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カンボジア旅行で米ドルに両替!どこで替えるのがおすすめ?

2022-09-29

カンボジアは、アンコールワットをはじめとする世界遺産の遺跡観光が人気の国。そんなカンボジアの通貨はリエルですが、広く流通しているのは米ドル。そのため、一般的には米ドルへの両替が必要ですが、どこで替えるのがお得なのでしょうか。
そこで今回は、日本円から米ドルに両替できる場所、その中で1番お得に両替できるのはどこか、カンボジア旅行に必要な両替金額、またリエルの両替についてもあわせてご紹介します。

カンボジアでは米ドル使用が一般的

カンボジアの公式通貨はリエル。しかしリエルの通貨価値が低いため、一般的に広く流通しているのは米ドルです。
たとえば、ホテルやレストラン、旅行会社、タクシーなどは米ドルでの支払いが基本ですし、アンコールワットなどの遺跡の入場料も米ドルで支払えます。またローカルな食堂や屋台、トゥクトゥク、バイクタクシーも、シェムリアップやプノンペンといった旅行者の多い街なら、米ドルでOKです。
少し変わっているのは、セント硬貨は流通していないため、米ドルで支払うと、1ドル以下のお釣りがリエルで返ってくること。リエルはカンボジア以外では使えないので、そのリエルは優先的に使用するのがいいでしょう。
つまりカンボジアは、よほどローカルな場所に行かない限り、米ドルのみで旅行可能。リエルの両替は必要なく、お釣りで返ってきた分だけで十分に足ります。

リエルのレートは?カンボジアのお金について

日本円から米ドルへはどこで両替できる?

カンボジア旅行では、米ドルへの両替が基本。ではここで、日本円から米ドルに両替できる場所をご紹介します。
・日本の銀行、両替所
・日本の空港
いずれも、事前に米ドルを手に入れたい場合に便利。日本語が通じる安心感もあります。
・カンボジアの空港
シェムリアップやプノンペンの国際空港に銀行があります。スムーズに両替できるので、旅慣れていない人には安心。到着時に米ドルを持っていない場合、ここで両替すると便利です。
・カンボジアの銀行
最大手のACLEDA Bankや、第2位のCanadia Bankが有名。夜間や土日祝日はお休みですが、両替する際の安心感があります。
・カンボジアの両替所
街中にある両替所。市場周辺に多くあり、シェムリアップのオールドマーケットやパブストリートの周辺、プノンペンのセントラルマーケットやオリンピックマーケット、オルセーマーケットの周辺などに集まっています。ガラスケースに各国のお札を並べているのがお店の目印。両替の際、パスポートの提示も必要ありません。
・カンボジアのホテル
街中で両替するのが面倒な人には便利。夜間や土日祝日でも両替できます。
いずれの場所も、基本的に1000円単位からの両替で、硬貨の両替はできません。

このほか、米ドルをあらかじめ自宅に届けてくれる外貨宅配も人気。旅行中に両替する手間を省け、便利な小額紙幣を多くしてもらうこともできます。
またクレジットカードでのキャッシングは、多くの銀行で可能。都市部にはATMも多く、24時間キャッシングできます。ただし地方ではATMは普及していないので要注意。

米ドルはどこで両替するのが1番お得?

それでは、どこで米ドルに両替するのが1番お得なのでしょうか。米ドルの両替レートは、日本よりもカンボジアの方が良いと言えます。
カンボジアの中でも最も良いレートで両替できるのが、街中にある「両替所」です。シェムリアップのパブストリート近くのアプサラエクスチェンジ、ホイキアンエクスチェンジ、プノンペンのリーホーエクスチェンジはレートの良さで有名。ただし、レートの表示がないお店が多いので、事前に公定レートを確認してから行くのがいいでしょう。またスリやひったくりも多いので、お金を確認したらすぐにしまうこと。
両替所での両替はちょっと不安……、という人にオススメなのは、「銀行」での両替。比較的良いレートで、安全に両替できます。
一方、空港やホテルはレートが悪いことが多いので、両替する場合は必要最低限だけに留めておくのがいいでしょう。
いずれの場所でも、両替紙幣を受け取ったら、必ずレートと見比べて金額を確認すること。ごまかされることや計算ミスも多くあります。また破れたり汚れたりしている紙幣は使えないこともあるので、交換してもらいましょう。

カンボジアでの両替に不安を感じる人は、「日本の空港」や「日本の銀行・両替所」での両替がオススメ。米ドルならレートもそれほど悪くなく、日本語で安心して両替できます。コスパの高い両替方法と言えるでしょう。
両替の際のコツは、20ドル札以下の小額紙幣を多めにもらっておくこと。ローカルなお店やトゥクトゥク、バイクタクシーなどは、高額のドル紙幣の場合、お釣りがなくて受け取ってもらえないことがあるためです。
ちなみにクレジットカードは、都市部のホテルや高級レストランでは使える場所も多いですが、一般にはまだ普及していないのが現状です。
また米ドルの再両替は損なので、余った米ドルは次の海外旅行に取っておくとよいでしょう。

カンボジアの物価は?いくら両替したらよい?

さて次に、カンボジア旅行では日本円をいくらくらい米ドルに両替したらいいのでしょうか。そこで、カンボジア(シェムリアップ)のおおよその物価を確認してみましょう。ここでは、1ドル=110円として計算しています。
カンボジアの観光ビザ(空港取得*)=30ドル(約3300円)
トゥクトゥク1日チャーター=25ドル(約2750円)
バイクタクシー1日チャーター=15ドル(約1650円)
アンコール遺跡群共通券(3日券)=62ドル(約6820円)
ミネラルウォーター(500ml)=0.5ドル(約55円)
クイティウ(麺料理)=1.5ドル(約165円)
ローカルな食堂で定食=3ドル(約330円)
アンコールクッキー詰め合わせ(12枚)=10ドル(約1100円)
以上のように、カンボジアの物価は安いですが、観光ビザや遺跡の入場券などはやや高いのが特徴。
そこで両替の目安としては、2泊4日の旅行なら2〜3万円(約180〜270ドル)、3泊5日の旅行なら3〜4万円(約270〜360ドル)くらい両替するのがオススメ。1日の目安は7000〜1万円(約60〜90ドル)ほど。ただしあくまでも目安なので、自分の旅行スタイルに合った金額を両替するようにしましょう。
*…空港取得のほかに、日本国内で事前に取得することも可能です。

リエルに両替したい場合は?

カンボジア旅行では米ドルへの両替が基本ですが、リエルに両替したい場合はどうしたらいいのでしょうか。
日本円からリエルへの両替は、カンボジアの空港、銀行、両替所、ホテルなどで可能。日本国内での両替はできません。
また米ドルと同じように、高額紙幣は使いづらいため、両替時に2000リエル札以下の小額紙幣を多めにもらっておくこと。
またリエルの再両替は損なので、旅行中に使い切るようにしましょう。

お得に米ドルへ両替してカンボジア旅行を楽しもう!

ご紹介したように、カンボジアでは米ドルの使用が一般的。日本円から米ドルへの両替場所としては、「カンボジアの両替所」が1番お得。またカンボジアでの両替が不安な人は、「日本の空港」や「日本の銀行・両替所」での両替がコスパも高く安心です。
自分に合った方法で両替をして、カンボジア旅行をめいっぱい楽しみましょう!
2019年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
在日本国カンボジア王国観光省
http://cambodiatourism.or.jp/

【トラベルjp・ナビゲーター】
手塚 大貴

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提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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