ホーム 旅行&おでかけ > 幽玄の世界へ!奈良・石舞台夜桜ライトアップと川原寺・幻桜の夜

幽玄の世界へ!奈良・石舞台夜桜ライトアップと川原寺・幻桜の夜

2021.03.10

奈良県明日香村にある「石舞台古墳」は、太古のロマンあふれる飛鳥時代を代表する古墳です。桜の開花時期になると、石舞台古墳は桜に包まれて素晴らしい景観となり、ライトアップも行われます。さらに日本最古の写経場といわれる「川原寺」では、プロジェクションマッピングによる桜の演出が催されます。日本の原風景が残る明日香村で、春夜だけの限定空間を楽しんでみませんか?

石舞台古墳の日中の桜も見逃せない

写真:モノホシ ダン

飛鳥を代表する観光スポットである石舞台古墳は、日本最大級の横穴式石室を持つ古墳で、国の特別史跡に指定されています。天井石が平たいので、古くから石舞台古墳の名で親しまれています。6世紀後半に、この地で政権を握っていた蘇我馬子が埋葬されたとする説が有力です。
築造年代は推定で7世紀の初頭。もともとは1辺55メートルの方墳だったとされていますが、古墳上部の盛土が失われ、現在は巨大な石室が露出した姿となっています。
古墳には大小約30個の花崗岩が使われ、いちばん大きな石は約77トン、総重量は約2300トン。普通車のセダンなどで約1〜1.5トン程度ですから、想像を絶する重量と言えるでしょう。

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳は、春になると周囲の約60本の桜が咲き誇り、時期が合えば菜の花との競演が楽しめます。夜桜のライトアップも綺麗ですが、日没前に少し早めに着いて、日中の桜を鑑賞するのもおすすめです。

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳を俯瞰する遊歩道沿いにある小高い丘からは、はるか遠くに二上山を望むこともできます。 奈良県と大阪府にまたがってそびえる二上山は、雄岳と雌岳という2つの頂を持つ双耳峰です。雄岳の頂上には、謀反の罪で命を落とした悲劇の皇子・大津皇子の墓所があります。

幽玄の世界の誘い「傘の華」

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳のライトアップは、ほかでは決して見ることのできない絶景です。全国には夜桜を楽しめる場所は色々とありますが、これだけの巨石が夜の闇の中に浮かび上がっている姿は荘厳のひとこと。昼間に見る景色とは一変しますので、ぜひその雰囲気を味わってみてください。

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳夜桜ライトアップ期間中には、幽玄の世界の誘い「傘の華」が。優しい灯りに包まれた和傘と夜桜のコラボを堪能できます。

写真:モノホシ ダン

夜桜を背景に、ライトアップされた石舞台古墳は、まるで静かに太古の眠りについているような佇まい。晴れた夜空に燦然と輝く月が照らし出す光景は、見る者を飛鳥時代へと誘うかのようです。

桜の花びらのなかで漆黒に浮かぶ「石舞台古墳」

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳では、外部とを結ぶ通路部分「羨道(えんどう)」を通って、棺を納める玄室内に入ることもできます。玄室内にも和傘を使った光の演出があります。

写真:モノホシ ダン

古墳周辺に張り巡らされた濠も歩いてみましょう。なお濠ではロウソクの灯りが導いてくれますが、段差などは分かりづらいので、できれば懐中電灯を用意しましょう。

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳の濠からは、いろいろなアングルから古墳の様子を眺めることができます。桜の花びらに包み込まれ、まるで宙に浮かんでいるかのような古墳の情景には思わず感嘆の声を上げざるを得ないでしょう。
<石舞台古墳夜桜ライトアップの基本情報>
住所:奈良県高市郡明日香村島庄254番地
電話番号:0744-54-9200(一般財団法人 明日香村地域振興公社)
開催期間:2021年3月26日(金)〜4月4日(日)
※桜の開花状況により終了日は変動します
点灯時間:18:00〜21:00
入場料:一般300円、高校生以下100円
アクセス:近鉄 橿原神宮前駅東口又は飛鳥駅から、奈良交通明日香周遊バス赤かめ「石舞台」バス停下車すぐ
車利用の場合は、西名阪自動車道郡山ICから国道24号線と国道169号線経由で石舞台古墳有料駐車場利用

