2025-04-25
大阪・関西万博のエリア内にはさまざまなグルメスポットが点在しています。レストランだけの建物から海外パビリオン内にあるカフェ、キッチンカーなど世界各国料理が食べられるのが万博の魅力です。
今回は、ウォータープラザ近くにある「調和の広場」周辺のグルメをご紹介。珍しい料理やデザートが絶品のカフェやレストランがあるんです。真夏の暑い時期、涼しく快適に水上ショーを見られる穴場スポット情報もありますよ。
「調和の広場」は、東ゲート側、日本館やプロジェクションマッピングが毎夜開催されるEXPOホール(シャインハット)から大屋根リングの内側に入った場所にあります。グレーのロープが多数吊り下げられたポルトガルパビリオンが目印です。
調和の広場は、ウォータープラザの東側の目の前にあり、レストランの場所によっては夜の水上ショーを食事をしながら見ることができるんです。
厳密にいえば、横から見る程度なので、正面から見る場合に比べると映像などは見えにくいですが、雰囲気を楽しむのであれば十分。真夏の暑い中、涼しい場所で冷たいドリンクを飲みながらゆっくり見たいときにぴったりです。
万博では海外パビリオンが提供する海外グルメや串カツ、お好み焼きといった大阪グルメがクローズアップされますが、日本食で忘れているものはありませんか?
今や世界中のセレブを虜にするヘルシーフード、発酵食です。
調和の広場に面するウォータープラザマーケットプレイス東にある「醗酵食堂 Hasshoku(はっしょく)」は、選りすぐりの味噌、醤油、麹、酒粕などの発酵食品を使ったフードやドリンクを提供しています。味噌と麹で味変するカレーやしょうゆ麹を使ったハンバーガーなど多彩なメニューを取り揃えています。中でもおススメが「三種のごちそうむすび」。
ピリッとした辛さと味噌の甘味がローストビーフの旨味にマッチする「田楽味噌とローストビーフのおむすび」、肉厚のサバに味噌をたっぷりとトッピングして旨味を引き出した「サバと越前鍋味噌おむすび」、そして白みその甘味があと引くうまさの「サーモンと白おむすび」です。プリっと弾ける食材の肉感とその食材のうまみを極限まで引き出す発酵食品の旨味にただただひたすら感動するはず。
お口直しの「奈良漬け」がまたいい仕事をしてくれます。
広い万博内を歩きすぎて疲れたなというときはスイーツを食べたくなりますよね。飲む点滴ともいわれるスーパーフードの甘酒を飲めば、エネルギーチャージにもなります。
そんなお疲れのときにおススメなのが「糀みつかけ甘酒プリン 甘酒セット」です。甘酒は飲みやすく、シンプルで優しい味わい。一口飲めば疲れた体をす〜っと癒してくれます。
糀入りのプリンは、糀の甘味と後味を感じられる甘さ控えめスイーツに仕上がっています。糀みつをたっぷりかけるとプリンのシンプルな味わいと糀みつの濃厚な甘みの絶妙な黄金比率に、プリンを口に運ぶ手が止まりません。
店内には酒蔵に吊り下げられている杉玉や発酵食材を扱う「木桶・樽」を配置し、レストランに入った瞬間、発酵食品を扱うレストランであることを感じさせます。
このレストラン、ロケーションもごちそうのひとつなんです。窓際席限定ではありますが、ウォータープラザで開催されている水上ショーを見ることができるんです。
かなり横からにはなりますが、雰囲気を感じるには十分。日本酒も扱っているので、お酒をちびちびやりながらショー鑑賞するなんて使い方もできますよ。
カフェやレストランを併設していることが多い海外パビリオン。現地でしか味わえないレアフードをいただけるのも万博の魅力ですね。
調和の広場でひときわ異彩を放っているポルトガルパビリオンは、中に入らなくてもレストラン利用ができます。シェフは生粋のポルトガル人で、レストラン名は、現地そのまんまの味を提供するということから「MAR DE PORTUGAL(まるでポルトガル)」。
