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奈良・王寺町の絶景スポット「明神山」と「雪丸」ゆかりの地へ!

2021-06-13

奈良県王寺町は、聖徳太子の愛犬「雪丸」を葬ったとされる達磨寺や、360度の大パノラマが楽しめる「明神山」で知られる歴史と絶景の地です。いまも語り継がれる聖徳太子のペットで、現在は王寺町観光・広報大使として活躍する「雪丸」の伝説と明神山の絶景に会いに王寺町を訪れてみませんか?

「明神山」の「誓いのテラスSORANI」で永遠の愛を誓おう

写真:モノホシ ダン

王寺町随一の絶景スポット「明神山」は、標高273.6mとそれほど高い山ではありませんが、山頂からは奈良県側はもちろん、大阪府側にも視界が開け想像を絶する眺めが楽しめます。
明神山へのスタート地点は、住宅街の中にある大きな鳥居が目印です。これは山頂に水の神様がお祀りされているためで「明神山参道」と呼ばれています。山頂までの高低差は約160m、舗装された参道をのんびり登って約40分で山頂に到着します。

写真:モノホシ ダン

山頂には3つの展望デッキが設けられ、360度の大パノラマが楽しめます。展望デッキの手前には「雪丸願い札掛け所」があります。王寺町観光協会や、「雪丸像」がある達磨寺で雪丸願い札を購入された方は、願い事を記入して掛けましょう。

写真:モノホシ ダン

明神山は“恋人の聖地”にも選定されています。山頂の展望デッキの「誓いのテラスSORANI」には「悠久の鐘」が取り付けられ、恋人たちが永遠の愛を誓う特別な空間を演出します。王寺町きっての絶景スポットで、大切な人と一緒に鐘の音を鳴らしてみませんか。

「明神山」からは想像を絶する360度の大パノラマの絶景が

写真:モノホシ ダン

前述のように明神山からは、360度の大パノラマが楽しめます。西側の大阪方面の眺望では、大阪平野にそびえる「あべのハルカス」などの高層ビル群がクッキリと見えます。また視界が良ければ、明石海峡大橋、六甲山、淡路島などの景色を楽しむことができます。

写真:モノホシ ダン

南東方向の眺望では、大和三山や大台ヶ原のある台高山脈、近畿のマッタ―ホルンといわれ冬の霧氷で有名な高見山(標高1248m)などの雄大な山並みを見渡せます。

写真:モノホシ ダン

東側の眺望では、若草山、東大寺大仏殿に興福寺五重塔など、南側の眺望では二上山や金剛山、北側の眺望では「信貴山朝護孫子寺」のある信貴山、生駒山などを望むことができます。
展望デッキには無料の望遠鏡も設置されていますので、明神山で想像を超える絶景を存分に楽しんでください。
<明神山の基本情報>
住所:奈良県北葛城郡王寺町
電話番号:0745-33-6668
アクセス:JR王寺駅南口から奈良交通バス、明神4丁目行きで約20分終点下車、山頂まで徒歩約40分
車利用の場合は、明神山鳥居のふもとの無料駐車場利用(9:00〜19:00)

聖徳太子の愛犬「雪丸」とは

写真:モノホシ ダン

ところで、何人もの話を同時に聞くことができた、という有名な逸話が残る歴史上の人物「聖徳太子」の愛犬、それが「雪丸(ゆきまる)」です。
その雪丸を葬ったとされる王寺町の「達磨寺」に伝わる古文書「達磨寺略記」という記録によると、雪丸はとても賢い犬で、人の言葉を話し、お経も読めたといいます。それから、1000年以上の時が流れ、雪丸は王寺町の公式マスコットキャラクターとなり、王寺町観光・広報大使にも就任しました。
JR王寺駅に直結の「王寺町観光協会・雪丸ミニプラザ」では雪丸や明神山に関する観光パンフレットなどを入手することができます。

写真:モノホシ ダン

また雪丸ミニプラザでは、約150cmある「雪丸フィギュア」と一緒に記念撮影も楽しめます。真っ白ボディに、おしゃれな烏帽子をかぶった雪丸はとても可愛い。

写真:モノホシ ダン

ほかに王寺町観光協会などでは、達磨寺で御祈祷された「雪丸願い札」を販売中です(500円)。達磨寺や先にご紹介した明神山には“雪丸願い札掛け所”があり、願い事を祈願して掛けることができます。願い札は、大晦日に達磨寺でお炊き上げしてくれます。
<王寺町観光協会・雪丸ミニプラザの基本情報>
住所:奈良県北葛城郡王寺町久度2-2-1-501りーべる王寺東館5F 王寺地域交流センター内
電話番号:0745-33-6668
営業時間:8:30〜19:00
定休日:第1・第3水曜日、年末年始
アクセス:JR大和路線王寺駅 近鉄生駒線王寺駅 近鉄田原本線新王寺駅 下車約3分
車利用の場合は、りーべる王寺駐車場(有料)を利用

