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航空券の名前は変更できる?旧姓でOK?パスポートと名前の関係

2024-02-26

パスポートは世界で通用するただ一つの身分証明書です。海外旅行をする時には航空券を予約した氏名とパスポートの氏名が一致していないと、航空機に搭乗することができません。
もし名前を間違えて予約したら、どうすればいいでしょう?結婚などで名字が変わったけれど、パスポートは旧姓のままで航空券を予約してもよいのでしょうか?
海外旅行で大事な「パスポートと名前の関係」について、初心者の方に向けてご説明します。

パスポートの氏名、基本はヘボン式ローマ字

パスポートの名前はローマ字で表記されます。これは「ヘボン式ローマ字」というもので、例を挙げると、
山田→YAMADA
高橋→TAKAHASHI
城島→JOSHIMA
という表記になります。
「ん」はNで表記するので「紺野→KONNO」、ただしB・M・Pの前では特例でMとなり「神部→KAMBE」。
「っ」は「新田→NITTA」というように子音を重ねて、CHの前の場合だけ「堀地→HOTCHI」のようにTで表記するなど、細かな決まりごとがあります。

航空券の予約は正しいつづりで!

航空券の名前が違っていたらどうする?

もし航空券の予約完了後に名前の間違いに気づいたら、どうすればいいのでしょうか。
航空券は「名前の変更」ができません。キャンセルをして正しい氏名で取り直しをする必要があります。航空券の種類によって金額は異なりますが、取り直す場合は払い戻し手数料、取消料を払って新たに買い直しとなります。格安航空券だと一切返金されないことが多いため、チケットがまるまる無駄になってしまう場合も。
旅行日によっては満席になっていて、取り直しができないことも考えられます。
※手数料を支払った上で、氏名変更が可能な航空会社も一部あります。各航空会社の規定をご確認下さい。

パスポートは旧姓のままで旅行しても良い?

結婚などで名字が変わったら、パスポートも新姓に変更する必要があります。
しかし入籍してすぐ新婚旅行へ出発する場合は、パスポートの氏名を変更する時間はありません。航空券とパスポートの氏名が一致していれば問題ないので、この場合は旧姓のまま旅行をして大丈夫です。パスポートどおりに旧姓で予約をしましょう。
結婚してしばらく経つけれど、申請が面倒でそのままにしている、という方もいらっしゃるかもしれません。旧姓のままのパスポートで旅行することはできますが、クレジットカードが新姓になっていると、名前が違うということでトラブルの元になる可能性があります。海外旅行保険の補償を受ける際に、本人確認などの手続きが煩雑になることも。
旅行先で運転する予定があり国際免許証を取得する場合、免許証は新姓でパスポートが旧姓だと基本的には取得できません。

パスポートの名前はとにかく大事!

海外旅行の手配に慣れている旅行会社のスタッフでも、お客様の航空券を予約する際はパスポートをできるだけ拝見し、スペルを他のスタッフにダブルチェックしてもらうなど、二重三重に確認しています。
Web予約が主流になりご自身で入力する機会も多くなっていますが、慎重に入力しましょう。予約画面とパスポートを照らし合わせ、一文字ずつ指差し確認する、声に出して読むのも効果的です。入力時、予約完了前と何重にも確認、できればご家族や同行者に見てもらうのがおすすめです。入力フォームで氏名を逆に入れてしまう間違いが意外と多いので、あわせてご確認を。
名前が間違っていて旅行に行けなかった!ということのないよう、気をつけて予約をしましょう。
※本記事は概要を説明したものです。申請方法など詳細は外務省、各旅券センターのホームページなどをご確認下さい。

【トラベルjp・ナビゲーター】
トラベルjp 編集部

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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