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元旅行会社スタッフが教える北欧ツアーの選び方 〜ポイントを詳しく解説〜

2024-05-17

オーロラやフィヨルドといった大自然、カラフルでおしゃれなデザインの雑貨など人気の北欧。人気の旅行先であることから旅行会社各社が多数のツアーを発売しており、どのツアーに参加したらよいか迷ってしまうことも。
今回はフィンランド、スウェーデン、ノルウェー、デンマークを中心に北欧ツアーを選ぶ際のポイント、ベストシーズンなどを詳しく解説。あなたにぴったりの北欧ツアーの選び方をご紹介します!

北欧旅行はパッケージツアーがお得!

北欧へ行くなら航空券とホテルがセットになったパッケージツアーが断然オススメ。旅行会社がツアー用に仕入れた航空券とホテルを利用するため、個別に手配するよりもお得な料金が設定されています。
参考までに、10月発のフィンランド行きのパッケージツアーと個人手配の場合の値段を比較してみましょう。
<ツアー代金>
東京発フィンランド行き5日間:144,000円〜
※首都ヘルシンキ滞在フリープラン、乗継便利用
<個人手配の場合>
東京〜ヘルシンキ間、往復航空券:160,670円〜(乗継便)、196,210円〜(直行便)
ホテル:1泊20,000円前後〜
上記のようにパッケージツアーを申し込んだ方が断然オトク。さらにパッケージツアーの場合は、ホテル〜空港間の送迎や朝食といった特典がついていることもあります。
またパッケージツアーには、オーロラ観測や市内観光があらかじめスケジュールに含まれている添乗員同行プランもあります。フリープランに比べて金額がアップし、自由度は下がりますが、観光施設に優先的に入場できたり、チケットを買う手間が省けたりするなどメリットは多数。1カ国だけでなく複数の国を周遊するプランもありますよ。
<パッケージツアー 添乗員同行プラン ※月指定なし>
・オーロラ観測ツアー
フィンランド・オーロラ観測付き6日間:232,000円〜
・周遊ツアー
ヘルシンキ・ストックホルム2カ国6日間:289,000円〜
※表示料金はすべてトラベルjpで検索(2024年5月現在)

旅行日数は何日あると良い?目的別にスケジュールを立てよう

ヘルシンキ、コペンハーゲンなど首都1都市の観光がメインの旅行なら5日間(機内泊があるため現地滞在は2〜3日間)のツアーが一般的です。その他の都市を周遊する場合は1都市につき1〜2泊、複数の国を周遊する場合は移動時間も考慮してスケジュールを組みましょう。
またオーロラ観測の場合は北極圏へ移動する必要があること、自然現象のためにベストシーズンであっても必ず観測できると限らないことから、2〜3日は滞在するような余裕をもった行程をおすすめします。

気になる北欧のベストシーズン、服装は?

北欧のベストシーズンは夏にあたる6〜8月です。この時期は平均最高気温が約20度程度、緯度が高いため日照時間が長く、北極圏近くでは夜になっても太陽が沈まない白夜現象が起こります。日本の初夏のような陽気ですが、日差しが強いので日焼け対策はしっかりと。朝晩冷え込むこともあるので持ち運べる上着があると重宝します。
また冬にあたる11〜3月は厳しい寒さが続きます。北欧の中でも南部に位置するコペンハーゲンの最低平均気温は0度前後、その他の国ではマイナス5度前後まで下がります。北極圏ではマイナス10度前後まで下がることも。オーロラ観測をする場合やクリスマスマーケットに出かける場合はしっかり防寒対策をしましょう。屋外が寒い一方、室内は暖かく保たれています。
4〜5月は春、9〜10月は秋にあたりますが、いずれも気温は日本よりも低め。しっかりとした上着に加え、温度調整しやすい服装を準備するとよいでしょう。

