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ウルルを彩る光のイベント「フィールド・オブ・ライト」で幻想的な夜を

2021-01-16

オーストラリア大陸のほぼ中央に位置するウルル(エアーズロック)。世界最大級の一枚岩のウルルはオーストラリアの象徴的存在であり観光でも外せないスポット。
そのウルルの麓で開催されているのが、約5万球の電球で大地を彩る「フィールド・オブ・ライト(Field of Light)」。当初は期間限定イベントでしたが好評につき開催期間が無期限延長となりました。あなたも幻想的なウルルの夜を過ごしてみませんか?

「フィールド・オブ・ライト」とは?ツアーの種類もご紹介

写真:Tourism Australia

オーストラリア大陸のほぼ中央に位置するウルル(エアーズロック)。世界複合遺産にも登録されている世界最大級の一枚岩は、オーストラリアの象徴的存在であり、オーストラリア観光の外せないスポットとなっています。
このウルルが見える最高のロケーションで開催されているのが、「フィールド・オブ・ライト(Field of Light)」という光のアートイベント。世界的アーティストのブルース・ムンロ氏による光のインスタレーションで、サッカーグラウンド4面分の敷地に設置された約5万個もの電球が大地を彩り、辺り一帯は幻想的な雰囲気に包まれます。

写真:Tourism Australia/Tourism NT

「フィールド・オブ・ライト」はウルルリゾート発着の現地ツアーで参加します。用意されている主な現地ツアーの内容と所要時間は以下の通り。
<フィールド・オブ・ライト・パス>
フィールド・オブ・ライトをシンプルに楽しむプラン。日が暮れた後にライトに照らされた大地を歩いて鑑賞します。所要時間は約2時間(移動時間含む)。
<フィールド・オブ・ライト・スター・パス>
フィールド・オブ・ライトを見渡せる丘の上でスパークリングワインやカナッペを楽しみながら、夕暮れのウルルを眺めます。だんだんとフィールド・オブ・ライトにあかりが灯っていく様子から、日が暮れた後にライトが光り輝く様子までを鑑賞することができます。所要時間は約2時間半(移動時間含む)。
<ナイト・アット・フィールド・オブ・ライト>
フィールド・オブ・ライト・スター・パスの内容に加え、ブッシュタッカー(アボリジニの伝統的な食材)のディナー付き。美しい星空の下でスタッフによる星空解説も行われます。所要時間は約4時間半(移動時間含む)。
<フィールド・オブ・ライト・サンライズ>
夜明け前に会場に到着し、フィールド・オブ・ライトを鑑賞。その後、朝日に染まっていくウルルを鑑賞します。コーヒー(紅茶)、ビスケット付き。所要時間は約2時間(移動時間含む)。
その他に、ラクダ乗りやヘリコプター遊覧といったアクティビティを組み合わせたツアーもあります。ツアーにより異なる年齢制限が設けられていますので、家族旅行の場合は申込前にチェックしましょう。

おすすめツアーは「フィールド・オブ・ライト・スター・パス」。その理由は?

写真:SAORI GRAPH

数あるツアーの中でも断然オススメなのが「フィールド・オブ・ライト・スター・パス」。ドリンク(アルコール含む)や軽食片手に、フィールド・オブ・ライトを夕暮れ時から日が暮れた後まで存分に楽しめます。ツアー時間も約2時間半とちょうど良いので、ツアーに参加して疲れてしまうような事もありません。
ツアーの流れは夕暮れ前に宿泊ホテルを出発し、フィールド・オブ・ライト会場が見渡せる丘へ。丘に到着すると、まずはスパークリングワインで乾杯。夕暮れのウルルを眺めながら、雄大な大地で飲むスパークリングワインの美味しさは格別です!ワイングラス越しに見る逆さウルルも見逃さないでくださいね。

