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穴場スポットと外せない奈良の紅葉ベストスポット5選

2021-06-12

関西の紅葉と言えば、京都に行く人が多いと思いますが、関西の紅葉は京都だけではありません。今回は、ぜひ訪れたい!奈良ならではの紅葉の名所を、王道の「奈良公園」からなかなか知らない穴場スポットまで・・・奈良でしか味わう事ができない紅葉の絶景スポット5選をご紹介します!

高台からの景色の絶景に感動!長谷寺の紅葉!

写真:川越 コウ

長谷寺は、奈良から三重県・伊勢へと続く初瀬街道を見下ろす初瀬山の中腹に立ちます。山に囲まれるような高台に本堂があり、西国三十三カ所霊場の第八番札所としても知られるお寺です。古くから「花の御寺」と称されるほど、四季を通じて花や紅葉が楽しめることで有名なお寺です。
仁王門から本殿へ向かう登廊は、399段の階段になっています。この重要文化財でもある登廊は上中下の三廊に分かれています。長い登廊ですが、登りながらも素晴らしい景色を楽しむ事ができるのでゆっくりと景色を楽しみながら本堂を目指します。

写真:川越 コウ

長い登廊を登りきると、入母屋造本瓦葺の国宝である本堂へ。正堂と礼堂の間には石敷の土間があり、参拝者はそこから観音様を拝めるようになっています。大きな長谷型提灯が吊るされる礼堂は秋になると、真っ赤に染まる木々が反射をし美しい「床もみじ」になります。
そして本堂から目に飛び込んでくるのが、写真のような立派な舞台です。
初瀬山の中の断崖絶壁に作られた外舞台からは、五重塔と紅葉に染まる境内の見事な景色を眺めることができます。あの有名な京都の清水寺にも負けない程の存在感を感じます。

写真:川越 コウ

この本堂の「懸造」というのは床下に組んだ柱で建物を支える造りになっているもので、高低差から視界を遮るものがないため写真のような絶景を味わう事ができます。普通のお寺では味わえない開放感も絵画のような景色も長谷寺の最大の魅力の一つです。
長谷寺は初瀬山の中腹に本堂がありますので多少の階段を上る必要がありますが、その苦労も忘れてしまう程の美しく古き良き時代を思い出す事のできる素敵なお寺です。
<基本情報>
住所:奈良県桜井市初瀬731-1
電話:0744-47-7001

日本一長い吊り橋!谷瀬の吊り橋と絶景の山々!

写真:川越 コウ

奈良にある日本一長い吊り橋をご存知ですか?「谷瀬の吊り橋」は、長さ297メートル高さ54メートルの生活用の吊り橋では日本一の長さです。まわりを山々に囲まれ、眼下にはエメラルドグリーンに輝く美しい十津川を望める最高のロケーション!
視界を遮るものが何一つない大自然の中では、まるで空中を散歩している気分で吊り橋を渡ることができます。

写真:無料写真素材 写真AC

谷瀬の吊り橋のある十津川村ですが、日本一大きな村としても有名です。大きな村の全体の96%が森林でできているので、山々が色づく姿は圧巻です。
中でも林道川津今西線は紅葉ラインとしても注目されていて、真っ赤に染まる山と緑色の山々のコントラストを楽しむ事ができます。
その他にも日本の滝100選にも選ばれている「笹の滝」や「清納の滝」など大自然の中にある紅葉を楽しむ事ができますよ。

知る人ぞ知る紅葉の名所、談山神社!

写真:無料写真素材 写真AC

談山神社は、多武峰の山中にあり、藤原鎌足の遺骨を摂津国阿威山からこの地に改葬し、鎌足の長男定慧が重要文化財でもある木造十三重塔を「鎌足の墓塔」として建てた神社と言われています。
この木造十三重の塔は日本で唯一現存している木造の十三の塔としても有名で、境内にはこの十三の塔をはじめ、大小様々な社殿があります。秋には境内は3000本ものカエデに包まれ、真っ赤に染まる美しい情景と印象的な朱塗りの建物の融合が素晴らしい事から「関西の日光」とも呼ばれている程です。

写真:川越 コウ

静かな山中にひっとりと佇む真っ赤な鳥居をくぐり、本殿へ続く階段を登ります。漆塗極彩色が目を引く美しい三間社春日造の本殿には鎌足像が祀られています。
紅葉の見頃は例年11月中旬〜12月上旬で、11月中旬から下旬にかけては、紅葉の夜間ライトアップも行われています。秋には多くの人が静かな山中に絶景を求めて訪れます。
<基本情報>
住所:奈良県桜井市多武峰319
電話番号:0744-49-0001
拝観時間:受付時間:8:30〜16:30(最終受付)

日本屈指の秘境!景色を楽しみながら紅葉満喫登山大台ケ原へ!

