2024-04-02
スマホで操作するだけで車やタクシーを呼ぶことができ、自由に旅ができると人気の配車アプリ「Grab(グラブ)」。比較的安い値段で言葉の壁を感じずに利用でき、ドライバーへの支払いは現金やクレジットカードなどで簡単!東南アジア旅行に欠かせないアプリです。
Grabの仕組みや使える国・地域、登録方法、実際に使ってみた感想など、安心してGrabを使うためのコツや注意点をお伝えします。
Grab(グラブ)とは、元々はマレーシアを拠点にサービスを開始し、東南アジア各国に拡大した自動車配車アプリ。アプリで一般車やタクシーを手配して利用することができます。2018年3月にはUber(ウーバー)が東南アジア事業をGrabに売却し、Grabが東南アジア最大の配車サービスとなっています。
海外旅行でタクシーを利用する場合、言葉の壁が原因で行きたいところに連れて行ってもらえないことや、料金面でトラブルになることも。Grabを使うと、行き先を伝えたり料金を支払ったりするコミュニケーションがアプリ内で完結するため、トラブルが起こりにくくストレスフリー!また、料金体系も明確で、ぼったくりの心配がないのもうれしいポイントです。
現金による支払いに加え、クレジットカードに紐付けしたGrab Payなどで支払うこともできるので、旅行中に細かい現金を持ち歩かなくてすむというメリットもあります。
Grabはスマホの位置情報をもとに車を手配するため、利用者はインターネットに接続し、アプリのGPSをオンにした状態で使う必要があります。
ホテルやカフェなどのWi-Fiを使ってもいいのですが、おすすめはSIMフリースマホや海外レンタルWi-Fiを利用した常時接続です。
今や、海外旅行もスマホなしでは成り立たなくなってきました。いつでもインターネットに繋がっていれば、日本にいるときのように、道に迷ったら地図アプリを立ち上げたり、通話アプリで連絡を取り合ったりすることができ、疲れたらGrabで好きなときに好きな場所へ車を呼べます。
対応端末が増えているeSIMも便利!オンラインで気軽に申し込めて、料金もリーズナブルです。何よりSIMカードの差し替えが不要なのが助かりますね。
Grabのサービス対象エリアは公式ウェブサイトから最新情報を確認できます。2024年4月現在、Grabは東南アジア8か国の主要都市でサービスを展開中です。
[bold]・マレーシア[/bold]
ジョホールバル、ペナン、ランカウイなど
[bold]・タイ[/bold]
バンコク、プーケット、チェンマイ、パタヤなど
[bold]・インドネシア[/bold]
バリ、ジャカルタ、スラバヤ、ペカンバルなど
[bold]・ベトナム[/bold]
ホーチミン、ハノイ、ダナンなど
[bold]・カンボジア[/bold]
プノンペン、シェムリアップ、シアヌークビルなど
[bold]・ミャンマー[/bold]
ヤンゴン、マンダレーなど
[bold]・フィリピン[/bold]
マニラ、セブ、ダバオ、ボラカイなど
[bold]・シンガポール[/bold]
現在地から一番近くにいる一般の車またはタクシーを配車できるJustGrab、相乗りでお得に利用できるGrabShare、高級車のGrabCar Premiumなど、利用できる車種やサービスは国により異なります。
また、タイ、インドネシア、ベトナム、カンボジアはバイクタクシーのGrab Bike、カンボジアのGrab TukTukはトゥクトゥク(三輪タクシー)を呼ぶことができます。
まずはApp StoreまたはGoogle PlayからGrabアプリをダウンロードして、アカウントを作ります。日本語に対応しているので安心!
