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香川のこんぴらさんで押さえておきたい5つのポイント!

2023-04-18

“こんぴらさん”という名で親しまれている香川県の「金刀比羅宮」は香川を代表する観光スポット。桜馬場でのお花見や、灯ろう流し、紅葉、初詣など、四季折々いろんな見所・イベントが沢山ありますが、いつ行っても楽しめる、これだけは押さえておきたいポイント5つ(御本宮までの道のり・お守り・展望台からの眺め・カフェ&レストラン「神椿」のパフェ・表参道のお店・清酒 金陵)をご紹介します。

1368段もある石段!御本宮までだと785段!

写真:高野 祥

「金刀比羅宮」へ参拝する際に注意しなければいけないのは、石段の数が非常に多いことです。商店が建ち並ぶ表参道から御本宮までは30分程度で歩いて登れますが、785段もあります! 張り切って登っていると途中でバテてきますので、無理せずゆっくり息を整えながら進みましょう。
奥社まで全て登りきろうとすると1368段もあるので大変ですが、お守りが授与される神札授与所や展望台がある御本宮エリアだけお参りして下山される方も多数いらっしゃいますので、ご自分の体力と相談してお参りしましょう。

写真:高野 祥

御本宮までの道のりは、ただ石段が長々と続いてるわけではなく、途中途中に見所スポットがあります。境内での商売が特別に許可されている「五人百姓」と呼ばれる昔ながらの飴屋さんや、春には桜のトンネルが楽しめる桜馬場、アニメチックな表情が可愛らしい「こんぴら狗」銅像などなど。ずっと登り続けていると疲れるので、休憩がてら立ち止まって見てみるのも良いでしょう。
「こんぴら狗」銅像がある桜馬場西詰銅鳥居の左手には「今治造船」が奉納した巨大な金色のスクリューが目立っており、その奥へ進むと、神様がお乗りになる馬、”神馬(しんめ)" が飼養されている厩(うまや)が見えてきます。優しい顔つきのお馬さんを見て癒されましょう!

写真:高野 祥

しばらく登っていると、比較的大きめな建物「旭社」が見えてきます。こちらは総けやき造りとなっており、屋根裏や扉に施された美しい巻雲や人物・鳥獣・草花の彫刻が見所ポイント。ここは「御本宮」からの帰りルートで下りてくる場所なので、お参りは後でも可能。
「旭社」を通り過ぎると、「御前四段坂」と呼ばれる石段が見えてきます。登り始めには「あと少し。御本宮まで133段!登って幸せ。福が来る!」というメッセージが書かれた金色のプレートが一際目立っており、御本宮までは本当に目と鼻の先ですが、ここは急な石段になっており結構キツいポイント!あと少しなので頑張って登りましょう。

御本宮と展望台からの景色

写真:高野 祥

キツい「御前四段坂」を登りきると、やっと到着です!目の前に見えるのが御本宮。よそ見せず、すぐお参りしましょう。こんぴらさんは、金運・学問・恋愛・健康などなど、様々な願い事にご利益があると言われています。しかし、あまり欲張りすぎると神様も大変でしょうから、1つ2つぐらいに絞ってお願いしましょうね。

写真:高野 祥

御本宮に向かって右手、北東の角には高台(展望台)があるので、そちらにも行ってみましょう。琴平の街並みだけでなく、瀬戸大橋や讃岐富士も見える絶景ポイント!望遠鏡が置かれているので、晴れた日は遠くの瀬戸大橋もくっきり見ることができます。記念写真を撮るにもオススメ。

写真:高野 祥

急な石段をたくさん登った後、開けた景色を見ると気持ちがスッキリします。讃岐平野の景色をしばらく堪能してから下山しても遅くはありません。

幸福の黄色いお守り

写真:高野 祥

こんぴらさんの名物でもあり、人気のお守りといえば「幸福の黄色いお守り」です。非常に鮮やかで綺麗な黄色は、鬱金(うこん)から取れる染料によるもの。織物に使用される元糸の状態が毎回異なり、同じ配合でも色味が微妙に仕上がるので、熟練した職人さんが微調整し、綺麗な色を保たれています。
常に携帯していたくなるような、品のあるオシャレなお守りなので、家族や友人へのお土産にもオススメです!