写真:SAORI GRAPH

スパークリングワインで乾杯した後は、カナッペが登場。4〜5種類のカナッペをスタッフが順番に振舞います。一口サイズのカナッペは片手で食べることができるので、屋外での軽食に最適です。もちろんビールやワイン、ソフトドリンクも飲み放題!
眼の前に広がるフィールド・オブ・ライトとウルルの景色を眺めながら、片手にはワイン、もう片手にはカナッペと、お腹も心も満たされる贅沢な時間が流れます。

写真:SAORI GRAPH

振舞われるカナッペは見た目の可愛らしさ以外にも趣向が凝らされています。
例えばこちらのミニバーガー。中に挟んである具はなんと、カンガルー肉。ブッシュタッカー(アボリジニの伝統的な食材)であるカンガルー肉を使ったウルルらしいカナッペです。硬そうなイメージのカンガルー肉ですが、実は柔らかく、クセが無くて食べやすいんです!ぜひチャレンジしてみて下さいね。

砂漠に生える不思議な物体の正体

写真:SAORI GRAPH

ではツアーの本題である「フィールド・オブ・ライト」について詳しく見ていきましょう。
こちらの写真、乾いた赤茶色の大地からエノキタケのような物体が沢山生えています。このエノキタケのような物体が一体何なのか、皆さまお分かりになりますか?

写真:SAORI GRAPH

実はこの物体こそがウルルの麓を彩る光の正体、フィールド・オブ・ライトの照明装置なのです!
太陽光発電により球体の電球部分が柔らかく光るこの照明装置。植物の茎のように見える細い棒の先端に電球がついているので、風に吹かれるとゆらゆらと優しく揺れ動きます。人工物でありながら自然に溶け込む不思議な照明です。

フィールド・オブ・ライトが最も美しい時間帯は?

写真:SAORI GRAPH

太陽が地平線に沈み、夕方から夜へと移り変わり始めると、フィールド・オブ・ライトの電球にもあかりが灯り始めます。電球の光がオレンジから黄色、ピンク、紫、青へと変化する様子は、まるで光のお花畑を見ているかのよう!

写真:SAORI GRAPH

夕焼けのオレンジ色を残した空には星がひとつふたつと輝きだし、大地では約5万球の電球の光が優しく揺れる光景はまさにファンタジーの世界。このいわゆるマジックアワーと呼ばれる薄明の時間帯が、フィールド・オブ・ライトを最も幻想的で美しく見せてくれるのです。

写真:SAORI GRAPH

日が暮れる前からスタートする「フィールド・オブ・ライト・スター・パス」ツアーでは、このマジックアワーの幻想的な光景も見逃すことなく満喫できるのです。
ほんわりと灯り、ゆらゆらと揺れる光の中に張り巡らされた通路を、色の移り変わりを楽しみながら散策してみましょう。

高い人気により開催期間が無期限延長に!

写真:SAORI GRAPH

当初は2016年4月1日から2017年3月31日までの期間限定イベントとして開催されていた「フィールド・オブ・ライト」は、予想以上の好評を得て2020年12月31日まで延長が決定しました。その後もイベントの人気は衰えることなく、現在は期限を設けない「無期限延長」という形をとっています。
ツアーは毎日完売となるほど人気のイベントですので、ウルルを訪れる日が決まったら事前にネット予約をしておくことをオススメします。

写真:SAORI GRAPH

夕方、夜、朝とそれぞれ違った表情を見せる光のアートイベント「フィールド・オブ・ライト」。ウルル観光の今しか体験できないアクティビティとして、オーストラリア旅行の計画に入れてみてはいかがでしょうか?

フィールド・オブ・ライト(Field of Light)の基本情報

開催場所:ノーザン・テリトリー、ウルル
アクセス:ウルルリゾートからツアーバスで5〜10分
2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
FIELD OF LIGHT ULURU
https://www.ayersrockresort.com.au/events/detail/field-of-light-uluru
オーストラリア政府観光局公式サイト
https://www.australia.com/ja-jp/events/major-events/field-of-light.html

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SAORI GRAPH

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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