス:沖縄都市モノレール県庁前駅から徒歩3分
※駐車場は近隣のコインパーキングをご利用ください。
2024年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
たきもの屋 薫る風(外部リンク)
https://kaorukaze1221.jimdofree.com/
【トラベルjp・ナビゲーター】
大坪 ともみ
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