ホーム 旅行&おでかけ > 姫路市立美術館で特別展 刀剣ファン必見の名刀を一挙公開中

姫路市立美術館で特別展 刀剣ファン必見の名刀を一挙公開中

2021.07.11

姫路市立美術館(兵庫県姫路市本町68)にて、文化観光拠点計画認定記念 特別展「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」が開催されています。会期は、2021年7月3日(土)から9月5日(日)まで。
本展は、国宝・重文を含む国内の名刀とともに姫路ゆかりの刀剣を紹介。刀剣の刃文の美を手掛かりに、日本の美意識を多彩な視点で迫る企画展です。刀剣乱舞ONLINEとのコラボグッズ販売もありますよ。

赤レンガ造の美術館「姫路市立美術館」

写真:塚本 隆司

白く輝く姫路城を背にした赤レンガ造の姫路市立美術館。建物の歴史は古く、西館(南北棟)は1905(明治38)年、北館(東西棟)は1913(大正2)年に旧日本陸軍第十師団倉庫として建設され、国の登録有形文化財に登録されています。

写真:塚本 隆司

戦後は、姫路市役所として使われていましたが、移転にともない1983(昭和58)年に美術館として開館。2019年4月には、内部改装工事を終えリニューアルしました。
13点の彫刻作品が置かれた庭園は、手入れの行き届いた芝生やケヤキ、アキニレの大木があり、吹き抜ける風が心地よい市民憩いの場所になっています。

写真:塚本 隆司

2021年7月3日(土)から9月5日(日)までは、文化観光拠点計画認定記念 特別展「日本の心象 刀剣、風韻、そして海景」を開催。日本の美意識を象徴する刀剣の刃文の美を手掛かりに、日本の風土が培ってきた深淵にして豊穣な心象風景に触れ、その世界観の独自性、また普遍性を多彩な視点で探求しようという企画展です。刀剣ファンには、たまらない展示内容になっています。
写真は、国宝『太刀 銘 国行(来)(号 明石国行)』の展示を記念して設置された「刀剣乱舞-ONLINE-」刀剣男士 明石国行の等身大パネル。

姫路市立美術館史上、過去最大級の刀剣展

写真:塚本 隆司

日本の美意識を象徴する刀剣。光を帯び輝く鋼に浮かび上がる刃文の美しさ。刀剣展の魅力は、刀身に映し出される刃文を存分に楽しめること。刀剣ファン必見のイベントです。
本展では、国宝1点(《太刀 銘 国行(来)(号 明石国行)》、前期展示7月3日〜8月1日)をはじめ、重文4点を含む名刀49口を展示。姫路市立美術館、始まって以来最大規模の刀剣展となっています。
見どころは、第1章「刀剣の光陰」と題した、平安時代から現代まで続く刀剣の歴史の展示。「刃文」に注目して、その美質を幅広く探求しようとする試みは、刀剣ファンも唸る納得の展示です。

写真:塚本 隆司

第2章「風韻、そして海景」では、現代の刀匠と鍛冶師・明珍兄弟による、音(明珍火箸)と光彩(刀剣)のインスタレーション。目だけではなく耳までも虜にする展示です。玉鋼が奏でる明珍火箸の響きに、きっと魅了されるはずです。
また、時間や人間存在についての思考を写真で表現する現代美術作家・杉本博司の「海景」シリーズを展示。世界各地の海をモチーフに水平線を中心とする同構図で撮り続けてきた写真と刀剣の刃文との対峙に、新たな知見が得られるかもしれません。

写真:塚本 隆司

期間中は、国宝『太刀 銘 国行(来)(号 明石国行)』の展示を記念して「刀剣乱舞-ONLINE-」刀剣男士 明石国行の等身大パネルをロビーに展示。
ミュージアムショップでは、赤レンガ造の姫路市立美術館がデザインされたオリジナルクリアファイル・ポストカードセット(写真)を1組660円(税込)で販売しています。購入は1人3組まで。

姫路の夜は、ここだけの風景、ここだけの音楽とともに

写真:塚本 隆司

第3章は、美術館前庭で展開される庭園アートプロジェクト「たまはがねの響 音と光のインスタレーション」を開催。こちらは、11月7日(日)まで開催です。
ここでは、姫路の名品・明珍火箸(兵庫県指定伝統工芸品)の音色を素材にした、光と音のインスタレーションが楽しめます。
姫路城とレンガ造りの美術館、そして前庭が三位一体となった姫路を代表する場所。特にライトアップされた時間帯の美しさはひとしお。残念ながら、この時間の観光客は少なく、神秘的でここだけの貴重な風景を見逃しているのです。

写真:塚本 隆司

明珍火箸(写真)の音色は、刀剣にルーツをもつ神秘的で太古のひびき。地域や民族を越え世界中にファンがいます。
この音色に惚れ込んだ作曲家・菅野由弘が「明珍火箸の中に入ったとしたら。どうな音が聞こえるんだろう」という発想を元に、制作・監修した世界を堪能できます。

写真:塚本 隆司

前庭内に設置された40基のアクリル棒内には水が張られており、下部に設置されたLEDモニタの光を帯び、揺らぎのある光の柱となります。
13台のスピーカーからは、この場所で聞くために作られた明珍火箸の音色を取り入れた「星雲光響2021」が流れます。立ち位置によって聞こえ方が変わる、不思議な空間になっています。
風が揺らす大木の葉音や鳥の声、夏のセミの声までも一体となるよう計算されているので、お気に入りの場所を探しながら、散策をすることをオススメします。特に音楽が消え、再び奏で始める一瞬は、なんとも幻想的です。
スマートフォンからも音楽を奏でる仕掛けがあるので、ぜひ会場で光と音の世界を堪能ください。

姫路市立美術館は文化観光の拠点に

姫路市では、姫路市立美術館を中心に姫路城や書写山圓教寺をはじめ、市内の文化資源を活用した「オールひめじ・アーツ&ライフ・プロジェクト」として、さまざまなプログラムが展開される予定です。
2021年5月には、文化庁の文化観光推進拠点計画の認定を受け、地域に根差した文化観光の拠点として取り組んでいます。本展は、認定後初の展覧会開催となります。
世界文化遺産・国宝「姫路城」と国登録有形文化財「姫路市立美術館」を美しい前庭から望める唯一無二の景観は、今観光客に1番楽しんでもらいたい姫路のオススメスポットです。
2021年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
姫路市立美術館(外部リンク)
http://www.city.himeji.lg.jp/art.html

【トラベルjp・ナビゲーター】
塚本 隆司

関連記事

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

シェア

あなたにおすすめの記事

P R

eltha(エルザ by オリコンニュース)