ホーム 旅行&おでかけ > 元旅行会社スタッフが教えるフィンランドツアーの選び方 〜ポイントを詳しく解説〜

元旅行会社スタッフが教えるフィンランドツアーの選び方 〜ポイントを詳しく解説〜

2023-11-30

カラフルでかわいい北欧雑貨やキャラクター、神秘的なオーロラなど見どころ満載のフィンランド。映画『かもめ食堂』の舞台になったことから近年人気上昇中の海外旅行先です。そのため旅行会社各社が多数のツアーを発売しており、どのツアーに参加したらよいか迷ってしまうことも。
今回はフィンランドツアーを選ぶ際のポイント、ベストシーズンなどを詳しく解説。あなたにぴったりのフィンランドツアーの選び方をご紹介します!

フィンランド旅行はパッケージツアーがお得!

フィンランドへ行くなら航空券とホテルがセットになったパッケージツアーが断然オススメ。旅行会社がツアー用に仕入れた航空券とホテルを利用するため、個別に手配するよりもお得な料金が設定されています。
参考までに、1月発のパッケージツアーと個人手配の場合の値段を比較してみましょう。
<パッケージツアー フリープラン>
東京発ヘルシンキ5日間:144,000円〜/1名(乗継便)
東京発ヘルシンキ5日間:227,800円〜/1名(直行便)
<個人手配の場合>
東京〜ヘルシンキ間 往復航空券(乗継便):156,540円〜/1名
東京〜ヘルシンキ間 往復航空券(直行便):180,560円〜/1名
ホテル:13,000円前後〜/1泊
上記のようにパッケージツアーを申し込んだ方が断然オトクですね。さらにパッケージツアーの場合は、ホテル〜空港間の送迎や朝食といった特典がついていることもあります。
またパッケージツアーには市内観光やオーロラ観光などがあらかじめスケジュールに含まれている添乗員同行プランもあります。フリープランに比べて多少値段はアップしますが、入場券や乗車券を買う手間が省けたり、ツアーバスで効率よく観光できたりとメリット満載。海外旅行が初めての方にもオススメです。
<パッケージツアー 添乗員同行プラン>
観光付き周遊6日間:289,000円〜/1名
※表示料金はすべてトラベルjpで検索(2024年6月現在)

旅行日数は何日あると良い?目的別にスケジュールを立てよう

南北に長いフィンランド。首都ヘルシンキ観光がメインの旅行なら5日間(現地滞在3日間)のツアーが一般的です。オーロラ観測がメインの場合、北極圏に近いロヴァニエミやサーリセルカへ移動する必要があるため、さらに数日間プラスとなります。オーロラは自然現象のため、ベストシーズンであっても必ず観測できるとは限りません。そのため1都市2泊以上滞在するような余裕を持ったスケジュールを組むとよいでしょう。
なおヘルシンキへは東京、大阪、名古屋から直行便が就航しており、いずれも往路は日本時間の夜出発なので現地には午前中に到着、復路は現地時間の夕方〜深夜発なので到着日も帰国日も観光する時間があります。旅行期間内に占める滞在時間の長さもフィンランド旅行の魅力のひとつです。

気になるフィンランドのベストシーズン、服装は?

フィンランドのベストシーズンは夏にあたる6〜8月です。この時期の最高気温は平均15度前後と日本に比べて涼しく、日照時間も長いので観光にぴったり。日差しが強いのでしっかりとした日焼け対策が必要です。北極圏の街では6〜7月には日が沈まない白夜が起こります。
なお11月〜3月は冬にあたり厳しい寒さが続きます。12月を過ぎると南部でも気温が氷点下になることもしばしば。オーロラ観測のために北部を訪れる場合は、しっかりとした防寒対策を心がけましょう。
夏、冬に比べて短いながらも4〜5月には春、9〜10月には秋がやってきます。とはいえ日本に比べて気温がかなり低いため、ジャケットやセーターは必須。暖かい格好で出かけましょう。

フィンランドで訪れたい観光スポット

ツアーを選ぶコツを一通り学んだところで、続いてフィンランド旅行で外せない観光スポットをご紹介します。
<ヘルシンキ>
フィンランドの首都で「バルト海の乙女」と呼ばれる美しい港町。
・ヘルシンキ大聖堂
真っ白な外壁が美しい、ヘルシンキのシンボル。手前の大階段は市民の憩いの場として親しまれています。
・ウスペンスキー寺院
北欧最大のロシア正教の教会で、赤レンガの外観ときらびやかな内装が特徴です。
・エテラ港
海の玄関口で一年中青空マーケットが開催されています。食べ歩きにぴったりの軽食を販売している屋台も。
・スオメンリンナ島
世界遺産に登録された要塞跡が残る島。ヘルシンキからはフェリーで約15分ほど。
<タンペレ>
フィンランド第二の規模の都市。ヘルシンキからは列車で最短1時間半ほど。
・ムーミン美術館
世界で唯一のムーミンの美術館。原画やスケッチの展示を始め、さまざまな仕掛けが施されています。
<ロヴァニエミ>
オーロラ観光の拠点となる北極圏の入り口の街。ヘルシンキからは飛行機やバス、またはサンタクロースエキスプレス(寝台列車)で移動。
・サンタクロース村
本場のサンタクロースとお話をしたり、写真撮影をすることができます。可愛らしいお土産も必見。

フィンランドで体験したいこと

続いてフィンランドを訪れたらぜひ体験したいことを都市別にご紹介します。個人で体験・申し込みすることもできますが、旅行会社のオプショナルツアーに申し込めば割引や送迎がついてお得なことも。旅行計画を立てる際にじっくり調べておきましょう。
<ヘルシンキ>
・雑貨めぐり
カラフルでかわいいデザインの北欧雑貨。お買い物が旅行のメインの目的の方も多いのではないでしょうか。日本でも人気のブランド「マリメッコ」のアウトレットは必見です。
・ハイキング
フィンランドの大自然を満喫したい方はハイキングがオススメ。夏は湖で泳ぐこともできますよ。
・エストニア観光
バルト海を挟んだお隣の国、エストニアの首都タリンは大型フェリーで約2時間ほどで行ける距離にあります。フィンランド滞在中、1日エストニアへ足を延ばしてみませんか。
<ロヴァニエミ>
・オーロラ鑑賞ツアー
フィンランドで外せないオーロラ鑑賞。観測地点までの往復バス、オーロラ出現まで温まったり食事を取ったりできるロッジ利用が含まれたオプショナルツアーの参加がオススメです。
・トナカイぞり・犬ぞり体験
かわいいトナカイや犬が引っ張るソリに乗ってみましょう。オーロラ出現を待つ間、昼間楽しむアクティビティとしてオススメです。
<サーリセルカ>
・スノーモービル、スノーシュー体験
北極圏のリゾートとして有名なサーリセルカ。スノーモービルを利用したオーロラ鑑賞や、雪深い神秘的な白銀の世界を散策するスノーシュー体験が人気です。

フィンランド旅行は比較サイトで探そう!

パッケージツアーを探すなら旅行比較サイトを利用するのがオススメ。トラベルjpなら各旅行会社のフィンランド行きツアーを検索・比較できるので希望にあったツアーがきっと見つかるはずです。
旅行に行きたい時期、行ってみたい観光地が決まったらぜひ探してみましょう。じっくり探して、素敵な旅行を楽しんでくださいね。
2024年6月現在の情報です。ツアー情報、価格などは変更される場合があります。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

関連記事

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

Facebook
P R
お悩み調査実施中! アンケートモニター登録はコチラ

eltha(エルザ by オリコンニュース)

ページトップへ