北海道「しかべ間歇泉公園」間歇泉と浜の母さん食堂のランチを堪能!

「しかべ間歇泉」は、大正13年に温泉を採掘している際、偶然発見されました。以来10分間隔で、温泉が空高く吹き上がる日本でも大変珍しい現象が続いています。
今では、間歇泉を取り囲むように「道の駅 しかべ間歇泉公園」ができて、足湯や蒸し処など温泉を利用した施設があります。間歇泉を楽しみ、温泉グルメや人気を集めている「浜の母さん食堂」のランチ定食をいただいてみましょう。

「道の駅 しかべ間歇泉公園」で蒸し処を楽しもう!

「道の駅 しかべ間歇泉公園」は、JR函館駅から車で約60分、北海道新幹線「新函館北斗駅」から車で約30分の場所。国道278号線の太平洋に面した場所にあります。木造平屋の建物で、45台ほど収容できる無料駐車場があります。

「道の駅 しかべ間歇泉公園」に併設している「温泉蒸し処」には、温泉の蒸気で食材を蒸すことができる「温泉蒸し釜」があります。道の駅でセットになって販売されている、卵やホタテ貝、野菜などをここで蒸していただく事が出来ます。
すぐ近くにはバーベキューコーナーもあり、蒸し物や焼き物をこの場所で楽しむ事が出来ますよ。

貝類やタコ、しめじ等を蒸してみると、貝柱やタコの身は縮んで一口大になり、食べやすくなります。味の方も凝縮されて、大変美味しいのです。

しかべ間歇泉ってなに?

しかべ間歇泉公園の「間歇」というのは、「一定の感覚で」という意味です。写真は、100度以上の温泉水が吹き上げている場面。15メートル以上の高さまで約10分毎に吹き上げます。1回の吹上がるお湯の量は、約45秒間で約500リットルほどです。迫力がありますよ。

道の駅 しかべ間歇泉公園の中庭のような場所に、足湯と間歇泉広場があります。入り口で入場料を払います。

日本でも珍しい、10分間隔で沸騰した温水が空高く舞い上がる光景を眺めてみましょう。

温泉の足湯に浸かってみよう

間歇泉の手前には、ベンチが設置されています。そしてその向こうには「足湯」があります。ここのお湯は、間歇泉のお湯を利用した足湯です。ベンチに座ったり、足湯に浸かったりしながら間歇泉を眺めます。

足湯のお湯は、吹き上がる間歇泉のお湯を利用しています。泉質は、食塩泉・重曹泉で、神経痛や冷え性、うちみやくじきに効果があります。
足湯の後ろには靴箱があり、その横には足拭き用のタオルが準備されているので、手ぶらで利用出来ます。

ゆっくりと足湯に浸かりながら、何度も間歇泉の吹き出しを眺める事が出来ます。人気の足湯です。

人気の「浜の母さん食堂」でランチをいただこう

「道の駅 しかべ間歇泉公園」内にある、人気のレストランが「浜の母さん食堂」。鹿部漁業共同組合の女性部「浜の母さん」が、前浜で水揚げされた新鮮な魚介類を使ったお料理を提供してくれる食堂です。テレビで取り上げられるほど、美味しいと話題になっている食堂です。

写真は「鹿部たらこプレミアム御膳(1000円)」。子持ち宗八かれいの煮つけが、ふんわりとした食感で家庭でいただくような味わいです。お米は北海道産の「ふっくりんこ」です。美味しく炊き上げたご飯と、北海道噴火湾産、塩と水だけで漬け込んだ無着色たらこは最高の組み合わせです。

運が良ければ羊蹄山や室蘭が見えます

道の駅 しかべ間歇泉公園の前浜からは、太平洋と噴火湾(内海湾)が見渡せます。天候が良ければ、羊蹄山や室蘭市の街並みまで一望できます。

道の駅「しかべ間歇泉公園」の基本情報

住所:北海道芽部郡鹿部町字鹿部18番地の1
電話番号:01372-7-5655
開業時間:
【3月20日〜11月30日】
月〜木 09:00〜17:00
金〜日・祝 08:30〜18:00
定休日 なし(急な定休日に関しましては、お知らせに記載いたします)
【12月1日〜3月19日】
月〜木 10:00〜15:00
金〜日・祝 09:00〜18:00
定休日 毎週水曜日
入園料:大人/ 300円 小・中学生/ 200円 未就学児/ 無料
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
しかべ温泉観光協会
http://shikabe.jp/skk/
函館市公式観光情報 はこぶら
http://www.hakobura.jp/

【LINEトラベルjp・ナビゲーター】
ミセス 和子