初めて体感する未知の花見スタイル「川原寺 幻桜の夜」

写真:モノホシ ダン

石舞台古墳から徒歩約15分のところにある川原寺では、プロジェクションマッピングが同時期に開催されます。イベントのタイトルは「川原寺 幻桜の夜」です。
写真は、聖徳太子御生誕の地とされる橘寺の西門前から見た川原寺。飛鳥時代の遺跡と、農村の暮らしが一体となった「日本の原風景」ともいわれる明日香村を象徴する眺めが広がっています。

写真:川原寺

川原寺はかつて、飛鳥寺、薬師寺、大官大寺とともに飛鳥の四大寺に数えられる飛鳥時代を代表する大寺でした。しかし、他の大寺が平城遷都とともに平城京に移転して行ったのに対し、唯一、飛鳥に留まり続けました。
川原寺はその後、歴史の表舞台から姿を消してしまい“謎の大寺”と呼ばれています。現在、跡地は国の史跡に指定されていて、跡地にある真言宗豊山派の弘福寺(ぐふくじ)が法燈を継承しています。
プロジェクションマッピングは、川原寺(弘福寺)の外壁などに光の桜が舞い降りる、一期一会の花見の宴を演出します。

写真:川原寺

昭和中期に行われた発掘調査では、川原寺の伽藍配置は、一塔二金堂式の特異なものであったことが判明し「川原寺式伽藍配置」と称されています。
現在、弘福寺本堂に安置されている十一面観音、持国天、多聞天、十二神将のほとんどは平安初期に造られた木造仏で、プロジェクションマッピングではそれらの仏様も間近に見ることができます。

日本最古の写経場にも光の桜が舞い降りる

写真:川原寺

さらにその後の調査では、川原寺の北側の山肌から大量の三尊せん仏が発掘されました。「せん仏」とは、粘土で型を抜き、焼いて作った板状の仏像のことです。その用途は、はっきりとは解明されていませんが、仏堂の壁面をせん仏で埋め尽して荘厳していたという説が有力です。
マッピングでは、三尊せん仏が春の煌めきを纏い本堂外壁に美しく再現されます。

写真:川原寺

ほかの注目スポットとしては、川原寺初公開となる「繊彩灯(せんさいとう」が。繊細に彫りこんだ竹灯が、多彩な煌めきで室内を艶やかに彩ります。

写真:川原寺

川原寺は、日本最古と言われる写経場でもあります。その写経場にも光の桜が舞い降ります。川原寺で、最古と最新技術がコラボした未知のお花見スタイルを体感してください。
<川原寺 幻桜の夜の基本情報>
住所:奈良県高市郡明日香村川原1109
電話番号:0744-54-2043
開催期間:2021年3月26日(金)〜4月4日(日)
※予約者優先、入場制限あり
点灯時間:18:00〜21:00
入場料:800円(入山料・本堂拝観込、オリジナルポストカード付き)
アクセス:近鉄 橿原神宮前駅東口又は飛鳥駅から、奈良交通明日香周遊バス赤かめ「川原」バス停下車 徒歩約2分 石舞台古墳から徒歩約15分
車利用の場合は、周辺駐車場利用

日本の原風景が残る明日香村で春夜だけの限定空間を楽しもう

いかがでしたか。明日香村に春の訪れを告げる風物詩「石舞台古墳夜桜ライトアップ」と「川原寺 幻桜の夜」。春夜に煌く古代と桜や、最古と最新技術がコラボしたプロジェクションマッピングで幽玄の世界を楽しんでください。
2021年3月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
あすかであそぼ一般財団法人明日香村地域振興公社(外部リンク)
https://asukadeasobo.jp/
川原寺跡弘福寺(外部リンク)
https://kawaharadera.com/
川原寺 幻桜の夜 2021(外部リンク)
https://japan-attractions.jp/ja/illumination/kawaradera-cherry/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
モノホシ ダン

関連記事

提供元:LINEトラベルjp 旅行ガイド

シェア

あなたにおすすめの記事

P R

eltha(エルザ by オリコンニュース)