北欧旅行で訪れたい観光スポット

ツアーを選ぶコツを一通り学んだところで、続いて北欧旅行で外せない観光スポットを国別にご紹介します。
<フィンランド>
・ヘルシンキ
「バルト海の乙女」と呼ばれるフィンランドの首都。街のシンボルと呼ばれる白亜のヘルシンキ大聖堂、北欧最大のロシア正教の教会、ウスペンスキー寺院などが見どころ。
・ロヴァニエミ
北極圏の入り口にある街でオーロラ観測の拠点のひとつ。市内からバスで30分ほどの距離にあるサンタクロースヴィレッジでは本場のサンタに会うことができます。
<スウェーデン>
・ストックホルム
大小14の島から形成され「北欧のベネチア」とも呼ばれる首都。ノーベル賞の晩餐会が開催される市庁舎、中世の美しい街並みが残るガムラスタン、17世紀の沈没船が展示されているヴァーサ博物館が見どころです。
・ヨーテボリ
スウェーデン第二の規模を誇る港湾都市。北欧最大の遊園地、リセベリ遊園地やスウェーデン発の自動車メーカー、ボルボの博物館などがおすすめです。
<ノルウェー>
・オスロ
ノルウェーの首都。ノーベル平和賞の授賞式の会場であるオスロ市庁舎、ノルウェーを代表する画家ムンクの作品が展示されているムンク美術館、国立美術館は必見です。
・ベルゲン
ディズニー映画『アナと雪の女王』の舞台のモデルになったと言われる美しい港町で、フィッシュマーケットでは新鮮な海の幸を楽しめます。三角屋根の木造建築、ブリッゲンは世界遺産に登録。
<デンマーク>
・コペンハーゲン
運河に沿ってカラフルで可愛らしい街並みが続くニューハウンはコペンハーゲンを代表する景観。世界最古のテーマパーク、チボリ公園、人魚姫の像なども見どころです。
・オーデンセ
デンマーク出身の童話作家、アンデルセン生誕の地。アンデルセン博物館を始めメルヘンな雰囲気を感じられるスポットが多数あります。

北欧で体験したいこと

続いて北欧を訪れたらぜひ体験したいことをご紹介します。個人で申し込みすることもできますが、旅行会社のオプショナルツアーに申し込めば割引や送迎がついてお得なことも。旅行計画を立てる際にじっくり調べておきましょう。
<オーロラ観測>
北欧旅行で欠かせないのがやっぱりオーロラ観測。フィンランド、スウェーデン、ノルウェーの北極圏に位置する街で観賞用のリゾートやキャンプに滞在したり、オプショナルツアーに参加するのがおすすめです。犬ぞり体験など日中楽しめるスノーアクティビティも充実しています。
<フィヨルドクルーズ>
オーロラ観測についで人気なのがノルウェーのフィヨルド観光。氷河によって複雑な形に浸食された入江を始めとする景観は、一生に一度は見たい絶景です。クルーズ船に乗って雄大な景色を満喫しましょう。
<北欧雑貨ショッピング>
フィンランドのマリメッコ、スウェーデンのイケアなど北欧デザインのプロダクトは世界中で人気。ぜひ本場でショッピングを楽しみましょう。ヘルシンキにはマリメッコのアウトレットもありますよ。
<北海・バルト海クルーズ>
海に面した北欧では周遊するコース、海沿岸都市の移動をメインとしたコースなどさまざまなクルーズが運航しています。船中で1泊するコースに参加すれば、気軽にクルーズ旅行を体験できます。

北欧旅行は比較サイトで探そう!

パッケージツアーを探すなら旅行比較サイトを利用するのがオススメ。トラベルjpなら各旅行会社の北欧行きツアーを検索・比較できるので希望にあったツアーがきっと見つかるはずです。
旅行に行きたい時期、行ってみたい観光地が決まったらぜひ探してみましょう。じっくり探して、素敵な旅行を楽しんでくださいね。
2019年1月現在の情報です。掲載しているツアー情報、価格などは変更される場合があります。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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