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伊豆半島最強の桜スポット!伊東市「伊豆高原桜並木」の楽しみ方

2021-03-05

「伊豆高原桜並木」は、伊豆高原駅近くにある桜の名所。例年3月上旬頃にひと足早く「おおかん桜」が咲き始め、3月中下旬〜4月上旬頃にはソメイヨシノが開花、約3kmに及ぶ"桜のトンネル"が完成します。その圧巻の光景は全国に知られ、多くの観光客が訪れます。
例年『伊豆高原桜まつり』も開催され、夜間はライトアップも実施!一面のピンクの彩りの中、ミニ美術館やオシャレな店を楽しみながら散策してはいかがですか?

一度は行きたい!大人気の「伊豆高原桜並木」

写真:波奈 美月

全国的にも知られ、人気が高い「伊豆高原桜並木」。伊豆急行 伊豆高原駅の近くにあり、都心からのアクセスも比較的容易で、一度は訪れておきたいスポットです。
桜の本数は約600本、周辺合わせて約3,000本と言われます。見頃の時期は、道路の両側に続くソメイヨシノのピンクの花が頭上を覆い、その光景はまさに"桜のトンネル"!歩いて散策しても、車で通り抜けても気持ちが良い所です。
ソメイヨシノに先駆けて、3月上〜中旬に見頃になるのが駅周辺の「おおかん(大寒)桜」。こちらも淡紅色の花が華やかで、見ごたえ十分です。

写真:波奈 美月

車で訪れて歩いて散策する場合、伊豆高原駅周辺の駐車場(※詳細は「基本情報」に記載)を利用しましょう。少し離れていますが、「やまも口駐車場」なら最初の1時間が無料になりますよ。
見頃の時期は、駐車場がすぐ満車になります。周辺道路も混雑するので、早めに行動するのがお薦め。混雑が激しい土日は、公共機関を利用するほうが安心です。

写真:波奈 美月

毎年、ソメイヨシノの見頃に合わせ、「伊豆高原桜まつり」を開催!
詳細は、記事下の関連MEMO「伊豆・伊東観光ガイド」よりご確認ください。開催日が近くなると情報が掲載されます。(※2022年の「伊豆高原桜まつり」は中止)

ひと足早く楽しめる!淡紅色の「おおかん桜」

写真:波奈 美月

伊豆高原駅を出て、すぐに目にすることができるのが「おおかん(大寒)桜」の並木。駅の周辺に約200本植栽されています。ソメイヨシノより1〜2週間ほど早く見頃を迎えると、いよいよ伊豆高原の桜の最盛期がスタートします。

写真:波奈 美月

「おおかん桜」は、寒桜(カンザクラ)と大島桜の交配種。花の直径は3cmほどで、花弁の先に細かい切れ込みがあるのが特徴です。
見頃になり、駅前から国道135号線にかけて、濃い淡紅色の花が咲き誇る光景は驚くほど華やか!伊豆高原は、ソメイヨシノの桜並木で有名ですが、ぜひ「おおかん桜」にも注目してくださいね。

歩いてもドライブしても最高!夢のような"桜のトンネル"

写真:波奈 美月

「伊豆高原桜並木通り」へは、駅から国道135号線に向かって3〜5分ほど歩くと到着します。道路の両側に植えられたソメイヨシノの見頃は、3月中下旬〜4月上旬頃。花を沢山つけた枝が両側から頭上を覆い、"桜のトンネル"を作る様子は圧巻!
「桜並木通り」を端まで歩いても、所要時間は25〜30分ほどです。ただし、のぼり坂なので、少々大変に感じるかも。
伊豆高原駅から路線バスを利用して「桜並木通り」を一気にのぼり、「高原中央」や「大室山荘」バス停などで降りて、坂を下りながらお花見する方法もあります。バスの時刻は、記事下の「この記事の関連MEMO」より、東海バス公式サイトにてご確認ください。

写真:波奈 美月

車で"桜のトンネル"を通り抜けるのも気持ちが良いものです。平日なら見頃の時期でも、意外にスンナリ通れますよ。「桜並木通り」を大室山方面に抜けて、伊豆高原のもうひとつの桜スポット「さくらの里」へ向かうのもよいでしょう。
ただし、見頃の土日は渋滞が予想されます。それはそれで車内からゆっくりとお花見ができますが、時間にゆとりをもって行動することをお薦めします。

写真:波奈 美月

桜並木通りを「高原中央」交差点まで進むと、「伊豆高原桜のトンネル通り」の入口があります。桜並木通りと同じように、道路の両側にソメイヨシノが植えられており、見頃の時期は、名前の通り"桜のトンネル"を見ることができます。
桜並木通りより距離は短いですが、車通りが比較的少なく、ゆっくり散策したり写真を撮ったりすることができますよ。
「桜のトンネル通り」では、毎年「夜桜ライトアップ」を開催!18〜22時の間、「高原中央」交差点の約300m先から約1,200m先ぐらいの区間で実施されます。期間は、開花状況によるのでご注意ください。(※2022年のライトアップは中止)
桜の開花状況は、「伊豆・伊東 観光ガイド」に随時掲載されます。記事下の「この記事の関連MEMO」より、お出掛け前にぜひご覧くださいね。

お花見と一緒に楽しめる見どころをご紹介!

