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古都に咲き誇る桜!金沢城・兼六園観桜期のライトアップ

2021-03-31

季節ごとに開催される金沢城と兼六園のライトアップ。春の桜の時期は昼間、夜間ともに入園無料ということもあり、多くの人が訪れます。
例年、金沢地方気象台のソメイヨシノの開花宣言のあとに兼六園の無料開園の日程や時間を発表しています。ぜひ桜の開花に合わせて訪れてみませんか。
※無料期間の終了日は4月11日(木)の予定でしたが、桜の満開の状態が継続していることから4月14日(日)まで延長となりました。

兼六園の様々な種類の桜

写真:Mayumi T

日本海側の長く厳しい寒い冬が過ぎ去ると、金沢の街並みにも少しずつ春の訪れが感じられるようになります。暖かくなってくる春の季節は、ゆったりと街の散策が楽しめるでしょう。
季節ごとに開催されている金沢城公園や兼六園でのライトアップは、歴史ある金沢城や兼六園がいっそう風情あるものになりますので、金沢市内の気温や天候が気になるところ。例年、金沢地方気象台の桜の開花宣言に合わせて無料開園が開催されています。

写真:Mayumi T

桜の開花宣言が発表されたら、早速訪れてみましょう。金沢城公園と兼六園は百万石通りを挟んだ両側にあり、徒歩で通行できます。
兼六園側の百万石通り沿いは、金沢城公園の石川門、兼六園側に施されている行燈などが設置され、桜とともに風情ある光景を眺めることができます。

写真:Mayumi T

兼六園内の桜は、約40種類、約400本もの樹木があります。その年によって開花の時期は異なり、桜の品種によっても開花時期が少しずつ違ってきますので、例年長い期間にわたって桜を楽しむことができます。
お抹茶やお団子、食事を味わったりできる茶店が数軒ありますので、お好みで茶店巡りも楽しめます。金沢らしい和菓子も購入できますので、ぜひ立ち寄ってみてください。

兼六園の桜の優しいライトアップ

写真:Mayumi T

兼六園内はソメイヨシノなどが開花します。満開を過ぎても「兼六園菊桜」「兼六園熊谷桜」「旭桜」「楊貴妃桜」など他ではあまり見られない品種があり、開花の時期もその品種によって異なるため、実際には例年3月下旬頃〜4月中・下旬頃までお花見が楽しめます。
日没後の園内は、昼間とは違った景観に。歴史ある園内で、見事な桜の樹木を見ながら散策してみましょう。

写真:Mayumi T

園内は桜をはじめ他の樹木との景観が優しく調和し、とても趣が感じられます。長い歴史を刻んできた貴重な樹木もありますので、時間があれば一つひとつの樹木やスポットをゆっくり鑑賞されることをおすすめします。

写真:Mayumi T

昼間、青空に映える桜も美しいですが、夜間に見る桜も夜空に映え、それは儚く美しいもの。ぜひ桜の季節に訪れてみてください。
<兼六園の基本情報>
住所:石川県金沢市兼六町1
電話番号:076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)
アクセス:「兼六園下」「広坂」バス停下車すぐ
入園料(通常):
大人(18歳以上)320円
小人(6歳〜18歳未満)100円
※観桜期は無料

玉泉院丸庭園の和楽器の演奏&ライトアップ

写真:Mayumi T

金沢城公園内の「玉泉院丸庭園(ぎょくせんいんまるていえん)」は、加賀藩三代藩主である前田利常により庭づくりが始まり、歴代の藩主により手を加えられてきました。2015年にその庭園が復元されており、桜とともに春の季節の花々も咲き誇ります。

写真:Mayumi T

“色紙短冊積石垣”など、庭園とともに眺められる背景の石垣が見どころの一つでもあります。非常に多くの種類の石垣がありますので、一つ一つのスポットでもまた違った景観が眺められます。
“段落ちの滝”では、庭園が復元される際に斜面を四段で流れ落ちる滝の遺構がそれまでの発掘調査の中で確認され、その保存のために盛土をほどこしてその際の石組みを参考に整備し、滝が再現されています。

写真:Mayumi T

夕焼けから宵、夜更けの月見の庭へと変化する“三つの灯り”、また尺八や筝などの和楽器の演奏を聞きながらの“四季折々の灯り”が楽しめます。
玉泉院丸庭園のライトアップはイベント時期以外でも毎週金、土曜日の夜や祝日の前日などに夜間開園し、日没後〜21時まで行われています。
<玉泉院丸庭園の基本情報>
住所:石川県金沢市丸の内3
電話番号:076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)
アクセス:「兼六園下」「広坂」バス停下車すぐ
入園料(通常も):無料

金沢城公園の桜を満喫

写真:Mayumi T

加賀藩前田利家公の居城であった金沢城。城門である石川門、河北門、橋爪門は「金沢城三御門」とよばれており、見どころの一つです。石川門は1759年の大火後に再建されており、国の重要文化財に指定されています。復元されたものですが、河北門、橋爪門などとともに江戸後期の三の丸一帯の歴史が感じられますので、ぜひ訪れてみてください。

写真:Mayumi T

石垣の博物館ともいわれている金沢城公園。復元などされた何種類もの石垣を見ることができますが、特にこの石垣とお城の独特の白い壁、うすく色づいた桜の花々との調和が美しいので、貴重な景観ともいえるでしょう。

写真:Mayumi T

北陸は他の地域と違い、天候の悪い日が多いことでも知られていますが、タイミングが良く晴れた日に訪れることができれば、青い空を背景に薄い桜の色が映えた美しい景観が眺められるでしょう。

金沢城公園のライトアップ

写真:Mayumi T

金沢城公園と兼六園の観桜期ライトアップは、春の訪れが感じられるライトアップです。この期間中は夜間も開園、昼間も夜間も無料で入園することができます。兼六園側から金沢城の石川門周辺の通りは風情ある行燈が設置され、情緒溢れる桜が満喫できます。

写真:Mayumi T

天正11(1583)年、加賀藩主である前田利家公が金沢城に入城、その後より城づくりが始められましたが、キリシタン大名として知られる高山右近により築城の指導を仰いだと伝えられています。
<金沢城公園の基本情報>
住所:石川県金沢市丸の内1番1号
電話番号:076-234-3800(金沢城・兼六園管理事務所)
アクセス:JR金沢駅 兼六園口(東口)より路線バスなど乗車
「兼六園下」「広坂」バス停下車、徒歩すぐ
入園料(通常期、観桜期ともに):無料
※菱櫓などは有料

金沢で桜のお花見を満喫

例年、開花宣言が発表されてからライトアップの開催時期も発表されます。そのため市内の気温や天候が気になるところですが、たとえライトアップの時期に訪れることができなくても、金沢城・兼六園をはじめ市内のお花見スポットの桜の樹木は品種が多種に渡っていますので長期間楽しめます。公式サイトで開花状況などを確認し、ぜひ金沢で春の季節、桜のお花見を満喫してみてください。
2024年4月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
金沢城と兼六園(外部リンク)
https://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/japanese/top.html
金沢市観光協会(外部リンク)
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/
兼六園観光協会(外部リンク)
https://kenrokuen.or.jp/

【トラベルjp・ナビゲーター】
Mayumi T

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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