写真:川越 コウ

大台ヶ原山は日本百名山の一つです。日本百景、日本の秘境100選にも選定され、吉野熊野国立公園の特別保護地区などにも指定されています。また、関西圏からは大台ヶ原ドライブウェイを利用して、気軽にアクセスできる身近な山としても親しまれています。
大台ヶ原は大きく分けて、東大台・西大台に分けられますが、今回は東大台コースをご紹介!入り口からしばらくは、舗装をされた歩きやすい道を進みます。道中は、鳥のさえずりを聞きながら空を見上げ、高い木々が美しく色づく様子を楽しみながら進みます。

写真:無料写真素材 写真AC

最初の名所は日出ヶ岳。大台ヶ原の最高峰の1,695mにあり、頂上の展望台から360度の大パノラマの絶景を楽しめます。
天気の良い早朝は、運が良ければ富士山を遠望することもできます。日の出の鑑賞スポットとしても人気が高く、晴れた日には素晴らしい日の出を楽しむ事ができます。山の天気は変わりやすく、天気予報もあてになりません。なるべく早朝に出かける事をおすすめします。

写真:無料写真素材 写真AC

写真は大台ヶ原の人気No.1スポット大蛇ぐら!断崖絶壁の先端に立つと、足下がすくむ程のスリルと自然の迫力に圧倒されます。正面に望むことの出来る山々が紅葉をした景色は絵葉書のようで多くの登山愛好家にも親しまれる絶景です。
大台ヶ原山は屋久島と並ぶ日本一の多雨地帯です。年間降水量が4000mmを超え、雨具は必須!また、標高も高いため、防寒具も忘れずに持ちましょう。
<基本情報>
住所:奈良県上北山村小橡 大台ケ原山
電話番号: 07468-2-0001(上北山村役場代表番号)

やはりここは必須!鹿と紅葉コラボの奈良公園

写真:無料写真素材 写真AC

奈良公園から見える芝生に覆われた三つ重ねの山、若草山を知っていますか?
若草山は、標高342メートル面積33ヘクタールの芝生に覆われた山で、山頂には5世紀頃に築造されたといわれる史跡鶯塚古墳があります。奈良には高い建物がありませんので、この若草山から見える奈良市内の景色は絶景で、紅葉の時期は赤く染まる木々と街並みを一緒に楽しむ事ができます。

写真:川越 コウ

紅葉の名所として知られる奈良公園ですが、この奈良公園の木々は他の紅葉の名所のように、紅葉する木々を集めて植えたわけではないので紅葉の色や時期にばらつきがあるのも特徴です。
奈良公園内に自生している木々はマツ、サクラ、モミジ、スギ、サルスベリ、ウメ、クスノキ、ヒノキ等針葉樹、広葉樹約200種類にもおよび、10月の下旬から初冬までの長い間、広大な敷地内で様々な色で紅葉を楽しむ事ができます。真っ赤な紅葉の絨毯鹿のコラボレーションは他ではなかなか見られませんね。

写真:川越 コウ

また東大寺大仏殿周辺にはモミジやイチョウが多数植えられ紅葉の時期は見事な光景を見せてくれます。
中でも東大寺西大門跡は、奈良公園内「みとりい池園地」の北側すぐに位置する遺跡ですが、イチョウが地面にびっしりと落ちる風景は黄金の絨毯のようで、圧巻です。
周辺は古風な建築や土塀が目立ち、北東側には大仏殿も望めるなど、歴史ある雰囲気も味わうことができ、ぜひ訪れたいスポットです。
<基本情報>
住所:奈良市芝辻町543.(奈良公園事務所)
電話番号:0742-22-0375

今年は、京都には負けない紅葉狩りができる奈良へ!

奈良の紅葉おすすめスポットいかがでしたか?奈良には、まだまだ自然が多く残る奈良ならではの紅葉狩りの楽しさと魅力があります!ぜひ今年は関西の紅葉狩り上級者、奈良での紅葉を楽しんでみてはいかがでしょうか。
2018年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
川越 コウ

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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