写真:波奈 美月

「桜並木通り」と「桜のトンネル通り」には、おしゃれな店やミニ美術館などが点在しています。お花見と一緒に楽しめるのが嬉しいところですね。
「桜並木通り」に入ってすぐの「陶磁・ガラス美術館 やんもの木」では、中国陶磁美術の数々や17〜20世紀までの乾隆ガラスを展示。「高原中央」交差点にある「野坂オートマタ美術館」では、オートマタ(西洋のからくり人形)を専門に展示し、実演も行われています。
「桜トンネル通り」から路地に入ったところにある「アトリエ・ロッキー万華鏡館」の、"世界一の巨大万華鏡"は圧巻!看板が出ているので、場所はすぐわかりますよ。

写真:波奈 美月

「桜のトンネル通り」にあるPULCINO(プルチーノ)は、南イタリアの家庭料理とピッツァが自慢の店。さっぱりとした食べやすい味で大変人気があります。
写真は、ランチの「マルゲリータ」。野菜サラダとデザート付です。ピッツァのあまりの大きさにびっくり!でも美味しいので、いつの間にか食べきってしまうのが凄いところ(「小さいサイズ」もあります)。4種類のチーズが乗り、好みでハチミツをかけて食べる「クアトロフォルマッジ」もお薦めです。

写真:波奈 美月

足が疲れたら、伊豆高原駅前の「美足の湯」で休憩するのがいちばん。ナトリウムー塩化物・硫酸塩温泉の足湯で、打ち身・筋肉痛・関節痛などに効能があります。16〜17時頃の清掃時間以外は自由に利用ができますよ。タオルは「やまもプラザ」内の売店で販売されています。
すぐそばには、天城山系の矢筈山(やはず)ふもとの地下水を水源とする「伊豆高原のうめえ水」があります。ペットボトルに汲んで、散策のお供にしてはいかが?

伊豆高原のもうひとつの桜スポット「さくらの里」!

写真:波奈 美月

大室山の麓にある「さくらの里」は、伊豆高原桜並木と並ぶ伊豆の代表的な桜の名所。 約40種1,500本の桜が植栽され、約8ヵ月にわたって様々な種類の桜が咲き続けます。伊豆高原桜並木と近いので、併せて訪れてはいかがでしょうか?
「さくらの里」のソメイヨシノの開花は伊豆高原桜並木より少し遅れますが、両方の見頃を同時に楽しむことは可能です。園内全域にある「伊東桜」の見頃とも重なりますよ。
下の写真が「伊東桜」。伊東市城ヶ崎で発見されたソメイヨシノ系の品種です。純白の花を満開に付け、園内を彩る様子は、ソメイヨシノに劣らない美しさです。

写真:波奈 美月

「さくらの里」への交通機関でのアクセスは、伊豆高原駅バス停1番乗り場から「シャボテン公園・大室山リフト行き」に乗りましょう(約20分)。終点から徒歩5分で行くことができますよ。
「さくらの里」をはじめ、周辺の見どころについては別記事に詳しく掲載しています。記事下の「この記事の関連MEMO」より、ご旅行の参考にぜひご覧ください。

伊豆高原桜並木の基本情報

住所:静岡県伊東市八幡野
電話番号:
・伊東市観光案内所 0557-37-6105
・伊豆高原桜まつり実行委員会 0557-53-1116(※2022年の桜まつりは中止)
駐車場:
・伊豆高原駐車場(一般約380台、15分を超えて24:00まで1回500円)
・やまも口駐車場(100台、最初の1時間無料、以降1時間毎200円)
・時間貸駐車場(55台、20分を超えて1時間以内100円、以降30分100円)
アクセス:
・東名厚木ICから小田原厚木道路、国道135号経由で約120分
・東名沼津ICから国道136号線、県道12号線、国道135号線経由で約90分
・伊豆急行「伊豆高原駅」から、おおかん桜まで徒歩約1分、桜並木通り入口まで徒歩約5分
2022年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
伊豆・伊東 観光ガイド(外部リンク)
https://itospa.com/index.html
東海バス(外部リンク)
http://www.tokaibus.jp/
伊豆高原「さくらの里」8か月"桜"が咲き続ける!大室山と桜の絶景
https://www.travel.co.jp/guide/article/24994/
伊豆高原「大室山」富士山も見える360度超絶景のパワースポットへGO
https://www.travel.co.jp/guide/article/40183/
「伊豆シャボテン動物公園」距離感ゼロ!カピバラやレッサーパンダとふれあい体験
https://www.travel.co.jp/guide/article/38672/

【トラベルjp・ナビゲーター】
波奈 美月

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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