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1週間のドイツ旅行にかかる予算を徹底調査!滞在費・節約方法など

2023-11-24

中世の街並みが残るロマンチック街道、冬のクリスマスマーケットなど日本人に人気の観光スポットが集まるドイツ。ビール、ソーセージ、じゃがいもなど馴染み深い料理も人気です。
人気のドイツを1週間かけて旅行すると、費用は一体どのくらいかかるのでしょうか?ツアー料金の相場や、滞在費用の目安を徹底調査しました。費用をおさえて楽しむコツや物価についても、紹介します。

計画を立てる前に!ドイツ旅行に必要な費用のこと

写真:Adobe Stock

ドイツ旅行の計画を立てる前に、まずは旅行に必要な費用を把握しましょう。費用にはさまざまありますが、中でも大半を占めるのが「交通費」と「宿泊費」です。
最短で5日間(2泊5日〜)のツアーもありますが、ミュンヘンやロマンチック街道、ベルリンなど複数の都市を一度に旅行するのであれば1週間はほしいところ。1週間のドイツ旅行にかかるだいたいの予算を把握するために、まずは「交通費」と「宿泊費」の目安となる金額から調べました。
<航空券代>
日本からドイツへは東京(成田・羽田)からフランクフルトとミュンヘン、関空からミュンヘンへ直行便が就航しています(2024年5月現在)。東京からフランクフルトへ直行便を利用した場合、航空券代は諸税込みで大人1名あたり約200,000円台〜が相場。他のヨーロッパの都市、中東等で乗り継ぎをすると1名あたり約120,000円台〜から購入することができます。
<1泊あたりの宿泊費>
■スタンダードクラス:約15,000円前後〜
■スーペリアクラス:約20,000円前後〜
■デラックスクラス:30,000円台〜
※10月中旬、ミュンヘンで宿泊した場合
ホテルのランクや部屋タイプにもよりますが、ざっくりとした相場は上記の通り。人気観光スポットや駅から近いホテルは、ランクを問わず値段が高くなりやすい傾向があります。またオクトーバーフェストなどイベントが開催される時期はかなり混雑し、宿泊費も高騰します。

ツアー代金の相場(ドイツに1週間滞在した場合)

写真:Adobe Stock

航空券、ホテルをそれぞれ自分で組み合わせる個人手配が不安な方は、航空券とホテルがセットになったパッケージツアーを選ぶと安心です。パッケージツアーには航空券とホテルだけがセットになったフリープラン、添乗員が同行し観光や食事がついた観光付きプランがありますが、ツアー内容によっては個人で手配するよりお得になることもありますよ。パッケージツアーでドイツを1週間旅行した場合、大人1名あたりのツアー代金の相場を調べてみました。
<フリープランの場合>
旅行時期や滞在都市によっても異なりますが、最安値で7日間、134,800円〜からツアーが用意されています。よりランクの高いホテルを選んだり、空港〜ホテル間の送迎をつけたりするとその分追加代金が加算されます。またツアーに含まれないオプショナルツアーを追加した場合、その料金も加算されます。基本的に自由に行動したい方におすすめです。
<添乗員同行プランの場合>
こちらは最安値で6日間、238,000円〜からツアーが用意されています。旅行代金に観光スポットの入場券や食事代が含まれているので、自分で細々とした手配をする必要がなく、添乗員や現地ガイドの案内でスムーズに観光できるのもポイントです。短い日程であちこち観光したい方、海外旅行がはじめての方にもおすすめです。
その分フリープランに比べて費用は高くなりますが、お得な値段で売り出されることも。「トラベルjp」をこまめにチェックしておきましょう。

ドイツの物価は?

写真:トラベルjp 編集部

ドイツの物価は街によっても異なりますが、日用品は日本と比べて大きな違いはありません。ただ外食費については全体的に高め。特に日本と異なり無料でお冷が用意されず、お食事と一緒に飲み物を頼むとランチでもすぐに2,000円以上かかってしまいます。外資のチェーン店などはより高い傾向にあります。
またドイツの通貨はユーロで、1ユーロあたり約169円(2024年5月現在)です。このことを踏まえて、だいたいの物価の相場をご紹介します。
コーヒー:2.80ユーロ(約473円)〜
ビール(300ml、小さめジョッキ1杯):3.20ユーロ(約540円)〜
一品料理:10ユーロ〜(約1,700円)〜
ベルリン地下鉄・バス・トラム乗車券(2時間券)3.50ユーロ(約591円)
美術館入場券 12ユーロ〜(約2,028円)〜
※翻訳機を借りる場合は別途費用がかかります
なお同じ商品でも買う場所によって値段にかなり開きがあります。
例えば同じ500mlのペットボトルのコーラでも、スーパーで買うと1ユーロ程度で買えますが、駅構内の売店で買うと2倍以上になることも。近くにスーパーがあればぜひ活用しましょう。
(スーパーで買った飲み物をレストランに持ち込むのはNGですのでご注意を!)