「ゆきま〜る」を味わったあとは「雪丸ロード」を歩こう

写真:モノホシ ダン

王寺町観光協会・雪丸ミニプラザと同じフロアにある「雪丸カフェ ポエム」では、雪丸の顔をかたどったスイーツ「ゆきま〜る」が人気(400円)。生駒山や信貴山を一望できる店内で、眺望を楽しみながら、雪見だいふくのような食感をした美味しいケーキを味わえます。
さらにカフェ内にある「ミラクルショップ いちご」では、雪丸グッズを多数販売中。お気に入りの雪丸グッズを見つけてください。
<雪丸カフェ ポエムの基本情報>
住所:奈良県北葛城郡王寺町久度2-2-1-501りーべる王寺東館5F 王寺地域交流センター内
電話番号:080-9127-6955
営業時間:10:00〜16:30(LO16:00)
定休日:水曜日 年末年始

写真:モノホシ ダン

雪丸カフェ ポエムでゆきま〜るを頂いたら「雪丸ロード」を通って雪丸の像がある達磨寺に行ってみましょう。雪丸ロードはJR王寺駅から達磨寺をつなぐ全長約1kmのウォーキングコース。
このコースには、雪丸の足跡がついていて足跡をたどりながら、気軽にお散歩を楽しむことができます。写真は、王寺駅から続く全長147mの「久度大橋」の雪丸イラスト。

写真:モノホシ ダン

雪丸ロードを歩き、葛飾川にかかる達磨橋を渡ると、ここにも雪丸のフィギュアが。雪丸の隣にならんで、王寺町のシンボル「和の鐘」をバックに記念撮影をするのもおすすめです。

達磨寺を見守る「雪丸像」は約200年以上も前から

写真:モノホシ ダン

和の鐘を過ぎるとほどなくして達磨寺の西門に到着です。駅からここまでは徒歩で片道約15分。西門にも雪丸の像が立っています。

写真:モノホシ ダン

王寺町を代表する古刹「達磨寺」は、聖徳太子と達磨大師が出会った場所で、創建されたのは613年(推古天皇21年)。本堂には、木造の聖徳太子坐像、達磨坐像のほか、千手観音像が祀られています。

写真:モノホシ ダン

達磨寺は雪丸が葬られたところで、境内には「雪丸像」があります。雪丸は亡くなるときに「私を達磨大師のお墓の丑寅(北東)に葬ってください」と遺言したといわれています。
雪丸像がいつ頃からおまつりされているのか確証はありませんが、江戸時代の1791年(寛政3年)に刊行された『大和名所図会』という本に、当時の達磨寺の様子を描いた挿絵があり、そこに雪丸像の姿が描かれています。
ですから、達磨寺の雪丸像は、約200年以上も昔から達磨大師の番犬として座り続けていることになります。
<達磨寺の基本情報>
住所:奈良県北葛城郡王寺町本町2-1-40
電話番号:0745-31-2341
拝観料:無料
アクセス:JR王寺駅南口から徒歩で約15分
車利用の場合は、無料駐車場利用

聖徳太子ゆかりの里めぐりの「わんデイパス」も

いかがでしたか。なおここまでご紹介した以外にも、王寺町では花壇に鉄製の雪丸のプレートがあったり、バス停にイラストが描かれていたりと、本当にたくさんの雪丸を見ることができます。
なお、王寺町観光協会では、聖徳太子の御遠忌1400年にあたるを2021年を記念して、奈良交通とのコラボで、聖徳太子ゆかりの里を訪ねる「聖徳太子ゆかりの里 わんデイパス」を販売中です。
王寺駅を発着する奈良交通バスが、わんコイン(500円)で乗り降り自由(臨時バスを除く)となるもので、通用期間は、2021年3月1日(月)〜2022年3月31日(木)までです。利用可能エリアには明神山、信貴山や法隆寺なども含まれます。
さらにアクティブに聖徳太子ゆかりの里に行ってみたいという方におすすめですよ。発売場所など詳しくは、関連MEMOをご覧ください。
2021年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
王寺町観光協会(外部リンク)
http://home.oji-kanko.kokosil.net/ja/
片岡山 達磨寺(外部リンク)
http://www.darumaji.jp/
明神山(外部リンク)
http://home.oji-kanko.kokosil.net/ja/myojinsan
聖徳太子ゆかりの里 わんデイパス(外部リンク)
https://www.atpress.ne.jp/news/249021
りーべる王寺(外部リンク)
https://www.liebell.jp/

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モノホシ ダン

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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