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ギョッ、餃子のおみくじ!宇都宮「二荒山神社」は幸せのパワースポット

2021-09-20

毎年餃子の消費量一位を争っている宇都宮市。
すっかり餃子の街として全国に定着しており、市内の餃子店も数多い街です。
その宇都宮の市街地に鎮座しているのが二荒山神社で、宇都宮の街を造ったと云っても過言ではない社。そんな神社に現れた「餃子のおみくじ」は、至極必然とは云いながらも驚きは隠せません。
幸せが続くと云われるパワースポットのご利益をいただきませんか。

宇都宮由来の神社

写真:Naoyuki 金井

宇都宮駅前から続くメインストリート「大通り」を進むと、突如現れる大きな鳥居。
ここが二荒山神社で、日光にある二荒山神社と区別して「宇都宮二荒山神社」と呼ばれています。

写真:Naoyuki 金井

鳥居を抜けると正面に見事な石段が続いています。
この石段、大正時代まで宇都宮の「イロハ坂」と呼ばれていました。それは日光のイロハ坂に因んで、中段から上が48段の石段になっているからです。
お参りの際には是非、確かめてみてください。

写真:Naoyuki 金井

約1600年前に建立されたとされる下野国一宮の名刹。
「宇都宮」という地名は、「一宮」の訛りや遷座を意味する「移しの宮」から転じたなど諸説ありますが、当神社から発祥したことは間違いないようです。
開祖が豊城入彦命であることから、争いを避けて幸せが続くというご利益があります。

水と精子のパワースポット

写真:Naoyuki 金井

境内にはまだパワースポットがあります。
宇都宮はその地形から湧水が多く、江戸時代には主な湧水を7ヶ所選び七水を選定しました。
この境内には、その七水のひとつ「明神の井」があり、この水を使用すると書道が上達するという言い伝えがあります。また、明治天皇行幸の際に差し上げた茶湯に使われ、男性は包容力がアップし、女性は美しく優しくなれるご神水です。

写真:Naoyuki 金井

境内はシイの木、イチョウ、桜、杉、もみじ、榊等の樹木が生い茂り、街中とは思えない社叢をなしています。そんな社叢の中にあるこの1本のイチョウが、世界的な発見につながるご神木だという事をご存じですか。
実はイチョウと云うのは精子を作って受精する木で、1896年東大の平瀬作五郎氏によって発見されましたが、その姿を捉えたものはありませんでした。
しかし、その後の研究により1972年、高校教諭松本正臣・斉藤長重両氏がギンナンによって動く精子の姿を世界で初めて動画に捉えたイチョウがこの木なのです。
樹齢約300年の雌株のこのイチョウは、以来、子宝に恵まれるご利益のあるご神木と云われています。

ギョッ、餃子のおみくじ

写真:Naoyuki 金井

ご利益の仕上げはおみくじで運気を確かめましょう。
宇都宮は餃子の街として知られていますが、なんとここには恐らく日本唯一の「餃子のおみくじ」があります。
餃子ですから、箸でつかんでおみくじを引きます。

写真:Naoyuki 金井

餃子の皮をめくると、「しあわせ餃子の縁起物」と書かれた餃子の絵とおみくじが入っています。

写真:Naoyuki 金井

そしておみくじの中には、餃子の縁起物が入っています。
今回入っていたのはピンク色の「海老餃子」で、恋愛成就のお守りになっています。どのお守りになるかはあなた次第ですが、ここでも幸せになれる餃子のパワーがいただけます。
そして参拝の帰りには餃子をいただきましょう。
この神社のすぐ近くには、行列が出来る人気の「宇都宮みんみん 本店」、メニューは餃子一本で勝負する「正嗣 宮島本店」、宇都宮3大餃子の1つと言われる老舗「香蘭」など餃子の名店がひしめています。
思う存分餃子を楽しんで下さい。

「宇都宮二荒山神社」の基本情報

住所:栃木県宇都宮市馬場通り1-1-1
TEL:028-622-5271
アクセス:
電車
・JR宇都宮駅西口よりバスで5分
・東武宇都宮駅より徒歩15分

・東北自動車道「鹿沼インター」より25分、または「宇都宮インター」より20分
2018年2月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
宇都宮二荒山神社
http://futaarayamajinja.jp/

【トラベルjp・ナビゲーター】
Naoyuki 金井

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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