アカウントはFacebook、Google、電話番号(携帯)などを利用して登録できますが、今回は電話番号を登録する方法をご紹介します。
電話番号を登録するとSMSに認証コードが届くので、日本で登録しておく必要があります。アプリの「位置情報の利用を許可」はオンにしてください。
認証コードを入力すると、顔認証の登録に進みます。初回の配車時までに登録が必要なので、このタイミングで登録しておきましょう。
最後にGrabを利用する国・都市が表示されるので、選択すると上記の画面が表示されます。この画面でクレジットカードの登録などもできますが、日本国内では登録できないので、現地に到着後に行いましょう。
車を手配するには、アプリでピックアップ地点と行き先を入力して検索します(インターネット環境が必要)。どちらも文字入力または地図、候補地などから選ぶことができます。現在地は自動で表示されますが、少し位置がずれることもあるので正しいものが入力されているか確認しましょう。
車種と一緒に料金が表示されます。使えるクーポンがあるか確認するには、料金の下に表示されている「オファー」をクリックしてください。
車種・支払い方法を選択したら「予約」ボタンを押して配車完了。質問や連絡事項があればドライバーとGrabChatを通じてやり取りでき、日本語を入力すると自動翻訳されるので安心です。
アプリに表示された時間(5〜7分など)が経つと、予約したドライバーがピックアップ地点に到着します。なお、JustGrabを選択すると近くにいる車・タクシーが手配されるので比較的早く到着しますが、それ以外の車種を選択すると待ち時間が長くなります。
行き先はすでにアプリ上で伝わっているため、乗車後に改めて伝える必要はありません。カード払いを選択していれば、アプリ上で決済が行われるため、車内で料金を支払う必要もなし!
目的地に到着したら、あとは降りるだけ。もしサービスに満足したら、アプリ上からチップを贈ることもできます。
友だちからの紹介キャンペーンクーポンや、クレジットカード新規登録キャンペーンなど、クーポンやプロモーションが使える場合があるので、登録前に何か利用できるものはないか調べてみましょう。
また、利用開始後に今使えるクーポンがあるか確認する場合は、先ほどご紹介した配車画面の「オファー」をクリックしてチェックしましょう。
インターネット環境があり、最低限の英語の読み書きができれば、好きなときに好きな場所に車を呼べるのが、なんといっても一番のメリット。アプリを入れておけば、東南アジア8か国で同じサービスが使えるのも魅力です。
料金が明確で、タクシーより安いことも!キャッシュレス決済を選べば現金が不要なこと、チップの心配がいらないのもうれしい点ですね。
また、利用する度に貯まるポイントの数に応じて割引クーポンなどに交換できます。
空港〜市街地間の移動にも便利です。編集部スタッフはバンコクで利用しましたが、そのときはエアポートリムジンと比べて料金が半額近く安く済みました。なお、早朝のバンコク市街地では5〜10分ほどで車がつかまりましたが、確実に手配したい場合は時間を指定して予約したほうが安心だなと感じました(時間指定で利用できるのは一部車種のみ)。
さらに、目的地を間違えないよう、出発前に十分確認しておきましょう。当たり前ですが、間違った住所を入力したら、違う場所へ連れて行かれてしまいます。
車に乗り込む前には、ドライバーのナンバープレートと写真を確認し、アプリで手配した車やドライバー情報と同じかをチェックしましょう。
Grabのサービスは安心して使える便利なものですが、トラブルが絶対にないとは言い切れません。シートベルトを締める、ドライバーに丁寧に応対する、ひとり旅の場合は助手席ではなく後部座席に乗るなど、通常のタクシー利用の際と同様の注意事項を念頭に置いて利用することをおすすめします。
Grabで通るルートは、自分のアプリだけでなく、ドライバーが使うドライバー用アプリ(カーナビとして利用)でも表示されるので、変なところに連れて行かれないかな、高額請求されたらどうしよう……という不安もありません。乗客からの評価システムでドライバーの質が保たれているため、知らない人の車に乗るという不安も解消できます。
英語を話さないドライバーともGrabを使えばアプリでコミュニケーションができ、素早く、お得に車を手配できるので、特に英語が通じにくい国では、そのありがたみを実感できると思います。Grabを活用して時間を効率的に使うことで、さらに楽しい旅行になることでしょう!
※本記事は概要を説明したもので、2024年4月現在の情報です。最新情報は公式サイトをご確認ください。
※写真はイメージです。
■関連MEMO
Grab(外部リンク)
https://www.grab.com/global/ja/rides/
Grab対応エリア・英語(外部リンク)
https://www.grab.com/sg/where-we-are/
【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部
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