写真:高野 祥

お守り類は、普段は神札授与所で授与されていますが、初詣の時期などは沢山の参拝者が訪れるので、仮設の授与所が増設されています。その為、人気の「幸福の黄色いお守り」も行列に並ぶことなく、比較的スムーズに頂くことができます。

写真:高野 祥

「幸福の黄色いお守り」はパッケージもオシャレ!整列している姿も美しいです。

神椿のパフェと表参道のお土産も要チェック!

写真:高野 祥

石段500段目には、カフェ&レストラン「神椿(かみつばき)」があります。こちらは都内でお馴染みの「資生堂パーラー」がプロデュースするお店。石段の上り下りで疲れたら、スイーツ休憩しませんか?
写真のメニューは「季節のパフェ」。旬のフルーツを使用したり、季節感のあるルックスに仕上げられているので人気の品。

写真:高野 祥

抹茶アイス・白玉・わらび餅・あんこなどが入った和風「神椿パフェ」は通年楽しめるメニュー。地元の醤油風味のチュイールや、讃岐伝統菓子の"おいり"、香川特産"小原紅早生みかん"を使用したコンポートなど、香川感を存分に味わえるのでオススメ。
下のレストランフロアでは、資生堂パーラー伝統のメニューや地元の素材を使用したランチプレート、コースなども楽しめますよ。
<神椿の基本情報>
住所:香川県仲多度郡琴平町892-1
電話番号:0877-73-0202
営業時間:9:00〜17:00(L.O 16:30)
定休日:年中無休
※メニューは取材時のものです。

写真:高野 祥

こんぴら歌舞伎のお練りも行われる表参道には、飲食店やお土産物屋が沢山! 手軽に食べられるスイーツや香川の名産品など、ついつい沢山買っていまいそうになります。
なかでも人気なのが「中野うどん学校」。予約制になりますが、2名からでもうどん打ちを体験できるので、うどんや料理が好きな人、お子さん連れのファミリーにもオススメ!いい思い出になるでしょう。
また、うどんを食べるだけなら予約もいらないので、気軽に利用できます。

こんぴらさんの御神酒を造っている「金陵」

写真:高野 祥

表参道にある清酒「金陵」は、江戸時代より続く酒蔵を創業当時のまま残している蔵元直営の酒店。こんぴらさんの御神酒として、地元香川や、こんぴら参りに来られる全国の方々から愛飲されています。
店舗入り口付近には、巨大な一升枡と瓶のオブジェが置かれているので要チェック!お酒が注がれているような演出が面白いので、是非立ち寄ってみて下さい。記念撮影ポイントにもなります。

写真:高野 祥

「金陵」敷地内には、無料で入れる資料館があります。麹の仕込み方や実際に使われていた樽など、順路に沿って進みながら、清酒に関する歴史や文化などを勉強できる施設となっています。

写真:高野 祥

元旦などには特別試飲コーナーが設けられていることもあるので、お酒に興味がある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

初詣に行くのもオススメ!

1月10日に行われる初十日”初こんぴら”は、お正月最大のお祭り。起源は約250年前、江戸時代中頃の桜町天皇の時代と言われている由緒ある祭典です。10時から齋行され、御本宮前広場にて参拝者に開運ぜんざい・開運長寿もち・開運甘酒を振舞われるので、この日に行くのもアリ。しかし人が沢山来るので、車で行かれるかたは早めに駐車場を確保することをオススメします。
JR琴平駅・琴電琴平駅から、商店が建ち並ぶ表参道の階段1段目までは徒歩で約15分。そこから御本宮までは30分程度で歩いて登れますが、長い石段を登っていくのは疲れるから大変だなぁと思われることもあるでしょう。しかし、大変な思いをして登りきるとありがたみや達成感が湧いてきます。苦労して登る分だけご利益もあるとされている ”こんぴらさん” へ行ってみませんか?下山する頃にはきっと心が軽くなっていますよ。
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認下さい。

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【トラベルjp・ナビゲーター】
高野 祥

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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