大人気のエッグタルトは、早い時間で売り切れ続出。ですが、エッグタルト以外にも食べてもらいたい絶品料理があるんです。
それがバカリャウ(干し鱈)とブロア(とうもろこし粉パン)。バカリャウはポルトガルの国民的食材で、毎日食べるというポルトガル人もいるとか。それゆえに、コロッケや炒め物、スープ、サラダなどありとあらゆる料理に使われています。
今回紹介する料理は、バカリャウの上にとうもろこし粉をたっぷりかけ、オーブンでじっくり焼き上げたもの。塩味が強いバカリャウとサックサックの食感、中に潜むあまめのリゾットのハーモニーがばっちり。ランチにもぴったりです。
塩味がきいたバカリャウにあわせたいのがポルトガルの白ワイン。ソムリエが厳選した一押しのポルトガルワインが揃っていますが、その中でもバカリャウとあわせて飲みたいワインが「コップ ブランコ スーペリア」。
早摘みしたブドウを使用しているため、爽やかな柑橘系の香りと酸味を感じられるのが特徴のワイン。さっぱりとした後口ながら、ぶどうの芳醇な香りも楽しめます。ボトルのラベルもポルトガルでよく見られる図柄なので、何人かで訪れた場合はボトルで注文して、ポルトガル気分を味わうのもオツですね。
レストランの中は外観と同じく無数のロープが吊り下げられているユニークな空間。窓が広く取られ、自然光が入る暖かみのある空間美が魅力です。
天気がよければ外のテラスもおススメ。行きかう人を眺めながら、ワインを傾ければ、さながらポルトガルのリゾート地に来た気分を味わえるかも!
大阪・関西万博の海外パビリオンは、アジア、南米、アフリカといったエリアでわけられておらず、世界各国さまざまな国がランダムに配置されています。
ポルトガルのお隣はカナダ、斜め迎えはトルクメニスタンのパビリオンがあります。
トルクメニスタンの3階には、お国情緒たっぷりのカフェがあります。こちらはパビリオンに入る列に並ばないと入ることはできませんが、現地気分を味わえる内装は感動必至。コーヒーやお茶が振る舞われますが、まだオープン時間が流動的なので、入り口で確認するといいでしょう。カフェがクローズされていても見学は自由です。
また外のテラスからはウォータープラザが一望。水上ショーやドローン映像などもタイミングがあえば見ることができます。
ポルトガルの隣にあるのは、夜のライトアップが映えるコロンビア。右側がカフェの入口です。入口から焙煎したコーヒーの香りがふわり。コーヒー好き必見です!
コロンビアの隣はスイス。スイスといえばハイジですね。丸い球体部分がハイジカフェになっています。カフェ利用のみの入口がありますが、かなり人気になってきているので行列必至。
ビールやカクテルのほか、ホットまたはアイスのスイスチョコレートのドリンクも。ケーキなどのスイーツやラクレットチーズといったお酒のおともにぴったりのメニューもあり、一日楽しめるカフェです。
醗酵食堂の隣にはコンビニもあります。調和の広場には、大きなパラソルとその下にイスとテーブルが設置され、テイクアウトグルメを楽しめます。
パラソルは夜には閉じられるので、運よく席をゲットできたら、ここからでも水上ショーがみられますよ。ただし、横からなので映像と噴水のコラボはキレイに見られませんのであしからず。
2025年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
■関連MEMO
大阪・関西万博(外部リンク)
https://www.expo2025.or.jp/
2025年大阪・関西万博のパビリオン予約なしでの楽しみ方
https://www.travel.co.jp/guide/article/48914/
醗酵食堂(外部リンク)
https://www.hatsukame.co.jp/hasshoku/
【トラベルjp・ナビゲーター】
浮き草 ゆきんこ
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