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北海道利尻島西部・沓形に行こう!夏のおすすめ名所5選

2019-06-24

北海道利尻島西部・利尻町の中心にある沓形(くつがた)地区は、市街に近い場所に眺めが良い公園があるほか、温泉、島の駅、ウニ漁体験、山からの展望といった旅行スポットが揃った地域。さらに夏はフェリーも寄港するので、沓形を利尻島観光の出発地や終着地とする旅行がより便利になります。そんな利尻島への旅行ではぜひ見逃せない、沓形の見どころ5カ所を紹介します。

利尻島最西端「沓形岬公園」は市街地に近くて眺めがよい公園!

写真:ヨッシー 宙船

利尻島の最西端・沓形岬は、岬の周辺が公園になっており、見通しが良ければ利尻山や礼文島まで見渡せる場所です。また岬のすぐ近くには沓形港(写真奥)があり、6月から9月に沓形港〜礼文島・香深港を結ぶハートランドフェリーが運航。更に利尻町の中心である沓形市街も近くにあります。
沓形岬公園には1960年に建てられた利尻町沓形出身の作詞家「時雨音羽(しぐれおとわ)」の詩碑(写真左)があります。作品で最も日本人に知られている曲と言えばきっと「山はしろがね…」で始まる「スキー」の歌でしょう。彼の作品のうち、「出船の港」の歌詞には、「どんとどんとどんと波乗り越えて」という箇所があるので、地元の人は沓形岬を「どんと岬」と呼んでいます。

写真:利尻町観光協会

沓形岬公園では他にキャンプ場があり、園内では時期によって海岸植物の花を見る事が出来ます。また、利尻山、礼文島、日本海を眺められる八角形にデザインされたミニビジターセンター(写真)も。中には利尻の自然や島を紹介するビデオや写真などの資料が展示されています。

写真:利尻町観光協会

沓形岬公園(写真)は島の西側にあるので、天気が良ければ日本海に沈む夕陽が美しい場所でもあります。夏の鴛泊港発フェリーの最終便は日没前に出港するため、島民や島に泊まる旅行者だけが体験できる景色です。
<沓形岬公園の基本情報>
住所:北海道利尻郡利尻町沓形字富士見町
電話番号:0163-84-2345(利尻町まちづくり振興課商工観光振興係)

沓形にある天然温泉!利尻ふれあい温泉「ホテル利尻」

写真:ヨッシー 宙船

沓形岬公園を出て沓形市街に入ってすぐの場所にあるのが、町営ホテルである「ホテル利尻(写真)」。ホテルの中には国内ではトップクラスの炭酸水素含有量を有する天然温泉大浴場「利尻ふれあい温泉」があり、美肌の湯として島民や旅行者に好評です。実はホテルの下から温泉が湧いているので、宿泊施設としては利尻・礼文で唯一の源泉掛流しです。

写真:ホテル利尻

「利尻ふれあい温泉」の湯は空気に触れると茶褐色に変化。そのためタオルの色が変わる事があります。夏の時期に特におすすめは露天風呂(写真)。特に夕方の入浴時に望める夕日は人気です。また夜中は晴れていれば素晴らしい星空が眺められます。なお露天風呂は5月〜10月の営業です。

写真:ホテル利尻

温泉には炭酸水素の他に、塩素、ナトリウム、マグネシウム、カルシウム、鉄分を多く含むので、適応症は神経痛、筋肉痛をはじめ21種類にも及ぶといわれます。入浴後は肌がツルツルするため「美肌の湯」「清涼の湯」とも言われており、更に高温・低温2種類のサウナ付です。なお適温を維持するため加温し、温泉資源維持や衛生管理などのため、源泉掛け流しと循環ろ過を併用しています。
<利尻ふれあい温泉(ホテル利尻)の基本情報>
住所:北海道利尻郡利尻町沓形字富士見町90
電話番号:0163-84-2001
営業時間:13:00〜21:00(受付20:30まで)
※「利尻ふれあい温泉」は通年営業。露天風呂は5月〜10月のみ営業
※「ホテル利尻」の宿泊は4月〜11月まで営業

「島の駅 海藻の里」は島で最古の建物を利用!料理もおすすめ

写真:ヨッシー 宙船

ホテル利尻から沓形市街の南側へ道を歩くと木造の建物が現れます。実は島で最も古い建物と言われる旧海産物問屋「兼上 渡辺商店」跡で、現在は「島の駅 海藻の里」となっています。入場は無料で、利尻海藻押し葉の製作や展示・体験、地域イベントを行う拠点であるほか、FMスタジオ、カフェ「自休自足」、物販コーナーもあります。