現地の滞在費について

写真:Adobe Stock

物価の相場を踏まえて、現地での滞在費はどれくらいかかるのかを見てみましょう。
現地での観光には、交通費と食事代、観光スポットへの入場料やお土産代が必要です。さらにショッピング、現地ツアーへの参加費などを加えた場合は費用が高くなります。
ここで一例として首都ミュンヘンの1日観光プラン・滞在費用の目安を紹介します。
【プラン】
ミュンヘン観光の拠点、マリエン広場からスタート。新市庁舎、聖ペーター教会、レジデンツを見学したら、ヴィクトアーリエンマルクトでランチ。午後はニンフェンブルク城を見学し、夜はビアハウスで伝統的なドイツ料理のディナー。
【食事代金】
朝食:0円 ホテルの朝食バイキング
昼食:8ユーロ前後(約1,352円) ソーセージとプレッツェル
休憩:2.80ユーロ(約473円) コーヒー
夕食:35ユーロ(約5,900円) ビアハウスでディナー
【観光費用】
新市庁舎(展望台):6.50ユーロ(約1,098円)
レジデンツ入場料(美術館&宝物庫):20ユーロ(約3,380円)
ニンフェンブルク城入場料:4〜10月中旬は15ユーロ(約2,535円)、10月中旬〜3月は12ユーロ(2,028円)
※注※
教会は基本的に無料で入れますが、必要に応じて寄付しましょう(小銭でOK)
このプランで観光した場合、1日の費用は87.3ユーロ(約14,753円)となります。

1週間のドイツ旅行はいくらかかるのか

ドイツ旅行の高い時期・安い時期

写真:トラベルjp 編集部

ドイツ旅行のベストシーズンは5〜9月。この時期は旅行代金が高くなりますが、日本よりも涼しく、日照時間も長いので観光に最適です。オフシーズンの10〜3月は観光するには寒く暗い時期になりますが、その分お得なセール商品が登場することも。クリスマスマーケットを楽しみたい方は、マーケットが始まり街中がクリスマスムードになる11月下旬〜12月中旬もおすすめです。

ドイツ旅行をお得に楽しむには

写真:トラベルjp 編集部

決して安くはないドイツ旅行ですが、工夫次第でお得に楽しむことができます。
例えばベルリン滞在に便利なのが「Berlin welcome card」。市内の乗り物が乗り降り自由になる乗車券に加えて、180点以上の割引や優待があるクーポンブックがついてくるので、現地の滞在費を大幅に節約することができますよ。
現地のスーパーもぜひ活用しましょう。瓶ビールが1本1ユーロ前後、ワインもかなりお得で、チーズやハムもたくさんの種類があります。一緒に買ってホテルのお部屋で楽しめば簡単ながらも豪華な夕食に。ちなみにほとんどの瓶やペットボトルがリサイクルでき、購入時に容器代が徴収されています。空き瓶を近所のスーパーに持っていくと容器代を返金してくれるので、長期滞在の場合はぜひ活用しましょう。
また宿泊費を抑えるなら、ホテルではなく民泊を利用するのもおすすめです。エアビー(Airbnb)などの紹介サイトには、キッチンやリビングといった設備が整っていながら、ホテルよりもお得に滞在できる民泊物件が集まっています。まるで現地に暮らすような気分で滞在できるのもポイントです。

おわりに

はじめてのドイツ旅行なら航空券とホテルを一度に手配できることから、個人手配よりもパッケージツアーがおすすめです。特に日本人に人気のロマンチック街道は公共交通機関で観光することが難しいため、各観光スポットの入場券も含まれた添乗員同行の観光付きプランがよいでしょう。
1〜2都市滞在をメインに観光するのであれば自由度の高い個人手配もおすすめです。必ず見たいもの、食べたいものをリスト化しておく、施設の見学予約など旅行前にできることは済ませておく、など事前にしっかりスケジュールを立てておくと安心ですね。
トラベルjpではドイツ旅行に必要なツアー、航空券、ホテル、レンタカーの比較・検索が可能です。じっくり下調べをして、素敵な旅行を楽しんでくださいね。
※2024年5月現在の情報です

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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