写真:ヨッシー 宙船

カフェ「自休自足」には石焼ごはんのランチメニューがあります。一番人気のチーズカレー、トマトリゾットもおすすめですが、やはり利尻島の食材を使ったメニューを味わいたい旅行者には、写真の昆布出汁が利いた、ねぎとちりめんじゃこが入った「じゃこねぎパスタ」がいいでしょう。石焼ごはんのメニューのほかに、サラダ付き、サラダ+ドリンク付き、サラダ+ドリンク+デザート付きの中から選択してオーダーすることになります。
なお「自休自足」の石焼の丼に使われる石は角閃(かくせん)石という天然石で、遠赤外線の高放射率、細菌の発生防止効果、水や空気の活性効果を持つ石。料理に向いているほか、砕いた石を水につけるとおいしい水になるパワーストーンの様な働きがあります。

写真:ヨッシー 宙船

島の駅では駅オリジナルの利尻昆布酢(写真左)を販売しているほか、ランチの石焼ごはんにかけることもできます。また「自休自足」は札幌市に2店(北区新琴似、豊平区福住)あり、3店で使用しているスパイス(写真右)をお好みにあわせてかけるとおいしさが増します。
<利尻 島の駅 海藻の里の基本情報>
住所:北海道利尻郡利尻町沓形字本町51
電話番号:0163-84-2514
営業時間:9:00〜17:00
営業期間:5月〜10月は無休、11月〜4月は火曜定休
※施設用の駐車場はないので、近くの駐車場を利用して下さい

ウニ漁に挑戦してその場で食べよう!「神居海岸パーク」

写真:ヨッシー 宙船

島の駅から徒歩30分、または車で5分程度海岸沿いを南に進むと「神居海岸パーク(写真)」があります。地元漁師と同じ方法でウニ採りに挑戦できる場所であるほか、利尻昆布を使った土産作り、無料でできる磯遊びやカニ釣りが体験可能。また神居海岸パークは沓形フェリーターミナルそばにある「北利ん道」が運営しているため、利尻島うにアイス「愛す利尻山」も購入できます。

写真:利尻町観光協会

天気や波が穏やかな時は、写真の様に船に乗ってウニ漁を体験できます。もちろん近くにスタッフがいますので安心して挑戦できます。

写真:ヨッシー 宙船

自分で採ったウニは、写真の様な道具を使用して割り、食べる事が可能。なお雨天、高波の場合は水槽にてうにむき体験となります。
<神居海岸パークの基本情報>
住所:北海道利尻郡利尻町沓形字神居149-2
電話番号:090-6994-2255
営業時間:9:00〜16:00
営業期間:6月1日〜9月30日
アクセス:
鴛泊フェリーターミナル〜沓形方面へ約30分(約16km)
​沓形フェリーターミナル〜仙法志方面へ約10分(約4km)
宗谷バス停留所「第一神居」より徒歩5分
​宗谷バス停留所「沓形」より徒歩30分

利尻山5合目にある眺めが素晴らしい展望台「見返台園地」

写真:利尻町観光協会

最後は車で行きたい沓形の名所です。沓形市街から利尻山の沓形登山ルートの起点ポイントへ進む舗装道路を上っていくと、行き止まりにある展望台が「見返台園地」です。舗装された駐車場が整備されており、公衆トイレもあります。標高約500mの場所にある利尻山の5合目には展望台があり、天気が良い時には壮大な利尻山(写真)を眺めることができるほか、夜は星空観賞スポットにもなっています。

写真:利尻町観光協会

見返台園地からは利尻山だけでなく、天気が良い時に下を向けば写真の様に沓形市街や日本海を眺める事も可能。また礼文島が見えることもあります。なお沓形市街から見返台園地までの道路の一部は道幅が1車線の区間があり、カーブはクラクションを鳴らす標識が点在していますので、運転には十分注意して下さい。
<見返台園地の基本情報>
住所:北海道利尻郡利尻町沓形国有林内
営業期間:5月中旬〜10月中旬(冬季は積雪により道路閉鎖)

利尻町中心部・沓形の名所へ行こう!

利尻島西部・利尻町の中心にある沓形地区には、眺めが素晴らしい公園や温泉、島で一番古い建物の島の駅にグルメ、ウニ漁体験、そして利尻山の5合目からの眺めといった、見る、入る、食べる、遊ぶ場所が夏には揃っています。島を一周する観光でも見逃せないスポットばかりです。北海道利尻島への旅行では、島西部の名所にも寄って満喫してみてはいかがでしょうか。
2019年6月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
利尻島観光ポータルサイト・りしぷら
https://www.rishiri-plus.jp/
ホテル利尻
http://hotel.rishiri.jp/index.html
利尻 島の駅 海藻の里・利尻
https://shimanoeki.wixsite.com/home
神居海岸パーク
https://kankou-k.wixsite.com/kamui-kaigan-park
北海道利尻島・鴛泊港と沓形港は土産やグルメが揃う海の玄関!
https://www.travel.co.jp/guide/article/39064/

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ヨッシー 宙船

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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